アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』塚山由太郎役・三瓶由布子さんメールインタビュー【連載第18回】|今だったらこう描きたいと言うこともアニメの中に反映されているのかと思います
全世界シリーズ累計発行部数7,200万部超の大人気コミック『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(著・和月伸宏/ジャンプ・コミックス ※「北海道編」はジャンプスクエアにて連載中)の新作TVアニメが、7月6日よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送スタート!
連載開始から約30年を経ての新作TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。色褪せることのない、王道にして普遍的な物語、登場人物たちの苛烈な信念を、今再び鮮烈に映し出す──。
アニメイトタイムズでは、それぞれの信念を抱え新しい時代を生きる魅力的なキャラクターを演じる出演キャスト陣らにメールインタビューを実施! 第18回は、塚山由太郎役・三瓶由布子さんに、本作の見どころや自身の演じるキャラクターへの印象などをお伺いしました。
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自分の信じることをとことん信じる純粋さも魅力
──原作漫画や脚本を読まれた際の感想をお教えください。
塚山由太郎役・三瓶由布子さん(以下、三瓶):原作を読んだのは小学生の時でした。剣心がとにかくカッコいい!(はーと)と憧れというかなんというかそう思ったことを覚えています。
由太郎は演じさせて頂くにあたり、原作と喋り方などが変わったなと思いました。
──三瓶さんから見た塚山由太郎の印象や魅力をお教えください。また、共感できるところやご自身との相違点などあればお聞かせください。
三瓶:由太郎は弥彦と対比して描かれているという印象がありました。贅沢とも言える環境の中で育った雰囲気が出たらいいなと思いつつ、自分の信じることをとことん信じる純粋さも魅力かと思います。
──演じる際に意識されたことや印象的なディレクションなどありましたらお教えください。
三瓶:原作との喋り方の違いなどを丁寧に確認して頂きました。先生の意向だとお伺いして、今だったらこう描きたいと言うこともアニメの中に反映されているのかと思います。
弥彦とのケンカはとにかく思い切りよくお互いぶつかっていきました。
──塚山由太郎にとって明神弥彦は歳の近いライバルのような存在かと思いますが、塚山由太郎を演じる三瓶さんから見た明神弥彦は、どのような印象でしょうか。魅力を感じる点などあれば教えてください。
三瓶:彼は時代や環境に翻弄され、甘えることができず育った中でも、潰されず、彼なりの正義を持っていられる事がまずすごい。だからこそ子供なのに器のデカさの様なものを感じます。受け止めてくれる相手だからこそ、由太郎も遠慮せず我をぶつけられるのかもしれません。