圧倒的な映像のクオリティに、松岡禎丞さんらキャスト陣も驚愕!? 冬アニメ『TRIGUN STAMPEDE(トライガン スタンピード)』キャストトークショー先行上映会レポート
人気ガンアクションコミックを原作とするTVアニメ『TRIGUN STAMPEDE(トライガン スタンピード)』のキャストトークショー&先行上映会が、2022年12月3日にヒューマントラストシネマ 渋谷にて開催されました。その模様をレポートしていきます。
松岡禎丞さん・池田純矢さんら4人のメインキャスト陣が集結
内藤泰弘先生原作の不朽の名作コミック『トライガン』『トライガン・マキシマム』のオリジナル新作アニメ化となる『TRIGUN STAMPEDE』。今回のキャストトークショーには、松岡禎丞さん(ヴァッシュ・ザ・スタンピード役)、あんどうさくらさん(メリル・ストライフ役)、松田賢二さん(ロベルト・デニーロ役)、池田純矢さん(ミリオンズ・ナイヴズ役)の4人のキャスト陣が登壇。
国内では初のイベントとなる先行上映会を迎えるにあたって、その心境を尋ねられた松岡さんは「(満足してもらえる)自信はあります」と断言。松岡さんと同じく、3話までの映像を見た池田さんは空いた口が塞がらなかったほど、その圧倒的な映像クオリティの高さに度肝を抜かれたことを告白します。
実はお二人は、以前にメディアのインタビューがあった際に制作途中の映像を見ており、その時点でも十分TVアニメとして放送できると思えるほど出来上がっていたそうです。今回の先行上映会のバージョンは、その3倍くらいクオリティアップしているようで、イベント前日に映像を見た松岡さんは、興奮しすぎて眠れなくなっていたのだとか。
それぞれのキャラクターについての話題では、元々『トライガン』のファンだったという松岡さんは、実際にヴァッシュを演じてみて分かったこととして、「純粋に笑っていない」と感じたのだそうで、「作り笑いというわけでもないけど、本心からの笑いでもない」という塩梅を演じるにはやはり苦労も少なくなかった様子。
その演技をファンに見てもらうことへの怖さも残る一方、「映像を見たら問答無用で引き込まれると思います」という自負も覗かせ、新しい『TRIGUN』として自信をもって観てもらえる作品に仕上がっていると改めてアピールします。
松田さんは自身が演じるロベルトを「いつも疲れているダメなおじさん」と表現。正義感の強い理想主義のメリルとはいい凸凹コンビという関係性で、荒涼とした『TRIGUN』の世界の中で、退廃的な美学がロベルトのキャラクター性に現れていると感じているのだとか。本イベントでMCを務めていた相内優香さんが、松田さんのトークを聞いていると自然とロベルトが喋っているように感じてしまうことを告白すると、松田さん自身も「いい声ですよね」とその意見に同調し、客席の爆笑を誘う一幕も。
池田さんはナイヴズを演じるにあたり、決してナイヴズを悪役だとは捉えておらず、その行動にはすべてヴァッシュへの想いが隠されていることを意識したのだとか。池田さんはそんなナイヴズを「すごく人間臭い」と表現し、松岡さんもそれに同意しながら「すごく純粋でピュア」と、ナイヴズについてのお互いの解釈を熱く語り合っていました。
なお、気になるキャラクターとしてあんどうさんが名前を挙げていたのが、ナイヴズ率いる個性豊かな強敵たち。本作にまだまだいる未解禁のキャラクターたちは、超豪華なベテランキャスト陣が演じているそうで、池田さんはそのメンバーを「声優界のアベンジャーズ」と表現。松岡さんも香盤表を見る度に度肝を抜かれていたそうで、豪華キャスト陣の熱演も注目のポイントとなりそうです。
その後会場では、初公開となるメインPVが上映され、TVアニメの放送が2023年1月7日からとなることが発表されていました。
新PVを会場で初めて目にしたというキャスト陣も、まさに劇場版のようなという表現が相応しいクオリティの映像に大興奮の様子。実は収録は2年前に終わっており、そこからひたすら映像の完成度を高めていたという事実が明かされた際には、客席からどよめきも上がることに。
なおPVの公開にあわせて、オープニング主題歌「TOMBI」をKvi Babaさんが、エンディング主題歌「星のクズ α」をSalyu × haruka nakamuraが担当することも発表。2023年1月20日~pixiv Sketchにてイラストコンテストの実施も決定しています。