『葬送のフリーレン』僧侶ハイターの情報をまとめてご紹介! 性格や能力、経歴に加えてフリーレンやフェルンとの関係などを解説します。
『葬送のフリーレン』のハイターは、魔王を倒した勇者パーティの僧侶です。10年間に渡る旅を共にしたフリーレンの仲間であり、戦災孤児だったフェルンの育ての親でもあります。
本稿では、ハイターの性格や能力、経歴、さらにフリーレンやフェルンとの関係などをまとめてご紹介します。
※本稿には原作やアニメのネタバレが含まれます。
プロフィール
生年月日:不明
種族・職業:人間・僧侶
性格:明るく朗らか
好物:酒
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) July 23, 2022
●ハイター●
魔王を倒した勇者一行の僧侶。酒大好き。笑って誤魔化す。すでに死亡。フェルンの育ての親。 pic.twitter.com/nBqUj4wBuF
【ハイター】
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) August 4, 2023
僧侶。
ヒンメルの幼馴染で、高度な回復魔法を操る優秀な僧侶。無類の酒好き。
声:#東地宏樹#フリーレン #frieren#9月29日金ローで初回2時間スペシャル pic.twitter.com/yUHJHlSJni
明るく朗らかな大酒飲み
ハイターは明るく朗らかな性格。彼は前向きな性格のヒンメルとともに、淡々とした性格のフリーレンや寡黙なアイゼンのいるパーティに明るい雰囲気をもたらしていました。
無類の酒好きで仲間たちからはよく「生臭坊主」と揶揄されており、二日酔いでダウンすることもしばしば。また、食べ物の好き嫌いが多かったり、すぐにバレるくだらない噓を平気でついたりと、僧侶にしてはかなり俗気があります。
しかし、晩年は体調を崩したことでお酒を止め、優しくて頼りがいのある偉大な僧侶として人々から尊敬を集めていたようです。
僧侶のとしての能力
僧侶は「女神様の魔法」と呼ばれる魔法を使います。フリーレンら魔法使いが使う魔法とは異なる種類の、回復や解毒などをメインとしたものです。
仲間たちからは「生臭坊主」と言われていたハイターですが、その能力は一級品。高度な回復魔法を操り、戦闘で怪我をした仲間の治癒はもちろんのこと、戦闘では後方支援を担っていたようです。
原作97話(単行本10巻)の回想シーンでは、パーティ全体に「全員無補給 無酸素状態でも生存できる魔法」を掛けるハイターの姿が。それは、フリーレンが「人類では決して破れない」と言う強力な結界魔法にヒンメル一行が閉じ込められてしまったときのことです。
ハイターいわくこの魔法によって「二か月は保つ」とのことで、「この結界を打ち破ることはできない」と諦めていたフリーレンも仲間とともに結界打破に挑み、無事脱出できたよう。ハイターが僧侶としての力を使うシーンはあまり多く登場しないものの、彼の高度な魔法技術があったからこそ、魔王討伐という偉業を成し遂げたに違いありません。
経歴
ハイターは戦災孤児であり、勇者ヒンメルとは同じ孤児院で育った幼馴染で親友です。少年だったヒンメルが勇者になる決意を初めて伝えたのもハイターでした。その際ハイターは「偽物の勇者にしかなれない」と彼の言葉を信じなかったものの、その後僧侶として仲間となり、共に魔王討伐に成功します。
魔王討伐後は聖都の司教となり、ヒンメルの葬儀も彼によって執り行われました。晩年は体調を崩し、隠居生活を送っていたようで、その時に戦災孤児であった幼いフェルンを拾い、育ての親となります。
ハイターは自分が亡くなることでフェルンをまた1人にすることを危惧していましたが、自分の元を訪ねてきたフリーレンにフェルンを託し、他界。親友ヒンメルよりも20年以上も長生きし、大往生を迎えたのでした。