秋アニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』第4話放送後インタビュー:阿部敦さん(六田守役)|コノハの秘密を共有した仲間に!今後の守の立ち位置にも注目【連載第5回】
阿部さんが気になっているキャラクターは?
――阿部さんが気になるキャラクターを教えてください。
阿部:前回話しましたけど、女の子だとやっぱり冬夜ちゃん(CV.山根綺)が気になりますね。あと現時点だと、アルコールソフトのメイ子(CV.堀江由衣)とかおりさん(CV.川澄綾子)ですかね。守からしたら、どんな立ち位置のキャラなんだろうって考えていたけど、かおりさんに至っては、母親代わりというか、世話を焼いてくれる近所のお姉さん、みたいな感じなのかなって思います。
あとキョンシー(CV.福島潤)とかは、一番いそうなキャラですよね(笑)。クリエイター業界だと実際にいたみたいですけど、飄々としているけど、火が点くと熱い人なんだろうなって思います。
あとは守のお父さんである六田勝(CV.伊藤健太郎)ですけど、彼が一番一般人というか、アルコールソフトの中で、ある種、一番一般の感覚に違い人だと思います。お父さんも、今後気になりますよね(笑)。
個人的に、健太郎さんとは共演もよくあって、わりとライバルとか友達の父親とか、そういう近い関係が多かったんですよ。だから第1話のときに健太郎さんに「とうとう親子になったね」と言われました(笑)。
――最後に、今後の見どころについて教えてください。
阿部:ゲーム作りに関して、知らないことが多くて、始めて知ったこともたくさんあったので、面白いなって思いながらアニメを見ていました。僕が仕事を始めた2006年頃ですら、月に何十本も色んなソフトが出ていたので、あの頃のゲーム業界ってすごかったんだなって思います。僕に関しては、PC-98の専門用語が難しくて、めちゃめちゃ言い慣れなくて大変でした(笑)。
そしてアニメのほうでは、時代が2000年に近づいてきて、世紀末で現実世界もワタワタしていた頃なんですよね。ノストラダムスの大予言やら2000年問題やらで。で、そんな時代でコノハちゃんの正体を知った守くんが、どう動くのか。そしてアルコールソフトは今後どうなっていくのかを、楽しみにしていてほしいです。
[文/塚越淳一]
『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』作品情報
あらすじ
ある日、ひょんなことから過去の名作美少女ゲームをゲームショップの店主から譲ってもらうことに。美少女ゲーム黄金時代に思いを馳せ、『同級生』のパッケージを開くと突如まばゆい光に包まれ、気づくとコノハは過去にタイムリープをしていた!
行きついた先は1992年!世は美少女ゲーム黎明期!アルコールソフトという会社で働くことになったコノハは、美少女を想い、美少女を描き、美少女を創りあげていけるのか!?
圧倒的な美少女への愛でお送りする、ひとりの少女の物語――『じゃ、始めるね!』
キャスト
(C)若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT