2022年12月上旬の総括(自己肯定感)|青山吉能『みずいろPlace』#61
皆さんこんにちは、元気ですか?
わたしは元気です。
青山吉能です。
いつからか飛行機に乗っても耳が痛くなることがなくなりました。
気付かぬ間に人よりも多く飛行機に乗っている人生になりましたが、それこそ小さいときも毎年どこかに出掛けていたので、毎度のこと耳が地獄のように泣き喚いていたし、着陸しても数時間はずっとズキズキするくらい、耳抜きがとことん下手くそでした。関係ないけど中耳炎にもよくかかっていた。
熊本と東京を毎週行き来していた高校生時代は、そんな中でも試験勉強や宿題、台本やダンスの振り付けの確認をしなければならなかったので、大変でした。嘘ですね。正直当時、大変だとは思っていなかったと思います。
それが、良い意味で「普通」だったから。
人と違うことをすることで自分を見出していたわたしにとって、週末限定でクラスメイトすら知らないわたしになれることは、なんだか物語の中にいる人のようで、鼻高々でした。
しかし今のわたしが同じ状況に立たされたなら、きっとすぐ誰かに弱音をダムしてしまうことでしょう。
それはきっと、あの時の自分のように、味方なんて誰もいないと思って孤軍奮闘していた心持ちと違い、多少もたれかかることのできる背中が増えたから。そのように思います。
それがよいことなのか、前向きでない撤退なのかは、今後の人生で証明していけたらいいなと思います。
甘えることと頼ること、どちらも楽になれるはずなのに実際はとても難しいことです。自分のために強く壊れない鎧を作り続けたのに、おかげでその中にもうなにも注げなくなってしまった。
ここで甘えるなよ!ってときにシナシナになる心も、早く頼ってよ!ってときに頑丈になるATフィールドは、ずいぶんわたしらしいなと思います。
そんな北九州行きの、空の思い出でした。KPF2022、どうもありがとうございました!
ソウルメイトとの旅ロケ
さて最近、ソウルメイトでもある声優の野村麻衣子ちゃんと旅行に行ってきました。とは言っても旅ロケなので一応と言うまでもなくお仕事です。
親友とも仲間とも戦友とも違う「ソウルメイト」という呼び方をするようになったのは、いつだったか誰がきっかけだったのか色々なものが曖昧模糊としていますが、こんなにもしっくりくる呼び名は他にないと思えます。
今以上のことを知りたいような、知りたくないような、最初から全て知っているような。
生まれも育ちもまるっきり違う、年齢も違う、なのに根底に流れている川のような魂がどこかで合流しているような気がしているのです。
おかしなところで共通点があったり一緒にいるとナチュラルな笑顔でいられる、わたしにとって貴重なひと、それが野村麻衣子ちゃん。
そもそも、人と旅行に行くのなんていつぶりだったろうか。
マネージャーさんやGMOのスタッフさんなど全ての帯同人類を合わせると、家族旅行と呼んでもいいほどの規模でした。人数感だけでなく、全員血縁関係か?と言わんばかりのスタッフの皆さんばかりで、愉快で温かく、そこにタダ乗っかりして恐縮な気持ちとあまりの居心地の良さでわたしの心はぐにゃぐにゃでした。
それに加え、旅先という純粋な高揚感と、最高の人類野村麻衣子さんのおかげで、すごくすごく満たされた時間を過ごし、いまはその優しい思い出を毎日少しずつ反芻してなんとか日々を生きています。
そんな様子は、きっとそのロケの映像から溢れ出ていると思いますので、続報をお待ちください。
本当に、一緒にいて出会えたことに感謝できる人なんてそうそう現れません。
自己肯定感があまりにも不安定なわたしにとって、こんなにも楽しい空間があってはいつかくる大きな不幸せと均衡をとらなけばならないんだと不安にもなるくらいでした。
しかし、自己肯定感の低さというものは時に周りの人間すらも傷つけると感じています。
わたしがわたしのことを嫌いであると言うことは、わたしのことを好きでいてくれる人の気持ちすらも裏切ってしまうということです。
どうしてわたしのことに興味を持ってくれたんだろう、どうして応援してくれるんだろう、わたしのことを好きだなんてよほどセンスがない人なのかも、この人のこと信じてもいいのかな。
そういった、皆さんをも巻き込んだ不幸せスパイラルに陥ることばかりです。考えすぎ?うるさいな。
自己肯定感を他人に委ね求める奴は未熟者だという話で盛り上がったわたしたちですが、それはそれで仕方がない。骨組みを変えるというのは想像以上に大工事です。
誰のせいでこうなったわけでもなく、ただ自分で勝手に気付き勝手に解釈し勝手に落ち込んでいるだけなのですから。
だからせめて、それを他人に委ねた時に心から安心できるだとか、この人といるわたしはなんだかいつもよりちょっぴり素敵かも、なんて人がいるといいのかもしれません。
ああ〜〜、こんな「理解ある彼クン」みたいなわたしが一番苦手な妄想夢物語オチにしてしまいすみません。
でも、いつかその繊細で優しい心は武器にもなる。今のわたしを見て少しはそう思いませんか?
あなたのことを大事に思う人を大事にするために、少しだけ前を向いてみましょう。
今回「自己肯定感」というお題をくれたきみの、わたしのことをずっと好きでいてくれているところ、少なくともわたしは大切に思っています。
それではこの辺りで終わります。
12月はイベントが目白押しですので、よぴんころ大好きっ子クラブの皆さんも無理のない範囲で大好き活動してください。
さようなら。
青山吉能
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編集担当:川野優希