アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』石動雷十太役・三宅健太さんメールインタビュー【連載第17回】|雷十太はすごく純粋な反抗期の少年のように見えています
全世界シリーズ累計発行部数7,200万部超の大人気コミック『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(著・和月伸宏/ジャンプ・コミックス ※「北海道編」はジャンプスクエアにて連載中)の新作TVアニメが、7月6日よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送スタート!
連載開始から約30年を経ての新作TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。色褪せることのない、王道にして普遍的な物語、登場人物たちの苛烈な信念を、今再び鮮烈に映し出す──。
アニメイトタイムズでは、それぞれの信念を抱え新しい時代を生きる魅力的なキャラクターを演じる出演キャスト陣らにメールインタビューを実施! 第17回は、石動雷十太役・三宅健太さんに、本作の見どころや自身の演じるキャラクターへの印象などをお伺いしました。
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畏怖と畏敬が入り交じった謎的な印象
──原作漫画や脚本を読まれた際の感想をお教えください。
石動雷十太役・三宅健太さん(以下、三宅):原作漫画は私が高校生の頃に連載がスタートしていて、当時ものすごく衝撃を受けたのを覚えています。『るろ剣』きっかけで幕末から明治に興味を持ちました。
──三宅さんから見た石動雷十太の印象や魅力をお教えください。また、共感できるところやご自身との相違点などあればお聞かせください。
三宅:演じ手側の意見としては、雷十太はすごく純粋な反抗期の少年のように見えています。
生きている中で一度は経験するであろう、物事に対する説明のつかない憤りと憂いをそのまま形にしたような人物像が、魅力的に感じます。
──演じる際に意識されたことや印象的なディレクションなどありましたらお教えください。
三宅:『見た目よりも若く演じて下さい』 彼の精神性を考えたら「……なるほど」と思いました。
──石動雷十太の思想と相反する緋村剣心ですが、雷十太を演じる三宅さんから見た緋村剣心は、どのような印象でしょうか。魅力を感じる点などあれば教えてください。
三宅:つかみどころがない畏怖と畏敬が入り交じった謎的な印象です。雷十太からすれば、心をかき乱される存在なのかなとも思います。