ついにアニメイト池袋本店がオープン! アニメイトから生まれたアニメの楽しみ方は池袋全体から日本全国に|知っているようで実は知らないアニメイト池袋本店の歴史【連載第3回】
アニメイト池袋本店は2023年でオープンしてから40年を迎えます。そんな記念すべき2023年3月には、アニメイト池袋本店がリニューアルし、グランドオープンを予定。新たな体験を皆様にお届けできることを楽しみにしています!
アニメイト池袋本店がどのような歴史を辿ってきたのかを追う「知っているようで実は知らないアニメイト池袋本店の歴史」も今回で連載第3回!
前回の記事ではついに現在のアニメイト池袋本店オープン(2012年)のお話までたどり着きました。現在も多くのお客様が毎日いらっしゃっているアニメイト池袋本店。一体、どんなオープンを迎えたのでしょうか。
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エレベーターが倍になったけど、お客様の数も倍に!?【2012年〜現在】
アニメイト史上最大規模の店舗として誕生することになったアニメイト池袋本店。
今回も前回に引き続き、当時のアニメイト池袋本店で店長を務めていた高柳さんにお話をお聞きしていきます。
アニメイト池袋本店の店長になる前は、仙台店で店長をしていた高柳さん。アニメイトのシンボリックな店舗の店長に大抜擢ということもあり、オープニングセレモニーではかなり緊張されたそうです。
ーーオープン日にはセレモニーがありましたね。参加されていかがでしたか?
高柳:豊島区長や「アニメ店長」兄沢命斗役の関智一さんだけでなく、各界の著名人がたくさんいらして終始緊張しっぱなしでしたね(笑)。
でも、お客様には満足していただいたと思います。オープン当日はたくさんのお客様がいらっしゃいました。
ーーやはり、お客様の数は相当でしたか?
高柳:ごった返していましたね。旧本店に比べてお客様専用エレベーターがふたつになったのですが、それでも常に待機列が発生する状態で、店自体も大混雑で入場を制限するしかなくなり、無線を使って現場同士で連絡を取り合いながら入場規制をしていました。私が1階でエレベーターへの誘導係をしていたくらいです。
エレベーターも売り場も広くなったけど、結局それ以上に多くのお客様が来店されるようになったんです(笑)。
想定以上の大盛況ぶりに当時はてんやわんやしていたと話す高柳さん。しかし、「大変でした」と話す反面、どこか楽しそうなご様子が印象的でした。
また、アニメイト池袋本店では「コンシェルジュカウンター」という総合案内所が1階のレジ横に設置されたことでも話題になりました。
「コンシェルジュカウンター」は、お客様のお買い物をサポートさせていただく場所です。商品や特典、売場などについてのお問い合わせにお答えさせていただき、現在でも多くのお客様にご利用いただいています。そこでも大きな変化があったようで……。
ーーコンジェルジュカウンターの反響はいかがでしたか?
高柳:現在のアニメイト池袋本店になってからお店に入りやすくなったことや、海外から旅行者が多くなってきたことから、外国人のお客様が多くいらっしゃるようになってきました。それに合わせてコンシェルジュは英語や中国語を中心に外国語が話せるスタッフを採用しました。
コンシェルジュには、訪日外国人の対応もですが、一般のお客様への店内案内や各種の問い合わせ、在庫確認への対応なども幅広く行ってもらいました。
その他にも、アニメイト池袋本店ではそれまでのアニメイトにはなかったサービスが充実していました。
コンシェルジュカウンター、イベントスペースやオンリーショップスペースの拡大・充実、大きなフロア、エレベーター、広い階段、収録スタジオ、それから外の壁面にある大型ビジョン。
お客様が快適にお買い物を楽しんでいただけるように、いろいろなものを考えて取り入れています。
お客様に満足してもらうために考えた様々な施策も見事ヒット! 今では国内外を問わず、様々なお客様にご来店いただいています。
そのようなお客様に楽しんでいただく施策は、実はアルバイトさんの中からも生まれたそうです。
ーーアニメイト池袋本店に勤められている時に人気だった作品は何ですか?
高柳:『K』や『うたの☆プリンスさまっ♪』の人気も続いてましたし、『TIGER & BUNNY』や『黒子のバスケ』も人気でした。
『黒子のバスケ』は、アルバイトさんが接客の際にコスプレを自発的にやったりして、それも話題になってお客様がたくさんご来店いただきました。
ーーアルバイトさんがコスプレをしていたのは自発的にだったんですね。
高柳:ある時、アルバイトさんに「やりたいんです」って言われて。試しにやってみたらお客様も喜んでくださったんです。
ーーアルバイトさんからの提案はそれまでもあったんですか?
高柳:ありましたね。アルバイトさんもアニメイトが好きで働きたいと思ってきた人たちだから、色々提案をしてくれるんです。自主的にコスプレ撮影イベントの企画提案があって実現し、多くのお客様に参加いただいたこともありました。アルバイトさんのやる気がすごいんです。
連載第1回でも似たようなお話がありましたが、アニメイトは多くのアルバイトさんたちの努力によって様々な価値が生まれてた側面もあります。その歴史が現在でも受け継がれているのでしょう。
当時人気の商品&作品は?【2012年〜現在】
人気作品
『ソードアート・オンライン』(2012年)
『K』(2012年)
『ラブライブ!』(2013年)
『進撃の巨人』(2013年)
『Free!』(2013年)
『弱虫ペダル』(2013年)
『魔法科高校の劣等生』(2014年)
『ハイキュー!!』(2014年)
『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』(2014年)
『血界戦線』(2015年)
『おそ松さん』(2015年)
『僕のヒーローアカデミア』(2016年)
『Re:ゼロから始める異世界生活』(2016年)
『文豪ストレイドッグス』(2016年)
『ユーリ!!! on ICE』(2016年)
『BanG Dream!』(2017年)
『活撃 刀剣乱舞』(2017年)
『アイドリッシュセブン』(2018年)
『ゆるキャン△』(2018年)
『ポプテピピック』(2018年)
『ウマ娘 プリティーダービー』(2018年)
『転生したらスライムだった件』(2018年)
『五等分の花嫁』(2019年)
『鬼滅の刃』(2019年)
『あんさんぶるスターズ!』(2019年)
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-Rhyme Anima』(2020年)
『呪術廻戦』(2020年)
『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』(2021年)
『東京リベンジャーズ』(2021年)
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