映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』佳久創さん、雛形あきこさんら登壇のキャスト・スタッフトーク付き応援上映レポート | トウフ国・現王殿×前女王殿が織りなす一夜限りの宴! 雛形さんが「ままのイロキ」に対する胸中を明かす
2023年7月28日(金)より公開中の映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』(『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』と同時上映)。
本作のキャスト・スタッフトーク付き応援上映が、8月23日(水)に新宿バルト9で開催されました。
トークパートには、カグラギ・ディボウスキ/ハチオージャー役・佳久創さん、イロキ役・雛形あきこさんに加え、監督・上堀内佳寿也氏、脚本・高野水登氏が登壇。前女王殿と現王殿が集い、撮影の裏話を語るトウフ国民(ファン)垂涎のイベントとなりました。
本稿では特別映像による応援上映体験など、トウフのお祭りに匹敵する盛り上がりを見せたキャスト・スタッフトークの模様をお届けします!
雛形さんが語るイロキの高笑い誕生秘話
公開から多くのファンが待望していた本作の応援上映。客席はサイリウムやうちわなどを持った国民たちで埋め尽くされており、イベント開始前から熱気が感じられます。
MCの呼び込みで、佳久さん、雛形さん、上堀内監督、高野氏が登壇すると、大きな拍手と歓声が上がり、会場のボルテージは早くも最高潮に。
冒頭の挨拶では高野氏が「キングオージャーのオタクを代表して来た」とニコニコで自己紹介し、会場の笑いを誘います。
さらにお守りに持ってきたという私物の「もっふん」を取り出し、熱狂的なファンの一面を覗かせました。
トウフの前女王殿・イロキ役として、絶大なインパクトを残した雛形さんですが、本作のイベントに登壇するのは今回が初。雛形さんによるとオファーが来た際は「誰よりも主人(天野浩成さん)が喜んでいた」とか。
今回のイベントに向け、天野さんは自前のうちわを作ったようですが……そこには「バンザイして」と独特なメッセージが! その要望に応える形で佳久さんが「トウフ国、バンザイ!」と呼びかけ、会場が一体となって盛り上がる一幕になりました。
上手に出来たね
— 雛形あきこ🐥 (@hinagata_akiko) August 22, 2023
でも
リクエストが
独特なのよ https://t.co/nSWIzC6vrM
続いて、現場での印象的なエピソードを問われた佳久さん。幼少期に天野さんと繋がりがあり、現場で雛形さんに会う際にはかなり緊張していたと振り返ります。
しかし、そんな佳久さんを雛形さんは真面目だと感じた様子。カグラギとイロキの過去を擦り合わせつつ、合間で佳久さんと天野さんの昔話を聞いていたという裏話を披露しました。
また高野氏はイロキの高笑いが台本にはないアドリブだったと明かし、雛形さんの演技を「素晴らしい解釈一致」と絶賛!
それを受けた雛形さんは、もうひとりの王様(中村獅童さん演じるライニオール)が低めに笑うと想像し、被らないように思いっきり笑ったと意図を説明しました。
イロキにまつわる裏話はまだまだ続きます。上堀内監督が語ったのは、登場シーンにおけるスタッフ間でのやり取り。
もともと引き画を想定していたところ、カメラマンから「イロキを押さないか」という提案があり、撮り方を変更したとのこと。「とにかく絵面が強い!」とイロキの迫力を絶賛し、僅かなシーン内で観客に絶大なインパクトを与えた理由を解説します。
また、雛形さんは、イロキがファンから「ままのイロキ」と呼ばれていることにも言及!
その原因はもちろん夫の天野さんですが……雛形さんは「思っていた反響と違う!」と率直にコメントし、客席からは大きな笑い声が上がりました。