『蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE』公開記念:声優・石井真さん×喜安浩平さん×小林沙苗さんメールインタビューをお届け|それぞれが長い間演じられてきたキャラクターたちへの言葉は必見【一部ネタバレあり】
2004年に放送されたテレビシリーズ第1期から『RIGHT OF LEFT』『HEAVEN AND EARTH』『EXODUS』『THE BEYOND』と、長い歴史を紡いできたアニメ『蒼穹のファフナー』シリーズ。その最新作『蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE』が、2023年1月20日(金)より全国にて劇場特別先行上映中となっています。
アニメイトタイムズでは、本作の上映にあわせてキャスト陣にメールインタビューを実施。第4回目となる本稿では、真壁一騎役の石井真さん、皆城総士役の喜安浩平さん、羽佐間カノン役の小林沙苗さんに『蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE』の一部ネタバレありの質問や、シリーズを通して演じてきたキャラクターたちへの心境を伺いました。
ぜひ公開前の記事とあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
公開後質問【真壁一騎・石井真さん編】:「一騎の目を通して、周りの登場人物の事が大好きになれました」
――『BEHIND THE LINE』で印象に残ったシーンを教えてください。
石井:雨が上がった後のカノンとの会話のシーン。曇天ではあるけれど、晴れ間が見えはじめている空がとても綺麗に感じました。
――今回の『BEHIND THE LINE』での遠見真矢や羽佐間カノンとの掛け合いを演じるにあたり距離感や一騎の心境など、どんなことに気を付けているのでしょうか?
石井:寄り添って真っ直ぐに気持ちを交わそうとしてくれる彼女たちの暖かさを常に感じていました。だから真っ直ぐに答えられていれば良いなと思っています。
――平和な日常を描いた本作ですが、一騎の父親である真壁史彦との掛け合いも見られるかと思います。これまでのシリーズでは会話するシーンがあると互いに言葉数が少ない印象がありますが、演じる際に意識していることを教えてください。
石井:肉親だからこそ、無条件に寄りかかれる部分があるのかもしれません。やっぱり気持ちの距離は近くなりますね。父さんには感謝を告げる事が多いのですが、意識としてはそれこそ感謝の思いを常に持っています。
――18年以上演じられてきた真壁一騎というキャラクターに一言お願いします。
石井:物語を通して、ずっと周りの皆んなやその場所が大好きだった一騎。一騎の目を通して、周りの登場人物の事が大好きになれました。物語の残酷さと優しさを感じられました。君は物語から愛されているね。そんな君とここまでやってこられたこの時間をとても大事に思っています。ありがとう。
島を出て何を見つけるのか、君にとってまた難しいミッションかもしれないけど、心の中にいる彼や、隣にいる甲洋とたくさん会話をして見つけていってね。息抜きをしながら、どうか穏やかな旅であります様に。
――最後にシリーズ通して物語を見つめてきたファンのみなさんへのメッセージをお願いします。
石井:皆さんがいてくれたから、この物語に白紙の未来が訪れました。そして物語が終わりを迎えた今、こうしてまた『BEHIND THE LINE』で彼らの大切な時間に出会う事が出来ました。辛いことも悲しい事も沢山あった物語ですが、応援してくださる皆さん、そこにいてくれて本当に有難う御座います。
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