『ポケモンコンシェルジュ』メイキング映像が公開！｜小川育監督らスタッフ陣のコメントが到着

2023年12月28日（木）より配信開始となったNetflixシリーズ『ポケモンコンシェルジュ』のメイキング映像が公開！

あわせて、小川育監督らスタッフ陣のコメント・設定資料も到着しました。

作品名ポケモンコンシェルジュ放送形態配信スケジュール2023年12月28日（木）〜Netflixにて話数全4話キャストハル：のんアリサ：ファイルーズあいタイラ：奥野瑛太ワタナベ：竹村叔子コダック：高坂宙スタッフ監督：小川育脚本：土城温美コンセプトアート／キャラクターデザイン：上杉忠弘制作：ドワーフスタジオ主題歌「君の居場所（HaveaGoodTimeHere）」竹内まりや公開開始年＆季節2024冬アニメ(C)2023Pokémon.(C)1995-2023Nintendo/CreaturesInc./GAMEFREAKinc.『ポケモンコンシェルジュ』配信ページ「ポケモンコンシェルジュ」のグッズを探す

『ポケモンコンシェルジュ』メイキング映像が公開！

この度、コダックやピカチュウなど様々なポケモンたちが登場する本作の知られざる制作の裏側を明かしたメイキング映像が解禁となりました。

『ポケモンコンシェルジュ』では、この完全新作のお話をドワーフスタジオとともに映像化するにあたり、静止した人形を一コマごとに少しずつ動かしながら撮影する“ストップモーション”というアニメーション技法を使用しています。

小川育監督は本作の制作にあたり、「ポケモンがいる世界をリアルに感じてもらえるような作品を目指した」と語っており、今回のメイキング映像では、新たなポケモン映像を生み出すための挑戦を垣間見ることができます。

コンセプトアートとキャラクターデザインを手掛けたのは、『コララインとボタンの魔女 3D』（09）でコンセプトアートを担当し、当時日本人初となるアニー賞最優秀美術賞を受賞した上杉忠弘氏。上杉氏はポケモンリゾートというポケモンの癒しの場を描く上で「ポケモンの世界の範疇からあまり逸脱はしすぎないけれども、意外性はある、というような落としどころを探っていきました。見て“楽しそう！”って思えるかが大事なところです。」と大切にしたポイントを解説しました。

本作に登場するさまざまなポケモンたちはもちろん、新米コンシェルジュのハルや先輩のアリサやタイラなど、人形制作進行を担当したドワーフの原田脩平氏はポケモンの表現について、「ストップモーション・アニメーションは、人形がどのように動くのかを前提に設計していく世界なので、形、大きさ、素材をそれぞれのポケモンごとに考えながら検証していきました。そこが一番大変で、やりがいでしたね。」と明かします。中でもコダックについて小川監督は、「コダックは体型がすごくシンプルで、足も短いですし、手もお腹まで届かないので行動の範囲が制限されていて、歩いたり走ったりするときも鈍くさい感じがいいなと思ったので無駄な動きを入れてみたりもしました。」と、こだわりを打ち明けました。頭痛に悩まされ頭を抱える姿や、強力な“ねんりき”を放つ姿など、コダックらしさ満載の演出にも注目です。

また、そんなコダックのお世話に奔走するするハルは、初期段階で上杉氏の手がけたキャラクターデザインでも、さまざまな表情集が描かれました。小川監督とディスカッションを重ね、原田氏は実際にハルを動かすために、「体の動きだけでなく顔の表情で（心情を）たくさん伝えられるように表情のパーツをたくさん作りました。ハルは主人公なので30種類くらいの表情を用意しましたね」と語り、ハルのあふれ出す人間味を表現したといいます。

また本作には、美術や小道具などの至る所にも、ポケモンをモチーフが散りばめられています。小川監督は、「ポケモンをモチーフにしたプロダクトが色んなところに出ているので探してみてください。何度見ても新たな発見があると思うので繰り返し見ていただきたいです。」と語るように、遊び心に満ちた楽しい演出も見逃せません。