夏アニメ『白聖女と黒牧師』第4話放送後インタビュー:ヘーゼリッタ役・中村カンナさん|ローレンスとの掛け合いは少しずつ対応が変わっていく様を意識して演じた
和武はざの先生によって月マガ基地で連載中の漫画『白聖女と黒牧師』。本作のTVアニメが、TOKYO MXほかで2023年7月より放送中です。
アニメイトタイムズでは、本作の出演声優陣にメールインタビューを実施しました。第4回はヘーゼリッタ役の中村カンナさんです。
中村さんはセシリア、ローレンス、アベル、それぞれと掛け合う上で意識したことを語ってくれました。また、アイキャッチ収録の裏話についても……!?
あわせて、今回も和武先生による描き下ろしイラストが到着しています。
原作・和武はざの先生描き下ろしイラスト|第4話放送後「アイス」
へーゼリッタの過去のエピソードが一番印象的
――『白聖女と黒牧師』という作品の魅力や、原作や台本をチェックされてご自身が特に気に入ったポイントを教えてください。
ヘーゼリッタ役・中村カンナさん(以下、中村):人と人とのつながりの中で、思いやり・優しさ・暖かさが沢山詰まっていて、ずっとこの作品の世界観に浸りたくなります。
さらに、キャラクターそれぞれのバックグラウンドがしっかりと描かれていてどのキャラにも共感できる部分があり、感情移入できる素敵な作品です。
特にへーゼリッタの過去のエピソードが私の中で一番印象的でお気に入りです。
――出演が決まるまでのエピソードと実際に出演が決まった際の心境もお願いします。
中村:へーゼリッタの芯の部分が自分と共通する所が多く、役にもすんなりと入れましたし、スタジオオーディションでも自然体で挑めました。
なにより原作を読んだ時から不思議と作風が身近なものに感じていたため、へーゼリッタとして作品の雰囲気を作り上げる一因になりたい気持ちが強くあったので決まった時はとても嬉しかったです。
――ご自身の演じるキャラクターの特徴や魅力、収録の際に意識している点も伺わせていただけますでしょうか?
中村:へーゼリッタは自分の気持ちにとても正直で、責任感もあるしっかりした一面もありつつ、抜けている所もあるので演じていてとても楽しいです。
名家のお嬢様なので普段から品はありつつも、ツッコミ役に回ったり、意図せずボケ役に回ったり、しっかりする時はかっこよく諭したり、シーンごとにはっきり感情が出る子なので、演じる上ではしっかり切り替えをする意識は常にしていました。