『スパイ教室』2nd season《氷刃》のモニカに寄せて──モニカ役・悠木碧さんにメールインタビュー【連載第5回】
各国のスパイによる“影の戦争“が繰り広げられる世界を舞台に、“不可能任務”に挑む機関「灯」に所属することになった実践経験のない少女たちと、「灯」の創設者である凄腕スパイ・クラウスによる、スパイ同士の騙し合いを描くファンタジー『スパイ教室』。2nd seasonが7月13日よりTOKYO MXほかにて放送開始となった。
17話からは新しいMISSIONが幕を開ける。そこでスポットが当たるのは“絶対的エース”モニカである。普段はクールな印象のあるモニカの心の機微をどのように演じたのか、モニカ役・悠木碧さんにメールインタビューでうかがった。
モニカは優秀だけど本当は繊細
──2nd seasonが決定したとき、悠木さんはどのようなお気持ちでしたか?
モニカ役・悠木碧さん(以下、悠木):私たちはクールを知っていて収録していたので、やっとファンの皆さんにもこの喜びを共有できた事がとても嬉しかったです。
特にモニカはセカンドシーズンから活躍するので…!
──1st season、2nd seasonまでを経て気づいた『スパイ教室』やモニカの魅力などがあれば教えてください。
悠木:優秀だけど本当は繊細な所でしょうか。自信満々に振舞っているのは不安の裏返し。
本当は誰より自分に厳しく、シビアな目線を向けている……。でも技能が高いので、カッコつけも割と完璧に出来ちゃうから、彼女の弱さに周りも中々気づけないんですよね。でも私はモニカのそんな所が好きです。
──2nd seasonではアネット、エルナ、ティア、モニカの身に起きたもうひとつの“秘密の任務”が描かれています。モニカにスポットの当たる「File《氷刃》のモニカ」の回は悠木さんの中でどのようなお話の印象がありましたか? 想い入れのある場面などありましたら教えてください。
悠木:皆との関係性に感化されて、モニカの中にも情熱がうまれたシーンはとても印象的でした。頑張って格好つけてますが、モニカもその実は等身大の少女ですからね。
気持ちに従った我武者羅な選択をできたのは、彼女にとって大きな出来事だったんじゃないかなと思います。