『葬送のフリーレン』主人公・フリーレンの情報をまとめてご紹介! 性格や強さ、他のキャラクターたちとの関係、今後の注目シーンなどを解説します。
『葬送のフリーレン』の主人公・フリーレンは、魔王を倒した勇者・ヒンメル一行の魔法使いです。千年以上生きている長命の種・エルフであり、元々は淡白な性格ですが、ヒンメル達との冒険を通してその心に変化が訪れ、ヒンメルの死をきっかけに人の心を知る旅に出ます。
本稿では、フリーレンの性格や人柄、魔法使いとしての強さ、他のキャラクターたちとの関係性に加えて、今後の注目シーンも含め一挙に紹介していきます。
※本稿には原作やアニメのネタバレが含まれます。
目次
- プロフィール
- 魔法使いとしての強さ
- 性格・人柄
- ヒンメルとの関係
- フェルンとの関係
- フリーレンの可愛いところ
- 今後の注目シーン(コミックス6巻)
- 声優は種﨑敦美さん
- 人を知り少しずつ変化するフリーレンに注目!
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プロフィール
生年月日:不明(1000年以上生きている)
種族:エルフ
性格:ずぼらでドライ
趣味:魔法収集(魔法オタク)
経歴:魔王を倒した勇者一行の魔法使い
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) September 29, 2023
●フリーレン●
魔王を倒した勇者一行の魔法使い。エルフだから長生き。ドライ。魔法オタク。#フリーレン pic.twitter.com/21st2RxdT9
🪄キャラ紹介🪄#フリーレン CV#種﨑敦美
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2023
千年以上生きるエルフで、勇者パーティーとして魔王を倒した魔法使い。魔法であればどんなものでも興味を持つ魔法オタク。性格はずぼらでドライ。仲間たちとの旅を経て、知らず知らずのうちにその心にも変化が現れる。 pic.twitter.com/FZTqjGeojc
魔法使いとしての強さ
フリーレンは1000年を超える人生のほとんどを魔法の鍛錬に費やしており、その能力は絶大。さらに、体外に溢れ出る魔力を制限してその実力を隠す技術にも優れており、相手の魔族や魔法使いに自分の強さを見誤らせ、油断した隙を突く戦法を取ります。
魔力を制限するという発想すらない魔族にとってフリーレンの戦法は予想外のもの。そのため歴史上で最も多くの魔族を葬り去った魔法使い「葬送のフリーレン」の異名で魔族に恐れられています。
魔王直下の大魔族である七崩賢の1人・断頭台のアウラでさえ容易く討ち取ってしまうほどの実力を持っていますが、自分よりも魔力の低い魔法使いに負けた経験も。
また、魔法を使う瞬間にほんの一瞬だけ魔力探知が途切れるという弱点も持っています。これは致命的な隙であるものの、それを補って余りある卓越した技量により、実際には弱点になっていません。
使える魔法(一部)
魔法収集が趣味のフリーレンは、長い人生をかけて多種多様な魔法を集めており、使える魔法も戦闘向きのものから生活に密着した民間魔法までさまざま。その一部をご紹介します。
「ゾルトラーク」#フリーレン pic.twitter.com/ZPibdUvLPD
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2023
・ゾルトラーク(人を殺す魔法/魔族を殺す魔法)
・防御魔法
・飛行魔法
・ジュドラジルム(破滅の雷を放つ魔法)
・ヴォルザンベル(地獄の業火を出す魔法)
・花畑を出す魔法
・鳥を捕まえる魔法
・ミークハイト(宝箱を判別する魔法)
数ある魔法の中でフリーレンの一番好きな魔法は「花畑を出す魔法」。彼女の師である大魔法使いフランメに教わり、ヒンメルと出会うきっかけにもなった大切な魔法なのです。
『葬送のフリーレン』 魔法紹介
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) October 7, 2023
【花畑を出す魔法】
まとめ▼https://t.co/vJ6L6IkZws #フリーレン #frieren pic.twitter.com/eSJDOVLkwA
この他にも、銅像の錆を綺麗に取る魔法やパンケーキを上手にひっくり返す魔法、紙飛行機を遠くに飛ばす魔法などユニークな魔法を収集・使用するフリーレン。本作の世界では魔法が生活に浸透していることがうかがえます。アニメ公式サイトで登場した魔法が紹介されているのでぜひこちらものぞいてみてください。
性格・人柄
ここからは、魔族も恐れる魔法使いであるフリーレンの性格や人柄についてご紹介していきます。
ずぼらでドライ
フリーレンの性格を一言でいうと、淡白・ドライ。常に淡々としていて感情の起伏も少なく、表情にもあまり変化がありません。しかし、決して冷酷というわけではなく、実は面倒見が良く優しい性格をしています。
朝に弱く寝坊は日常茶飯事、自分の身なりに頓着がなく髪を乾かさずに寝てしまう、部屋を散らかすなど私生活はとてもずぼら。絶大な強さの魔法使いとは思えないほどのだらしなさです。
【コマ紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 7, 2023
6話6P#フリーレン pic.twitter.com/Jj0QBfyNrm
人間と大きく異なる時間感覚
長命のエルフである彼女の時間感覚は人間とは大きく異なっています。50年や100年は些細なものであり、勇者ヒンメルたちとの10年に渡る旅も彼女にとっては「短い間」。作中でも「たった30年」「たった80年」など、人間の一生に匹敵するような年月でさえ僅かな時間として捉えている発言が何度も登場します。
「皆との冒険だって私の人生の百分の一にも満たない」#フリーレン pic.twitter.com/M2ObNoRUc5
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2023
そのため、絶滅したと言われる花「蒼月草」を半年間かけて探し続けたり、仲間から頼まれた魔導書の解読に5,6年をかけたりと時間の使い方がとても贅沢。
フリーレンがこれまで人に関心がなかったのも、彼女にとって人間は関係を築いてもすぐに死んでしまう存在であり、時間の無駄だと思っていたからのようです。
魔法オタク
魔法は「ほどほどに好き」と言っているフリーレンですが、本当はとんでもない魔法オタク。「服が透けて見える魔法」といったあまり役に立たないような民間魔法も収集しており、それらの魔導書を報酬として依頼を引き受けることも少なくありません。
また、宝箱を見つけるとミークハイト(中身判別魔法)で99%ミミック(宝箱に化けた魔物)だとわかっていても、魔法に関するアイテムが入っている残り1%の可能性を捨てきれず、宝箱を開けてしまい、何度もミミックに食べられかけています。
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) September 29, 2023
●ミミック●
この魔力…魔導書かも。#フリーレン pic.twitter.com/g3hue7ePMa
その他にも、魔導書や魔道具を買いすぎてフェルンに叱られたり、面倒事に巻き込まれる依頼だとわかっていても魔導書が報酬だとわかると二つ返事で引き受けたり、そのオタクっぷりは筋金入りです。
ヒンメルたちとの旅で訪れた心の変化
元々のドライな性格に加え、エルフであるがゆえに人間の感情に鈍感であったことから、これまで人間にさほど関心を抱くことがなかったフリーレンですが、天寿を全うしたヒンメルの死に触れ、その心境に大きな変化が訪れます。
それまで自分にとっては「たった10年」のほんのわずかな時間だと思っていた彼らとの旅が大切な思い出になっていることに気が付き、それと同時にヒンメルのことを知ろうとしなかったことを深く後悔。
このことを機に、趣味である魔法収集を兼ねて「人を知るための旅」に出ることになります。
「人間の寿命は短いってわかっていたのに…
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2023
なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」#フリーレン pic.twitter.com/vd6lO8OjPL