秋アニメ『アキバ冥途戦争』和平なごみ役・近藤玲奈さん&万年嵐子役・佐藤利奈さんインタビュー前編┃嵐子との出会いに「自分の中で新しい扉が開くような気がする!」【連載第1回】
Cygames×P.A.WORKSは「愛が深い印象があります」
――Cygames×P.A.WORKSのオリジナルタイトルとなっているこの作品ですが、この2社に対する印象、出演したことのある作品の思い出などはありますか?
佐藤:私はありがたいことに、どちらの会社の作品にも携わらせていただく機会が多いんです。P.A.WORKSさんは、とんでもないところからしっかり作品まで熱量高く作っている印象があります。
ミド役で出演させていただいた長編映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』はすごく泣けるお話でしたし、秘書役としてゲストで出させてもらった『パリピ孔明』は楽しい作品でした(笑)。あと『クロムクロ』にも出演させてもらっていますが、全部が全然違う役で、ひとつとして作品の雰囲気がかぶらないんですよね。色とりどりで、でも芯が通っている印象です。
Cygamesさんも本当にいろいろな作品があって。私と玲奈ちゃんは『プリンセスコネクト!Re:Dive』にも出演させてもらっていますが、長く続けさせていただいている作品が多いんです。作っている皆さんの愛が深いので、ユーザーの皆さんもすごく愛してくださっている印象があります。
両社とも愛が深くて。その愛がぶつかると「ここに終着するのか」という気持ちです(笑)。そこに自分がいられることが嬉しいです。
近藤:Cygamesさんは『プリンセスコネクト!Re:Dive』ではじめてご一緒させていただきました。私の演じているキャラクター・シェフィのイベントシナリオがあって。利奈さんと収録は別々でしたがキャラクター同士の絡みがあり、とても嬉しかったです。
P.A.WORKSさんは初めてお仕事させていただくのですが、中学生のときに放送されていた『凪のあすから』が大好きで!
――私も大好きでした! 近藤さん、あのとき中学生だったんですね……!
近藤:そうだったんです! めちゃくちゃ泣きました。繊細なタッチ、女の子の切ない表情が大好きで。他にも好きな作品がたくさんあって憧れていたので、今回こういう形で夢が叶って嬉しいです。あと、別会社の作品ではありますが、『みなみけ』が大好きなんです! だから普通に利奈さんのファンなんです(笑)。今日こうやってお話できてすごく嬉しいです。
佐藤:えっ、嬉しい〜! 『みなみけ』か!
近藤:利奈さんは大先輩で、最初は「どんな方なんだろう?」とドキドキしていたんです。でもお話したらすっごく優しくて。
――現場でも佐藤さんから学ぶことは多いですか?
近藤:はい。最近、かっこいい役をやらせていただく機会が少しずつ増えてきたんです。だから嵐子さんみたいな大人な役ができたらいいなって。いつか利奈さんのような素敵なお声を出せるように、日々勉強させてもらっています。
佐藤:わあ、ありがとう。今の声もすごく素敵だよ〜。でも地声はわりと低いよね?
近藤:そうなんです。だから自分の中では(声が高めの)なごみは珍しいキャラクターなんです。