『ソードアート・オンライン -アノマリー・クエスト-』体験レポート＆開発者インタビュー｜キリトとアスナが待つ最深部を目指し、数々の難題を制覇しよう

クエスト3は体力と知力、その両方を楽しめるハードな試練が待ち受ける

クエスト2を突破したパーティが訪れることができるのが、様々な試練が待ち受ける8つの部屋が立ち並ぶクエスト3エリア。この扉はそれぞれユイ、シリカ、リズベット、クライン、エギル、リーファ、シノン、アリスに対応しており、それぞれのキャラクターたちに協力する形でプレイヤーは難題に挑むことになります。

ここでいきなりクリア率が落ちるため、脱落者が出てくるのだとか。失敗して再度1からチャレンジする場合、クエスト1とクエスト2は同様の内容になりますが、クエスト3は8つの内から再度ランダムで3つが選ばれます。

各部屋でチャレンジできる難題はそれぞれフィジカルゲームとデジタルゲームのふたつに分かれており、フィジカルゲームをクリア次第デジタルゲームに移ります。このふたつにチャレンジ出来る時間は共有となっており、フィジカルゲームを素早く正確にクリアできると、後のデジタルゲームのチャレンジ時間や失敗回数に余裕が生まれる点は覚えておきたいポイントです。とにかく初見の際は落ち着いて、ユイの説明をしっかり聞きましょう。

初見殺し的なものもあれば、体力やスポーツ経験の有無が鍵になるハードな試練までが揃っているので、失敗するとショックも大きくなります。けれど何度も失敗してクリア方法を考案する内に、自分たちも大きく成長しスムーズに攻略できるようになるはずです。選択された3つの部屋にはどの順番で入ってもOKですが、後回しにした部屋ほど難易度が上昇する仕様。不得意と感じる部屋は先に片づけてしまうことをオススメします。
　

シリカの部屋

今回の先行体験で挑戦できたのは、シリカ、アリス、シノン、エギル、ユイの5つ。

まずシリカの部屋ですが、作中を思い出させる形で植物モンスターに捕らえられたシリカを救出するため、部屋内に用意された石を模したやわらかいボールを、画面上に表示される植物モンスターの弱点にぶつけることになります。

この弱点が画面上を動き回るので、狙ってボールを当てるのは至難の技。力が入り過ぎると違う所に投げてしまう事もしばしばなのですが、逆に力を抜きすぎると放物線を描くかのようになって命中する前に弱点が移動してしまいます。ちょうどいい力加減で投げるのがコツです。

クリア後は後方の液晶に某ダンジョン攻略ゲームを思わせる1人称画面のデジタルゲームが表示されます。ここでは画面左上に表示されるマップに翼のマークで記されたゴール地点を目指し、画面に表示されている矢印を操作してダンジョンを進んでいかなければなりません。

マップ上のゴールまでの道筋は隠されているので、間違えて行き止まりに辿り着いたり、不注意でトラップを踏んでしまうことも。慎重に進んでいきましょう。

アリスの部屋

お次はアリスの部屋。大型ブロックを組み合わせ、お題となる形を完成させるゲームです。光で示された形と同じ形のブロックを嵌め込んでいき、その周りに他のブロックを置いて完成を目指していきます。

時間経過でこのヒントとなる光は増えていくので、こちらは待っていればクリアできるのですが、ここで時間をかけてしまうと後のデジタルゲームに挑戦する時間が大幅に削られてしまうので、ある程度までわかったら一気にブロックを嵌めていきましょう。

クリアした後のデジタルゲームは要は“神経衰弱”です。画面上を動き回る石板をタッチするとその裏にマークが描かれているので、同じマークが書かれた石板を探しましょう。ハズレを引いてしまうと制限時間が削られるので、ブロックパズルで時間を使った際は要注意。

シノンの部屋

続いてシノンの部屋は、まず先述したシリカの部屋に似た的当てゲームにチャレンジします。ただしここで投げるのはボールではなく、先端の鏃がゴムになっているダーツです。これを投げて次々沸いてくるハチ型のモンスターを撃破しましょう。

こちらはシリカの部屋と違い的は動かず徐々に迫ってきて、接近されてしまうとダメージを受けてしまいます。その前にダーツを当てて倒さないといけないのですが、これが中々に曲者。なんとこのダーツの矢、鏃以外は滅茶苦茶軽いのです。

なので軽く投げすぎるとあまり飛距離が出ないのでワスプに届かず、かといって強く投げすぎると重心が鏃に偏っているので回転してしまい画面にあたっても撃破判定にならなかったりといった事態に。

ちょうどいい力で真っ直ぐ飛ぶように投げる必要があります。シノンよろしく、じっくり狙いすましてダーツを投擲していきましょう。

これをクリアすると、壁や移動するレーザーに当たらないようゴール地点を目指すイライラ棒的なゲームがスタート。プレイヤーは2ヶ所からそれぞれゴールを目指すことになるのですが、自分の周囲以外は見えない状態になっているので慎重に進まなければなりません。

壁や移動するレーザーに当たってしまうと最初からやりなおしになってしまいますが、ゴールの位置は微妙に変わるもののギミック自体は変わらないので何度も失敗してマップの構造やギミックを覚えつつ、ゴールを目指すといいかもしれません。

エギルの部屋

エギルの部屋では協力して扉をロープで引っ張り開いていく事になるのですが、これがなかなか体力を要求されます。引っ張り過ぎてもロープが千切れて失敗になってしまうので、画面左上に表示されるゲージを見つつある程度の力加減をキープしましょう。

今回は男性ふたりで挑戦したのですが、クリアはできたものの日頃の運動不足が祟ったのか終わるころには息が上がってしまいました。この部屋に当たった際は、予め覚悟をしておくといいでしょう。

クリア後のゲームはマインスイーパ的なものとなっており、マップ上をタッチしながらトラップを踏まないようスタートからゴール地点までルートを繋げることでクリアとなります。タッチした際に火のマークが出ると近くにトラップがあるということですので、新たなマスをタッチする際はこれをヒントに進めましょう。

今回最後に体験できたユイの部屋は、床に表示された足場を辿ってゴールを目指すゲームとなっていました。足場は乗っていると消えてしまうので次々進んでいかないといけないのですが、こちらは意外とクリアするだけなら簡単です。ひとりずつ順番に向こう岸までわたってしまいましょう。
　

ユイの部屋

ユイの部屋での難問は、実はクリア後のゲームの方。なんと画面に向かって一定時間“最高の笑顔を見せ続ける”必要があるので、カメラに向かって思いっきりパーティメンバーと歯茎を見せていきましょう。

ユイが厳しいので笑顔を見せ続けないとクリアにしてくれないのですが、長時間笑顔でいるというのがなかなか精神的にくるものがあります。また、口角を普段ではありえないくらい上げ続けなければならないので、顔の筋肉も疲労します。ぜひお気をつけください。

この他にも後3つ、リズベット、リーファ、クラインの部屋があるのですが、そちらの内容はぜひ実際にプレイして確かめましょう！

クエスト3をクリアするとクエスト4へ、そしてクエスト4をクリアする事で討伐対象となっているキリト＆アスナが待つクエスト5への挑戦権が得られます。ここまで辿り着けるのは1％というお話を伺っていますので、諦めず何度もトライしましょう！

それと、身体を激しく動かすことになりますので、前日は夜更かしせず体調を整えること、そしてダンジョンに入る前の準備運動をお忘れなく。服装や靴も動きやすいものが良いでしょう。

また、会場では『SAO -アノマリー・クエスト-』のイベントグッズも販売されます。中にはアノマリー・クエストオリジナルのソードがプリントされた武器チョコクランチなどもありますので、 あわせて要チェックです。

以下より、先行体験後にお話を伺った大仁田弘志氏＆首藤響氏からのコメントをご紹介します。