カグラという存在を無邪気に大切に思ってくれているところがとても愛おしいです──アニメ『てんぷる』カグラ・ボールドウィン役 上坂すみれさんインタビュー【連載第6回】
『ぐらんぶる』(原作:井上堅二)などで知られる吉岡公威先生の漫画『てんぷる』がTVアニメ化! 2023年7月より放送中です。
とある尼寺を舞台に、赤神明光とヒロインたちのドタバタな日々がセクシー描写満載に描かれる本作。アニメイトタイムズでは放送を記念した連載インタビューをお届け!
第6回はカグラ・ボールドウィン役 上坂すみれさんに作品の魅力はもちろん、放送されたばかりの第9話の印象的なシーン、演じるにあたってのポイントなどを伺いました!
どんどん女の子らしくなっていく様子が可愛い
──原作や脚本をご覧になった感想を教えてください。
上坂すみれさん(以下、上坂):学生時代の2000年代に見ていたような、古き良きハッピーラブコメの香りを感じました! アフレコで、個性あふれるハイテンションな掛け合いができるのが毎週楽しみでした。
──カグラの第一印象を教えてください。
上坂:ミアの保護者のような、観察者のような、ミステリアスな存在感が気になるキャラクターだと思いました! 三姉妹やミアとも少し違う目線で動いていて、突然おしとやかに爆弾を投げる感じが素敵です。
──(掲載時)放送されたばかりの第9話について伺います。前半パートの餅つきをご覧になっていかがでしたか?
上坂:私はお餅を食べない派なのですが、餅つきを見るのは風流なことなのだなぁ……と、このエピソードを見て思いました。いいですよね、罵弍亥って! 縁起物ですよね! ねっ!
──後半はカグラの過去や目的が判明しました。こちらもご覧になった感想を教えてください。
上坂:カグラはまさかの使命を帯びていましたね! どうりでミステリアスの格が違うわけですね……! エージェントのような、感情をできるだけ見せない表現を心がけました。
──第9話ではミアを取り巻く状況も判明しました。改めてミアの印象を教えてください。
上坂:とんでもない家に生まれてしまったミアですが、カグラという存在を無邪気に大切に思ってくれているところがとても愛おしいです! ミアが居候になって赤神と出会ってからどんどん女の子らしくなっていく様子が可愛いです。
──主人公・赤神の印象はいかがでしょうか?
上坂:作品を読んでいて、常にとても声が大きそうなイメージだったので、赤坂さんの声が本当にイメージ通りですごかったです……!! 日々煩悩と戦っている姿が真剣そのもので、アツすぎて爽快ささえも感じますね!
──お気に入りのキャラクターや注目キャラクターはいますか?
上坂:やっぱり結月さんは可愛いですよね! 家族想いで、やさしくて、ちょっとポンコツで、色々考えた結果脳筋な発想になるところが好きです。