福山潤さん5thシングル&冬アニメ『吸血鬼すぐ死ぬ2』OP曲「NEW DRAMA PARADISE」発売記念インタビュー|今回の2曲は、歌詞を理解した時の脱力感まで楽しんでほしい!?
福山潤さんの5thシングル「NEW DRAMA PARADISE」が2023年1月18日(水)にリリース!
リード曲「NEW DRAMA PARADISE」は、自身が吸血鬼・ドラルク役を演じるTVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ2』のOPテーマ。ドラルクとロナルドに、周りの人も加わったミュージカルっぽい、ゴージャスで楽しい雰囲気の楽曲となっており、ドラマ性のあるMVも必見の内容です。
カップリング曲「路地裏からの空」は昭和歌謡テイストで、歌詞には意外な仕掛けも施されています。
今回、アニメイトタイムズは、シングルリリースを記念し、福山さんへインタビューを実施!
『吸血鬼すぐ死ぬ』第1期を振り返りつつ、第2期の見どころ、そしてOP曲「NEW DRAMA PARADISE」のご紹介をしていただきました。
『吸血鬼すぐ死ぬ』との出会いに感謝! 第2期は第1話からエクストリーム!?
――アニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』第1期を振り返ってみての感想をお聞かせください。
福山 潤さん(以下、福山):『吸血鬼すぐ死ぬ』との出会いにはもう感謝しかありません。とにかく楽しかったですし、いろいろな経験をさせていただけました。
最初に僕とロナルド役の古川(慎)くん、ジョン役の田村(睦心)さんの3人がメインという話はお聞きしていましたが、(吸血鬼ゼンラニウム役の大塚)明夫さんをはじめ、そうそうたる皆さんと一緒に、こんなにふざけたアニメをできるとは聞いていなかったので、望外な幸せで、ただただ楽しかったです。
それと同時に、もし第1期が2クール作品だったら、僕と古川くんはもたなかっただろうなと思うくらい(笑)、毎回出し切っていた作品なので、皆さんに楽しんでいただけたことが何よりも嬉しかったです。
――印象深かったシーンを挙げるとすれば?
福山:シーンとは言えないかもしれませんが、キャスト表に「吸血鬼Y談おじさん 井上和彦」と書いてあった時です(笑)。視聴者さんにとっても、和彦さんがしゃべった瞬間がかなり衝撃的だったようで、ツイッターのトレンドに「#吸血鬼Y談おじさん」「#井上和彦」と上がって。それを見た時、この作品が受け入れられた気がしました(笑)。
――ドラルクをここまで演じてみて感じた魅力や変化、演じる際に意識した点などをお聞かせください。
福山:第1期は、ドラルクとロナルドが出会ったところからスタートして、最初は二人のバランスで見せていたものが、段々濃い吸血鬼たちが登場してきて……という流れでした。
第2期になってもキャラ自体は変わっていませんが、ドラルクとロナルドが徐々に打ち解けてきたことで関係性に変化が出てきたので、第1期を踏まえた上で、キャラの提示を少し変えようと意識しています。PVを見ても第1期の頃よりもだいぶ角がとれて、柔らかくなっている気がしますが、ドラルクは第1期以上にイラつくと思います(笑)。
――第1期の最終回から、第2期の初回収録までどのくらい間隔が空いたのでしょうか?
福山:9カ月くらいですかね。
――久しぶりに演じることでドラルクを思い出す作業をされたり、難しかったことはありますか?
福山:第1期の収録時を思い出すことは特に必要なかったです。濃い作品でしたから(笑)。
第2期の第1話収録の時、音響監督の納谷(僚介)さんが「久しぶりって感じがしないですね」と仰っていたんですが、その通りで「キャラが少し違うな」というのは誰もなかったです。
――第2期の見どころや注目ポイントをお聞かせください。
福山:第1期はドラルクとロナルドの出会いから始まり、吸血鬼という変な奴らが出てくる段階を経て、終盤でみんながしっちゃかめっちゃか、やりたい放題になりました。
その枠組みが出来上がってからの第2期なので、探りが一切必要なく、第1話から最後までエクストリームです(笑)。
今までと毛色が違う新キャラも登場しますし、キャスティングでも笑わせてくれます(笑)。第1期のメンバーとは入り方も世代も違う、バラエティに富んでいますので、きっと楽しんでいただけると思います。
――皆さんの期待を上回る内容になりそうですね。
福山:そうですね。期待を超える内容になっていますし、原作ファンの方にとってはイメージ通りのアニメになっていると思いますので、楽しみにしていただければと思います。