【クリスマスプレゼント特集】『うる星やつら』『彼女、お借りします』『ヲタクに恋は難しい』など──あのキャラたちは「クリスマスプレゼント」に何を贈ったのか!【ネタバレあり】
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
作品概要
あらすじ
──こう書いた作文をきっかけに、「奉仕部」に入部させられた比企谷八幡。奉仕部では、息を呑むほどの美少女・雪ノ下雪乃、クラスの上位カーストに属するギャル・由比ヶ浜結衣に出会い、ラブコメに展開──するはずが、八幡の残念な性格がそれを許さない! 八幡の高校生活、いったいどうなる!?
キャスト
(C)2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。
TVアニメ2期・第6話「つつがなく、会議は踊り、されど進まず。」〜第10話「それぞれの、掌の中の灯が照らすものは。」
生徒会長・一色いろは(CV:佐倉綾音さん)から、奉仕部に依頼が。それは海浜総合高校と、合同クリスマスイベントを開催することになった生徒会を、上手くまとめてほしいという話でした。
一度は断ろうとした比企谷ですが、奉仕部としてではなく個人として依頼を引き受けます。奉仕部には迷惑をかけたくない。これ以上傷つけたくない。
ところが一人で会議に参加するも、中身のない会話が続き、具体的なことは決められずにいました。
──それでも俺は、本物がほしい
彼は、改めて奉仕部の由比ヶ浜結衣(CV:東山奈央さん)と、雪ノ下雪乃(CV:早見沙織さん)に協力を仰ぎます。ところが彼の想いを理解できず、断る雪乃。
それでも比企谷は諦めずに、正直な想いを伝えました。分かり合いたいとか、仲良くしたいとか、一緒にいたいとかそういうことじゃない。
大切な相手だからこそ、知ることで安心したかった。誰かを大切にすることは、その人を傷つける覚悟をすること。それが傲慢だとわかっていても、本物を求めてぶつかり合います。
結衣&雪乃→八幡「湯呑」
比企谷の想いが二人に届き、改めて会議に参加することとなった奉仕部。
進展しない会議が続く中、雪乃はごっこ遊びがしたいなら他所でやるように、と厳しい口調で声をあげます。難しい言葉で話し合った気になって、わかった気になって、何一つ行動しない……これ以上、時間を奪わないでほしい。
その言葉は彼女が、比企谷や結衣と過ごす中で得た教訓でした。
無事にクリスマスイベントが終了し、部室に戻る比企谷。そこには元気に「おかえり!」と挨拶する結衣と、お茶を淹れる雪乃の姿が。
テーブルの上には見慣れない「湯呑」……それは、二人から比企谷へのクリスマスプレゼントでした。形は結衣が、柄は雪乃がそれぞれチョイスしたものでした。
『ヲタクに恋は難しい』
作品概要
TVアニメ第6話「憂鬱なクリスマス」
ライトヲタ・樺倉太郎(CV:杉田智和さん)と、コスプレイヤー・小柳花子(CV:沢城みゆきさん)もまた、ヲタクカップル。
去年のクリスマス、何かカップルらしいことができるのではないかと思った小柳は、樺倉に「クリスマスはどうするか?」と尋ねます。
ところが彼は、忘年会シーズン、年賀状の準備など、社会人としてやらなくてはならないことが山ほどあり、クリスマスどころではないと不機嫌に。怒った小柳は、どうせ社会人にクリスマスは来ない──と、開き直ります。
小柳→樺倉「会場限定フィギュア」
そんな中で迎えた、今年のクリスマス・イブ当日。
実は樺倉、小柳に内緒で「夜景の見えるレストラン」を予約していたのです。絶景の中、食事する二人。いつになく仕事をがんばっていたのも、彼女にこの景色を見せるためでした。
小柳が、いつ予約したのか? と尋ねると、半年前から準備していたといいます。去年のことを許したわけではないとしつつも、彼を見直します。
──乾杯
小柳からもプレゼントがあるといい樺倉に手渡したのは、入手困難な幻の「会場限定フィギュア」でした。
ものすごく欲しかった、推しキャラのフィギュア。お互いの趣味を理解し合い、好きな人と好きなものを共有する──そんな、ヲタク同士だからこその、特別なクリスマスでした。
[文/長百美]
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