『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」より、第4話「懐玉-肆-」あらすじ&先行場面カット公開! 伏黒甚爾役・子安武人さんの公式インタビューも到着
2023年7月6日(木)より放送中のTVアニメ『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」。
このたび、第4話(第28話)「懐玉-肆-」より、先行場面カット&あらすじが公開されました。
あわせて、五条や夏油らの前に圧倒的な身体能力で立ちはだかる術師殺し・伏黒甚爾を演じる子安武人さんのオフィシャルインタビューも到着しています。
第2期第4話(第28話)「懐玉-肆-」
あらすじ
「帰ろう、理子ちゃん」夏油が天内に手を差し伸べたその刹那、最悪の事態が起きてしまう。
呆然と立ち尽くす夏油の前に、伏黒甚爾が姿を現す。甚爾は夏油にこう告げる。「五条悟は俺が殺した」激昂した夏油は呪霊を召喚し、甚爾に畳みかけるが―。
子安武人さん公式インタビュー
ーー「懐玉・玉折」の原作やシナリオを読まれたときの印象を教えてください。
伏黒甚爾役 子安武人さん(以下、子安):もともと作品の人気がすごいことは知っていましたし、その中でも人気がある五条 悟というキャラクターと、僕が演じる伏黒甚爾に絡みがあるというのは、大変光栄なことだと思いました。大まかに五条 悟と夏油 傑の高専時代の過去の物語がメインで描かれるのですが、五条がどのように最強の呪術師になっていったのかがよく分かるので、重要な役を任せていただけたなという感じです。
ーー自身が演じているキャラクターの印象と演じた感想を教えてください。
子安:プロの術師殺しであり、プロのヒモでクズ男であるところが描かれているなと思いました。ですが、演じるのは非常に難しいところがありまして……。アニメは原作を知らない方もご覧になるのですよね。その中で第一印象がどう映るのかがすごく大切になるんですけど、結末が分かっていて演じるのが良いのか、それともひとつひとつ積み上げていった先のイメージが原作のようになれば良いのかは、全体を見ている監督含めアニメスタッフさん達が検討を重ねて判断していくものなんです。僕は原作を読んでいたので、どうしても先入観で、どうすればより彼の内面的なところや、人間臭いところが表現できるのかを中心に考えたんですけど、アニメではより彼のプロフェッショナルなところを見せていきたいのかなと感じました。
ーーとてもバランスが難しそうですね。
子安:今回のエピソードって、どうしたって五条と夏油の話なんですよ。伏黒甚爾が主人公の話ではないことは一番のポイントなのだと思います。僕は役者なので、どうしても自分が与えられたキャラクターを中心に考えてしまって、そこを深く掘り下げたりしたくなるんですよね。でも、そこを履き違えてはいけないし、全体のバランスを見て演じなければならない。なので、彼ら2人に対して、甚爾がどう出てくるのかというところを見ていただければと思います。
ーー「懐玉・玉折」の見どころを教えてください。
子安:原作のカット割りが超カッコいいんですよ。アニメーションの動画を省いた原画のような感じがするんです。アニメーションはその間を埋めていくところがあるんですけど、今回は更にカメラワークやレイアウトに工夫やアニメならではの描き方、演出をしているところもあったりするんです。なので僕も出来上がりを楽しみにしています。
ーー視聴者へのメッセージをお願いします。
子安:皆さんお待ちかねの話だと思いますし、第2期から見て面白いと思った方は、『劇場版 呪術廻戦 0』と第1期を続けて見ていくことも全然できる、初心者にも優しい作りになっていると思います。「懐玉・玉折」の結末がどうなっていくのか、ぜひ見ていただければと思います。
『呪術廻戦 懐玉・玉折』作品情報
あらすじ
2018年6月、両面宿儺を己の身に宿した虎杖悠仁。
2017年12月、祈本里香の呪いを解いた乙骨憂太。
そして更に時は遡り2006年(春)—。高専時代の五条 悟と夏油 傑。
呪術師として活躍し、向かうところ敵のない2人の元に、不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届く。
依頼は2つ。天元との適合者である“星漿体(せいしょうたい)” 天内理子、その少女の「護衛」と「抹消」。
呪術界存続の為の護衛任務へと赴くことになった2人だが、そこに伏黒を名乗る“術師殺し”が“星漿体”の暗殺を狙い介入する…。
後に最強の呪術師と最悪の呪詛師と呼ばれる五条と夏油、道を違えた2人の過去が明かされる―。
キャスト
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会