『スパイ教室』2nd season《夢語》のティアに寄せて──サラ役・佐倉綾音さんにメールインタビュー【連載第6回】
各国のスパイによる“影の戦争“が繰り広げられる世界を舞台に、“不可能任務”に挑む機関「灯」に所属することになった実践経験のない少女たちと、「灯」の創設者である凄腕スパイ・クラウスによる、スパイ同士の騙し合いを描くファンタジー『スパイ教室』。2nd seasonが7月13日よりTOKYO MXほかにて放送開始となった。
18話「《夢語》のティア」では、陽炎パレスでの日常が戻ってきたある日、サラが一般人の男性からラブレターをもらう騒動が勃発。ティアは仲間たちを指揮し、完璧なデートを演出しようと意気込むが、相手はまさかの詐欺師。ティアの言葉を受けて、サラは……。
サラ役・佐倉綾音さんにメールインタビューでうかがった。
彼女のことを知れば知るほどどんどん好きになってしまいます
──2nd seasonが決定したとき、佐倉さんはどのようなお気持ちでしたか?
サラ役・佐倉綾音さん(以下、佐倉):たくさんのアニメーションが生まれ続ける中で、長く一人のキャラクターを演じ続けられるのはとても幸せなことだと思いました。
1st seasonの段階では「ここからまだまだ面白くなるのに!」と思っていたので、とても嬉しかったです。
──1st season、そして2nd season中盤までを経て気づいた『スパイ教室』やサラの魅力などがあれば教えてください。
佐倉:とにかく頑張り屋さんで、仲間思いで、全てが魅力的だなと思います。自分が傷付いてきた分、他人の痛みが分かるとても素敵な子です。
──『スパイ教室』2nd seasonの物語がスタートしてから、より好きになったキャラや気になったキャラなどはいますか? 敵・味方どちらでも構いません。
佐倉:手前味噌ですがサラです。彼女のことを知れば知るほどどんどん好きになってしまいます。欠点が見つかりません。
──第18話は普段見られないサラの表情が見られるお話でしたね。サラにとっては少しつらいお話でしたが、ティアとの友情が深まる回だったようにも思います。佐倉さんから見て第18話の物語はどのようなご印象がありましたか?
佐倉:ティアとサラのことがもっと好きになる1話だった気がします。アフレコの際、勝手に「またサラ回だ!ありがたい!」と思いながらアフレコをしていたのですが、のちに「あれはティア回です」と言われて恥ずかしい気持ちになったことを覚えています……(笑)。