『葬送のフリーレン』戦士アイゼンの情報をまとめてご紹介! 性格や強さ、過去、フリーレンやシュタルクとの関係などを解説します。
『葬送のフリーレン』のアイゼンは、魔王を倒した勇者パーティの戦士です。ヒンメル、フリーレン、ハイターとともに10年間に渡る魔王討伐の旅を共にしました。また、孤児となったシュタルクを拾い、弟子として育てた師匠でもあります。
本稿では、アイゼンの性格や能力、経歴に加えて、フリーレンやシュタルクとの関係などをまとめてご紹介します。
※本稿には原作やアニメのネタバレが含まれます。
目次
プロフィール
生年月日:不明
種族・職業:ドワーフ・戦士(斧使い)
性格:寡黙で冷静
好物:酸っぱい葡萄
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) July 6, 2022
●アイゼン●
魔王を倒した勇者一行の戦士。寡黙なツッコミポジション。竜に頭をかじられても無傷。まだ生きてる。 pic.twitter.com/hFWNfTNeDV
【アイゼン】
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) August 5, 2023
戦士。
頑強なドワーフ族でパーティーの前衛を務める。寡黙だが、パーティーの中ではツッコミ役。
声:#上田燿司#フリーレン #frieren#9月29日金ローで初回2時間スペシャル pic.twitter.com/61eLhnrYYV
寡黙なドワーフ
アイゼンは寡黙で冷静な性格。感情の起伏もあまりなく、表情が変わらないところはフリーレンと似たものを感じます。口数の少ない人物でありながらパーティではツッコミ役で、何度もミミックの罠に引っかかるフリーレンに「このエルフ置いていかない?」と言ったのもアイゼンです。
その一方で、敵に阻まれて突破が難しい場面などでは迂回したり他の策を講じるよりも強行突破を選択するような短気な一面も持っています。
ドワーフの寿命は300年ほどで、エルフほどではないものの人間に比べて遥かに長命の種族であるため、見た目の変化はあまり感じられません。しかし、肉体の老化は着実に進んでいるようで、ヒンメルの葬儀の後、旅に出るフリーレンから前衛を頼まれた際には「もう斧を振れる歳じゃない」と断っています。
ヒンメルたちと旅を始めた当初は、フリーレンの収集する民間魔法やそれを楽しむ他の仲間の様子を「くだらない」と一蹴していましたが、旅を終えた頃には「くだらなくてとても楽しい旅だった」と思うように。
旅の回想シーンではフリーレンが「花畑を出す魔法」を使った際、ハイターといっしょに花畑を走り回ったり、花かんむりを作ったりして遊んでいる様子が描かれており、堅物だったアイゼンが仲間との旅を楽しむようになったことがうかがえます。
さらに、魔王討伐を終え、仲間たちと別れてからはハイターと文通をしたり、ヒンメルの葬儀で涙を流すフリーレンの背中をさすったりと仲間思いの一面も見せています。
「人間の寿命は短いってわかっていたのに…
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 29, 2023
なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」#フリーレン pic.twitter.com/vd6lO8OjPL
戦士としての実力
アイゼンの実力として作中で最も多く語られているのが、身体の頑丈さ。「竜を昏倒させるほどの猛毒の矢を受けてもピンピンしていた」「自由落下程度ならどんな高さでも無傷だった」「竜に頭をかじられても無傷だった」など、その屈強さにまつわるエピソードが物語の随所で登場します。小柄なフリーレンよりも小さい背丈ながら人並外れたフィジカルは、ハイターにドン引きされることもしばしばあったようです。
攻撃面の実力を描写するシーンはそれほど多くないものの、“最強の戦士”と謳われており、その強さは魔族にも知れ渡っています。
ヒンメル一行の旅が描かれている原作第117話(コミックス12巻収録予定)では、大魔族リヴァーレの奇襲をアイゼンが斧で受け止めるのですが、魔族最強の戦士であるリヴァーレは「一世紀振りだ。俺の拳を止められる奴に出会ったのは。」と発言。アイゼンの名前を聞くと、「いつか相見えたいと思っていた」と続けたのです。
勇者ヒンメルは、アイゼンに命を預けるというほど彼に全幅の信頼を置いていました。屈強なアイゼンが前衛だったからこそ、彼らは魔王討伐の偉業を成し遂げられたに違いありません。
アイゼンの過去
故郷の村を魔族に襲われ、家族を殺された過去を持つアイゼン。彼は逃げて生き延びていますが、村を捨てて1人逃げたことをずっと負い目に感じているようです。
そのことを引き合いに出しては自分を「臆病者」ということもたびたびありましたが、ヒンメルたちとの旅の中で、恐怖を感じる自分も受け入れたうえで敵に立ち向かう強さを手にします。
「この恐怖が俺をここまで連れてきた」という台詞は、故郷や家族を置いて逃げた後悔、そのおかげで生きていること、そしてその恐怖に打ち勝とうとする勇気が集約されたような言葉で、まるでアイゼンの人生そのものを物語っているようです。