『呪術廻戦』より、第45話(第2期21話)「変身」のあらすじと先行場面カットが公開! 真人 役・島﨑信長さんのオフィシャルインタビューも到着!
「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、シリーズ累計発行部数8,000万部を突破している大人気コミック『呪術廻戦』(芥見下々・著)。2020年10月から2021年3月までTVアニメ第1期が放送され、2023年 現在は第2期が放送中。この度、第45話の先行場面カットが公開となりました。
併せて、真人を演じている島﨑信長さんのオフィシャルインタビューも到着。物語の印象や、「変化が面白い」と語る真人というキャラクターについて、そして作品の魅力などが語られています。
第45話(第2期21話)「変身」
あらすじ
窮地を救われた虎杖は東堂に鼓舞され、立ち上がる。激しい攻防の中、虎杖、真人に続いて東堂も黒閃を繰り出し、三者それぞれが120%の潜在能力を引き出すに至る。ギアを上げた真人は、「多重魂」「撥体」による全方位範囲攻撃を繰り出し襲い掛かる。ついに、虎杖、東堂、真人による最後の呪い合いが始まる―。
島﨑信長(真人役)オフィシャルインタビュー
――「渋谷事変」原作コミックや、シナリオを読まれた際の物語の印象を教えてください。
五条 悟という最強の存在が封印されたことによって事態が動き出し、まさに「渋谷事変」という滅茶苦茶な状況が巻き起こるわけですが、キャラクター同士の群像劇や色々な要素が絡み合い、様々な闘いが勃発していくところが面白さの一つだと思います。それぞれの登場人物もとても魅力的です し、呪霊や呪詛師の思惑が絡んでくるところも注目の要素です。原作で描かれているバトルやアクションシーン、セリフなど、映像で見てみたいシーンもたくさんあります。目を背けたくなるような描写や絶望感を感じるような場面もあるのですが、これに動きや声が入って映像で観たらどんなことになるんだろうと楽しみにしていました。
――「渋谷事変」に先駆けて、五条や夏油らの過去を描く「懐玉・玉折」が放送されました。作品をご覧になっての感想はいかがですか。
ドラマとしては夏油の物語が面白いと感じました。彼が何を見て、何を経験して、あんな風になってしまったのか。終盤近くまで、高専時代の 2 人の青春がしっかりと描かれていて、彼らの友情が描かれていたからこそ、その後のギャップであったり、五条や夏油の孤独がすごく身に沁みるというか。「渋谷事変」の前に、このエピソードを描くことで、五条はやはり最強を背負ってる人物なんだなという実感を持って「渋谷事変」の物語に繋がることができるのだと思いました。
――シリーズを通して、ご自身が好きなキャラクターや、気になるキャラクターは誰でしょうか。
やはり一番好きなのは真人ですね。自分が関わる役は、どこかしら自分の分身のように掘り下げていくもので、このキャラクターはどんなことを考えているのかなと感情移入もしますし。
真人は意外にシンプルなキャラクターだと思っています。呪いとしての本能の赴くままに生きている純粋なキャラクターなんです。自分が敗れそうになった時も、その死の感覚を楽しんでいたりするところもあって。でも、真人は経験したことを通して、どんどん変わっていく、変化していくキャラクターでもあります。“虎杖を殺したい”と、個人の強い意思として自我を持ち、虎杖に執着していくようになる。成長すればするほど、皮肉なことに人間らしさが見えてくるんです。最初の本能だけで行動している頃は、他者への共感が無く、怖いと感じる部分もありましたが、成長した今の真人は、ベストな選択ではないと分かっていても、己の強い意志のために行動してしまうようなところがある。自身の命にも執着するようになったと思います。そんな変化が面白くて、それを自分なりに埋めていくと、案外わかり易くて馴染むキャラクターだなと感じています。
――『呪術廻戦』の魅力はどんなところにあると思いますか。
『呪術廻戦』の登場人物って、呪霊も含めて皆人間くさいなって感じています。徹頭徹尾純粋で真っ白な光とか、完全に真っ暗な闇みたいな人はいなくて、皆清濁併せ持っている。立ち位置が変われば白と黒は裏返るし、純白の闇やら漆黒の光なんかも有り得るし、同じ人物でも色がころころ変わったりもする。シンプルな記号しか持たないキャラクターとしてではなく、綺麗なところ汚いところ、強いところ弱いところ、格好良いところ格好悪いところ、矛盾する部分なんかも含めてグラデーション豊かに人間を描いているところが、物語に引き込まれる要素の一つなんじゃないかなと思います。
――虎杖との壮絶な闘いを繰り広げる第 45 話の放送に向けて、視聴者へのメッセージをお願いします。
44 話をご覧いただくと分かるかと思うのですが、真人は今はもう最高潮に虎杖との戦いを楽しんでいます。この最後の呪い合いがこの先どうなっていくのか、ぜひご覧いただいて感じてもらいたいです。きっと映像もすごいことになるのではと思います。スタッフ、キャスト一同が全力で取り組んでおりますので、ぜひ楽しんでください。
『呪術廻戦』作品情報
あらすじ
辛酸・後悔・恥辱
人間が生む負の感情は呪いと化し日常に潜む
呪いは世に蔓延る禍源であり、最悪の場合、人間を死へと導く
そして、呪いは呪いでしか祓えない
驚異的な身体能力を持つ、少年・虎杖悠仁はごく普通の高校生活を送っていたが、
ある日“呪い”に襲われた仲間を救うため、特級呪物“両面宿儺の指”を喰らい、己の魂に呪いを宿してしまう
呪いである“両面宿儺”と肉体を共有することとなった虎杖は、
最強の呪術師である五条悟の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入することになり……
呪いを祓うべく呪いとなった少年の後戻りのできない、壮絶な物語が廻りだす―
キャスト
伏黒 恵:内田雄馬
釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美
禪院真希:小松未可子
狗巻 棘:内山昂輝
パンダ:関智一
東堂 葵:木村昴
加茂憲紀:日野聡
西宮 桃:釘宮理恵
禪院真依:井上麻里奈
三輪 霞:赤﨑千夏
究極メカ丸:松岡禎丞
五条 悟:中村悠一
夜蛾正道:黒田崇矢
七海建人:津田健次郎
吉野順平:山谷祥生
庵 歌姫:日笠陽子
楽巌寺嘉伸:麦人
冥冥:三石琴乃
禪院直毘人:中田譲治
家入硝子:遠藤綾
猪野琢真:林勇
新田明:徳井青空
夏油傑:櫻井孝宏
漏瑚:千葉繁
花御:田中敦子
真人:島﨑信長
脹相:浪川大輔
壊相:檜山修之
血塗:山口勝平
組屋鞣造:稲田徹
重面春太:羽多野渉
両面宿儺:諏訪部順一
高田ちゃん:黒沢ともよ
伏黒津美紀:早見沙織
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会