『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』キャラクターデザイン担当のイリヤ・クブシノブ氏よりコメントが到着! 草薙素子、江崎プリンらの設定画が公開
2023年11月23日(木)から公開となる劇場版『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』。
このたび、キャラクターデザイン担当のイリヤ・クブシノブ氏のコメントと設定画が公開されました。
イリヤ・クブシノブ氏のコメント
ーー「攻殻機動隊 SAC_2045」完結を見届けた感想
やっぱりすごいです。泣いてしまいました。もう一度みます。何度も見たいです。
ーーキャラクターをデザインするうえで、気を付けたことや難しかったポイント
私の中で親しい友達のような存在になっている既存のキャラクター達にふさわしい、世界観にも合う新しい仲間や敵を描けたことは、とても嬉しい経験でした。キャラクターの外見、衣服、細かいことをいろいろ考えることも、描くことも、バリエーションを作ることも、何もかもとても楽しかったです。
監督達と雑談まじりに話す中で、相談し、意見を交換しながら、目の前でキャラクターたちが生まれていくことを見ることができたのは、感動的でした。SAC_2045の巧妙なストーリーの中のキャラクターそれぞれについて、「そういう性格、そういう気持ち、そういう考え方、あるね! わかる! 私にそっくり!」というような共感できる部分がありました。
どのキャラクターの中にも少しでも自分に近いところを感じられたおかげで、デザインが自然に進んだことが多かったと思います。 たとえば、プリンの気持ちはとてもよく理解できます。私は過去に偉大なクリエイターの素晴らしい作品のおかげで救われたひとりですが、そうやって人々を励ます作品を作れるクリエイターになりたかった私が、まさにそのクリエイター達と組んで、一緒に作品を作ることができたことは、夢を叶えられたと言えます。
SAC_2045のキャラクターデザインを任せていただけたことにとても感謝し、光栄です。もちろん、映像の仕事について未熟な部分はあったと思いますが、攻殻機動隊へのパッションや個人的に重要な思いを持ってることに関しては、誰にも負けないです。
『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』作品情報
あらすじ
進化の特異点迫る廃墟・東京で、ポスト・ヒューマンのレイドが始まる——
2045年。全ての国家を震撼させる経済災害とAIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争へと突入した。電脳社会に突如出現した新人類“ポスト・ヒューマン”による電脳犯罪を阻止すべく、全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる公安9課は、先の大戦で廃墟と化した東京へと向かう。奪取された原子力潜水艦による核大戦の危機が迫るなか、公安9課、アメリカ、ポスト・ヒューマンによる三つ巴の戦闘が激化していく――。
キャスト
(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会