玉山鉄二さん、真木ことかさん、草笛光子さん、さとうほなみさん、橋本一監督登壇! 映画『次元大介』ワールドプレミアの公式レポートが到着
2023年10月13日(金)より、Prime Videoにて世界独占配信となるAmazon Original映画『次元大介』。
このたび、10月10日(火)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催されたワールドプレミアの公式レポートが到着しました。
イベントには、玉山鉄二さん、真木ことかさん、草笛光子さん、さとうほなみさん、橋本一監督が登壇し、配信を心待ちにしているファンの前で作品に関するトークを展開しました。
ワールドプレミアの公式レポートが到着
本作をいち早くスクリーンで鑑賞できる貴重な機会とあって、配信を心待ちにしているファンがTOHOシネマズ六本木ヒルズに集結。玉山さんや真木さんをはじめ、終始にこやかなトークが繰り広げられ、会場は大盛り上がり。9年ぶりに次元大介を演じた玉山さんは、「前回はルパン三世も石川五ェ門もいて安心感があったんですが、今回は次元一人。次元目線でストーリーが進んでいく中で、半年くらいかけて撮影があったんですが、本当に有意義で生きているという心地がした半年間でした。」と、さらに磨きのかかった次元大介への思い入れを明かしました。
そんな玉山さん演じる次元について、橋本監督は「皆さんにとってはアニメの次元大介のイメージが強いと思うのですが、もちろん実写はアニメの通りにはなりませんので、いい意味で違う次元を魅せたいなというのがありました。それを玉山さんが先頭に立って切り開いていただきました。ともすればアニメの真似をしそうになりそうなところを、自分なりの次元、玉山さんなりの次元を演じていただけたのでよかったです。」と、玉山さん演じる実写版次元を大絶賛しました。
また、時計屋の店主にして世界一のガンスミスという役どころを見事に演じた草笛さんは、「細かい作業が多かったのですが、でも私目は悪くないので、意外とスイスイといきましたね。これからガンスミスになろうかしら(笑)」と会場の笑いを誘いながら撮影を振り返りました。
悲しい過去が原因で声を失った少女・オトを演じた子役の真木ことかさんが「初めての声を出さない役だったので、どう演じるべきかいっぱい考えながら、オトの気持ちになって表情で表現できたんじゃないかと思います。」と語ると、玉山さんは「彼女は集中力が本当に高くて、泣くお芝居のときも一回スイッチをオンにすると撮影中3~4時間ずっと泣いていて、我々大人が勉強させられましたね。」と、大人顔負けの演技力を大絶賛しました。
さらに本作で泥魚街の娼婦・瑠璃を演じたさとうさんは、永瀬正敏さん演じる川島と瑠璃のはかなくも美しい恋人関係について「ヒーローと戦う敵の“素の顔”が描かれているのは珍しいですよね。だからこそ、次元との闘いが切なく映ります。」と語りつつ、「なんで今日永瀬さんいないんですか?」と、不在を寂しがる様子も見せました。
また、本作の見どころの一つである迫力満点のガンアクションについて、玉山さんは「アニメの次元って天才ガンマンで、銃を構えた時点でもう敵を倒しちゃってるんですよね。それだと実写ではアクションの尺が短くなってしまうので、そこをいかに引き延ばして派手に見せるか、いかに抑揚をつけるかということをたくさん監督と議論しながら撮影していましたね。」と撮影を振り返り、実写ならではのアクションシーンの見どころを明かしました。
次元大介にとって欠かせないのは、なんといっても彼の相棒の銃“コンバット・マグナム”。本イベントでは、そんな“相棒”にちなみ、キャスト陣が“相棒のように、自分にとって欠かせないもの”を告白玉山さんは「僕の欠かせないものは、サウナです。時間があれば家族でサウナに行って、息子と一緒にサウナに入って水風呂に入ってととのう、っていう至福の時を過ごしてますね。一回ハマるともうサウナに行かないと体が動かなくなる。欠かせないです。」と告白。
また、オトを演じた真木さんの欠かせないものは「ぬいぐるみ」。真木さんは「小さいころからぬいぐるみが大好きで、毎日気分によってぬいぐるみを持ち歩いてるんですけど、この子はクリスマスプレゼントに玉山さんからもらいました」と、玉山さんからもらったというテディベアのぬいぐるみを持参し、嬉しそうにエピソードを明かしました。
玉山さんはプレゼントした時を振り返り「彼女が本当に撮影を頑張っていて、クリスマスの日も京都で撮影だったんですよ。どうにかクリスマスにテンション上げてあげたいなと思って、いろいろなぬいぐるみを調べて、ドイツの職人さんがひとつひとつ手作りしているというテディベアをプレゼントしました。」と語りつつ、真木さんの「相棒ですね。」という言葉に思わず照れ笑い。微笑ましい二人の様子に会場からも歓声が沸きました。
また、さとうさんは「ドラムスティック」、橋本監督は「妻子」とそれぞれの欠かせないものを告白。そして最後に草笛さんが明かした欠かせないものは「お煎茶と梅干し」。なんとも渋い“相棒”について草笛さんは「これが私の健康のもと。一日が幸せに送れるようにと念じながら毎日お煎茶と少しの梅干しをいただいて、今日がいい一日になりますようにと念じながら一日を始めるんです。」と告白しました。
そんな草笛さんは10月22日が誕生日。90歳を迎える草笛さんに玉山さんからサプライズの花束が贈られると、草笛さんは「90歳、何がめでたい。」と会場の笑いを誘いつつ、「あっという間に90という数字が目の前に現れました。90という数字と闘うのではなく受け入れて、90歳も大事に生きようと思います。」と抱負を語りました。
最後に、いよいよ配信を迎える本作について玉山さんが「9年越しとなる本作ですが、実は前回の実写映画『ルパン三世』の撮影を終えてすぐに企画が立ち上がっていました。その企画が一度消えて、プロデューサーが走り回ってなんとか復活したと思ったらコロナ禍で撮影ができなくなったりと、長い時間がかかりましたが、出演している僕たちの裏で情熱を持って一生懸命動いてくれた人がいます。いろんな人が情熱と時間をかけて作り上げた作品なので、とことん楽しんでください。」と熱いコメントを送り、イベントは大盛況の中幕を閉じました。
映画『次元大介』作品情報
キャスト
川島武:永瀬正敏
矢口千春:草笛光子
水沢オト:真木ことか
瑠璃:さとうほなみ
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