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「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー」ゼンカイジャーチームインタビュー

「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー」ゼンカイジャーチームインタビュー|久しぶりのメンバー集合に感じた個々の成長! 声優さんは今回もすごかった!?

ドンブラの和気あいあいとゼンカイのわちゃわちゃ

ーーキカイノイドやセッちゃん、リッキー・ゴールドツイカー、カッタナー・ゴールドツイカーなど、『ゼンカイジャー』では声優さんの活躍も印象的でした。1年ぶりに共演してみていかがですか。

駒木根:アフレコでしか声優さんには会う機会はないんですけど、何度か個別でご飯に行くこともありしました。相変わらずアドリブが“すっごい”。

一同:(笑)。

駒木根:「やめてよ!」って思っちゃうくらい凄くて。1年間、自分たちも一流の声優さんたちとアフレコさせてもらって、成長はしたとは思います。ちょっとでも近づけたんじゃないかなと思ってたんですけど……そんなことは無かったです。

やはりレベルがすごく遠いですし。僕らが1年間で成長しても、その中で声優の皆さんも成長していると思うので。そういったところには尊敬しかないです。違う畑で活躍されているのを見れば見るほど、「自分たちも自分の世界で頑張っていかないとな」と刺激をもらえます。声優さんがいることで、別の場所から刺激をもらえるので、良い関係性だなと思います。

ーー今回は「VS」ですが、『ドンブラザーズ』との撮影で印象に残っていることがあれば教えて下さい。駒木根さん以外は初めての共演ですよね。

世古口:本編ではそこまで接点がないんです。最後の方に集まるんですけど、そこで「はじめまして」みたいなことだったんです。同じ戦隊だけど、全然色が違うなと。ドンブラの和気あいあい感とゼンカイのわちゃわちゃ感は、種類が違うと思いますね。「人間って不思議なもんだな」と感じました。

ーーそれぞれの良さがありますよね。

増子:『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』の時とはまた違う感覚で、“個”が立ってるなと思いました。キャラクター性や年齢にばらつきがあるからこそ、皆が支え合ってアドバイスをしながら、いろんな形で支え合って生きてきたんだなと。反面、やっぱりこっちのわちゃわちゃ感は最強だなと感じましたね。

森:それは私も同じで、こっちのわちゃわちゃ感は高校生みたいな、学校で仲の良いクラスメイトみたいな感じなんです。『ドンブラザーズ』さんのわちゃわちゃ感は一歩大人でしたね。落ち着きが向こうにはある。私たちも落ち着こうと思えば、落ち着けるんですけど……。

駒木根:毎日会ってれば、喋るときもあれば喋らないときもあります。それは仲が悪いとかじゃなくて、それぞれが自分の世界をちゃんと持ってるから、1人でいても問題ないんです。だけど、今回のようにお祭り、同窓会みたいな感覚で会う時は必要以上に喋っちゃいますね。皆と一緒にいることが凄く幸せだなと感じるので、いつもよりもワチャワチャ感は出ちゃったのかもしれないですけど……。それはそれで、『ドンブラザーズ』のチームも1年後戻ってきたらそうなると思います。僕らは僕らでそれがアットホームな感覚なので。

増子:『ゼンカイジャー』は犬で、『ドンブラザーズ』の皆さんは猫って感じでした。

森:確かに!

ーー面白いですね。

世古口:何が「確かに」なんだ(笑)。

森:犬は構ってちゃんだもんね。

増子:犬は人懐っこいけど、猫はどちらかというと“土地に懐く”タイプ。

世古口:なるほどね。

増子:皆でその土地に懐いていて……みんなでこう……はい。

一同:(笑)。

世古口:まとめらんなかった(笑)。

駒木根:でもわかりやすい例えだったね。

ーーこの先ゼンカイジャーでスピンオフだったり、10周年だったり、この先なにかやりたい作品はありますか。『ドンブラザーズ』の皆さんは「10周年をやりたい」と話していました。

増子:毎周年やりたい。

森:3年、5年。10年とね。

増子:一応1、2年置くんだ!

世古口:10周年は絶対やりたいよね。(駒木根さんへ)そうでもないですか?

駒木根:10周年、いいですよね。10年後に何ができるだろう?

森:「シン・ゼンカイジャー」ですよ! 庵野監督に撮ってもらって。

一同:(笑)。

ーー東映さんに頑張っていただきましょう!

駒木根:それまでには、僕らも一生懸命頑張らないといけないですね。

森:庵野さんに食いつけるように……。

駒木根:またやるならパロディというか、「これやってもいいのか」ぐらいのギリギリを攻めたいです。『テニスの王子様』を攻めたら次は……『SLAM DUNK』だ!

一同:(笑)。

森:それは社会現象になる!

駒木根:『SLAM DUNK』を目指して頑張りたいなと思います。

増子:安西先生は誰がやるんだろうね。

駒木根:安西先生は榊原郁恵さんです!

一同:(笑)。

ーー最後の質問です。本作のお気に入りシーンや見どころを含め、皆さんに一言ずつメッセージをいただければと思います。

世古口:見どころはやはり各戦隊のお話があって、最後に集結するシーンです。この作品でしか見れないシーンなので、目に焼き付けてもらいたいという気持ちがありますね。

森:2戦隊の化学反応どうなるのか、皆さん楽しみにしていると思います。『ゼンカイジャー』も1年ぶりに帰ってきたので、皆さん個人個人の記憶を思い返しながら見てみると、ほっこりできると思います。皆さんぜひ観てください。

増子:僕は個人的にジュランとの一騎打ちのシーンが凄く好きでした。同時変身で戦うことはあまりないので。『ゼンカイジャー』ファンは「熱い!」ってなると思います。最後に『ドンブラザーズ』と集合する場面はもちろん見どころです。1回、2回に限らず、3回、4回……100回くらい観ても大丈夫です! よろしくお願いします。

駒木根:皆さんも待ちに待った「VS」だと思いますし、僕らにとってもずっとやりたかった作品だったので、この話が実現して率直に嬉しいです。出来上がったものを観て、相変わらず『ゼンカイジャー』っていい作品だなって思いましたし、観てるだけで涙がこぼれそうになるくらい、自分も大好きなんだなと。きっと1年間『ゼンカイジャー』を応援してくださった皆さんにとっては、こみ上げてくるものがあると思います。

そういう思いを各々でしっかり感じ取って、今はTwitterなどで僕らにも届けることが出来ます。そういったメッセージを送っていただければ、僕らの活力にもなりますし、「やって良かったな」と思えます。最後になるかもしれませんし、また『ゼンカイジャー』が見れる機会があるかもしれません。それはわからないですけど、こういう1回1回のイベントを大切に皆さんとまた何か共有できたらいいなと思います。

ーー本日はありがとうございました。

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