『弱キャラ友崎くん』リアルイベント「弱キャラ友崎くんFes!」昼の部公式レポート公開! 佐藤元さん、金元寿子さんらが登壇!
TVアニメ第2期の制作が決定している『弱キャラ友崎くん』の初となるリアルイベント「弱キャラ友崎くんFes」が、2023年4月16日(日)に埼玉・浦和の埼玉会館にて開催!
佐藤元さん(友崎文也役)、金元寿子さん(日南葵役)、長谷川育美さん(七海みなみ役)、茅野愛衣さん(菊池風香役)、前川涼子さん(夏林花火役)、稗田寧々さん(泉優鈴役)、MCとして水野駿太郎さん(竹井役)が登壇したほか、原作者・屋久ユウキ先生がゲスト出演しました。
本イベント、昼の部の公式レポートを公開いたします。
作品念願のリアルイベントが開催!
OP曲とともに開演した「弱キャラ友崎くんFes!」。2021年の1期放送時には開催できなかった念願のリアルイベントということで冒頭佐藤さんからは「改めて言わせてください。初めまして!友崎文也役の佐藤元です!」と力強い挨拶が。各キャスト挨拶の後、MC水野駿太郎さんが登場されました。
早速最初のコーナー「1st STAGE 『PLAYBACK TOMOZAKI!!』」で生アフレコ&振り返りが始まります。各キャストが選んだ思い入れのあるシーンを生アフレコした後、それぞれ思いの丈を語るこのコーナー。
昼の部では4シーンが選ばれ、唯一全てのシーンに登場していた佐藤さんは生アフレコ後、一人だけぐったりした様子。そして早速振り返りが始まります。第1話で友崎が「人生はクソゲー」だと日南に訴えるシーンを選んだ佐藤さん。「友崎の中にも“変わりたい”という気持ちがあるのだということが垣間見える、物語のキーとなる最初のシーンだと思い是非やらせていただきました。」と語りました。
茅野さんは第3話で風香が友崎に小説を読んでほしいと頼むシーンをチョイス。1期のアフレコは分散収録だったため佐藤さんと隣で演じるのは初とのこと。アフレコ時の思い出などと一緒に「今回隣で演じられて嬉しかったです。」と述べられました。
3つ目は第4話の友崎と優鈴のシーン。選んだ稗田さんは「第4話は優鈴の普段見せない弱い一面を演じたことが印象に残っているのと、まだメインキャスト経験が少なかった当時、同世代である佐藤さんと掛け合いしたことに刺激をもらいました。」とお話しされました。
そして最後は第8話で友崎と花火に、葵に対する気持ちを吐露するみみみのシーン。演じた長谷川さんは「みみみのこのシーンは自分が感じたこともある気持ちで、とても感情移入して演じることができた思い入れのあるシーンです。」と語りました。同じくこのシーンを選んだ前川さんも「いつもみみみから受けている愛情表現をたまからみみみへ返すこのシーンがすごく好きです。」と思いの丈を語ってくれました。
続いては原作者・屋久ユウキ先生とキャストでの対談コーナー「2nd STAGE『ヤクトーーク!!』」。
まずは屋久先生×佐藤元さん対談からスタート。トークテーマが「屋久・佐藤のがんばり論!」ということで早速、以前よりたくましくなった佐藤さんの体格について屋久先生が質問。演技のために体づくりをしているという佐藤さんの話から始まり、友崎くんの役作りのために大宮で聖地巡礼をしたり、ゲーマーである友崎に近づくためゲーム動画をみて勉強したことなどを語られました。
佐藤さんから屋久先生への「なぜ努力というテーマで作品を書いたのか?」という質問には「『頑張ってる奴がださい』という風潮に対してそれは違うと思っていた気持ちを書いたのが『弱キャラ友崎くん』。努力家の佐藤さんが友崎くん役になったのは偶然だけどすごくピッタリ。」とお答えいただきました。
約10分間の熱い対談はあっという間に終了し、後半は屋久先生×女性キャスト陣対談がスタート。テーマは「友崎くんのキャラソン(※1)実は最高説!」。(※1:1期のBlu-ray&DVD特典として収録された、葵、みみみ、風香、花火、優鈴のキャラクターソング。現在は配信もされている。)
とにかく歌詞についての理解がすごいと語る屋久先生。「解釈一致すぎる」「曲が尊すぎる」など、各キャストからもそれぞれのキャラソンについてお気に入りのポイントを語っていただきました。
さらに、「もし男性キャラクターにもキャラソンがあったら?」との金元さんからの質問の際には袖から佐藤さんも登場。友崎、水沢、中村や竹井のキャラソンへの期待も寄せられたところでお時間終了となりました。
ラストは本イベント目玉ともいえる「3rd STAGE 弱キャラ友崎くん朗読劇『ゲームの中にキャラががっつり歌うシーンがあると盛り上がる』」。朗読劇はこのイベントのためのオリジナルストーリー。
1期と2期の間をつなぐ優鈴の挑戦を描いた物語となりました。朗読劇終盤、優鈴が夏祭りのど自慢に出場するシーンでは稗田さんの歌唱に合わせて客席にたくさんのペンライトが灯りました。そして朗読劇最後は友崎の「みんな!これからもよろしく!」と2期への意気込みともとれるセリフで締められ、約40分にわたる大ボリュームの朗読劇は終劇となりました。
朗読劇終了後、スクリーンには2期のティザービジュアルが映し出され、キャストが登場。最後の挨拶となりました。
屋久先生「2期は1期と少しスイッチを変えるような方向になっているので、楽しみにしていただけたらと思います。」
稗田さん「キャスト皆で同じ空間でアフレコや朗読劇をできたことがすごく嬉しいです。今日の朗読劇を踏まえた上で2期の放送を楽しみにしていただけたらなと思います。」
前川さん「埼玉で友崎くんを好きなみなさんにお会いできて良かったです。友崎くん2期は、より一層みなさんの背中を押せるようなそんな作品になるように一所懸命頑張っていきます。」
茅野さん「2期ではキャラクターの関係値も変わってくることもあるかもしれませんので、また違う掛け合いだったりを皆さんの前で演じられたらいいなと思います。」
長谷川さん「2期は胸が痛くなったり、気持ちが明るくなったり、本当にいろんなことがあるのですが、とにかく見ればわかるのでぜひ2期もよろしくお願いします!」
金元さん「キャストの皆と生の空間で朗読や掛け合いをやりたいとずっと思っていたので今日は本当に楽しかったです。そしてこうして直にファンの方にお会いできて2期への気持ちがより高まりました。」
水野さん「1期はちょうど友崎と竹井たちが仲良くなったところで終わってしまったので、2期になっての友崎とクラスの皆や修二、水沢、竹井たちの絡みも楽しんでいただけると嬉しいです!」
佐藤さん「1期は友崎の成長物語が主軸でしたが、2期は少し変わった友崎くんをお届けできるのではないかと思っております。本当に楽しみにしていただけると幸いです!」
屋久先生&キャスト陣からの挨拶のあとは、朗読劇の歌唱シーンでギター演奏をしてくれたギターリストの睦月周平さんとイベントの応援にかけつけてくれた、埼玉県マスコット・コバトンと一緒に、佐藤さんの「TVアニメ2期も盛り上がるぞ!」の掛け声の後に金元さんをはじめ会場全員がおにただポーズをとる“おにただ締め”で幕を閉じました。