今年もよろしく美味しんぼ | 「女将を呼べッ!!」「このあらいを作ったのは誰だあっ!!」SNSで見かける『美味しんぼ』の“あの台詞”が登場するアニメ回をまとめました
「女将を呼べッ!!」
「これに比べると山岡さんの鮎はカスや」
「いいかい、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ」
SNSでよく目にする『美味しんぼ』の名台詞の数々。しかし、昨今は台詞が独り歩きしてしまい、台詞は知っているけど何のエピソードなのか知らないという人も少なくないと思います。
そんな名台詞&名場面の数々を折角なら豪華声優陣によるボイス付きで名台詞を見て(聴いて)もらいたい!
そこでアニメイトタイムズ編集部が独断と偏見で『美味しんぼ』の名台詞9個をピックアップ。メニュー画面の「懐かしアニメ」に『美味しんぼ』を選んでいるあたりにシンパシーを感じるABEMAさんご協力のもと、各話エピソードや場面カットと合わせてご紹介していきます。
それではDang Dang 気になる(by中村由真)『美味しんぼ』の名台詞と登場回をお楽しみください!
女将を呼べッ!!
【発言者】
海原雄山
【登場回】
第12話「ダシの秘密」
大原社主は雄山と士郎を仲直りさせようと料亭で席を設けるがかえって雄山を激怒させてしまう。料亭の料理にも口を出し何度も作り直させる。別室の士郎はそれとは知らず板場に立つ。
【編集部コメント】
『美味しんぼ』の名台詞製造機こと海原雄山。
その中でもとくに有名な台詞の一つですが、アニメ版では大塚周夫さんの重厚なボイスで海原雄山の威厳が遺憾なく発揮されています。
このあらいを作ったのは誰だあっ!!(この刺身を作ったのは誰だあっ!!)
【発言者】
海原雄山
【登場回】
第20話「板前の条件」
美食倶楽部の板前・良三は緊張感から煙草を吸ったが、雄山の嗅覚は料理についたヤニの匂いを見逃さなかった。クビになった良三の復権を賭けて、士郎はある料理を教える。雄山の反応は!?
【編集部コメント】
アニメと原作で台詞の細かな変更が入ることは多いですが、この台詞は原作で「このあらいを作ったのは誰だあっ!!」としているのを、アニメでは「この刺身を作ったのは誰だあっ!!」とアレンジすることで料理が直感的に思い浮かびやすくなっています。
食べ物の味もわからん豚や猿を、私と一緒の席に着かせるのか!!(食べ物の味もわからぬ山猿を、私と同席させるのか!!)
【発言者】
海原雄山
【登場回】
第6話「幻の魚」
刺身は鯖が一番と胸を張った士郎。雄山をはじめ、同席した他の人々にバカにされ、ゆう子も気が気ではない。彼が自信満々に推す葉山の鯖。その秘密は?雄山との対決に勝利できるか。
【編集部コメント】
原作は「食べ物の味もわからん豚や猿を、私と一緒の席に着かせるのか!!」という発言を、アニメでは「食べ物の味もわからぬ山猿を、私と同席させるのか!!」とマイルドと言って良いのか分からない微妙なアレンジが入っています。
見ろ!! 手が汚れてしまった!!
【発言者】
海原雄山
【登場回】
第25話「ハンバーガーの要素」
美食倶楽部の宇田は優秀な料理人。”多くの人に美味しい物を”とハンバーガー屋転向を決意し雄山の逆鱗に触れる。最高の材料を使った物を、と意気込む宇田だが作ってみると何かおかしい!?
【編集部コメント】
この回ではもう一つ「味覚音痴のアメリカ人の食べるあの忌まわしいハンバーガーを!!」という有名な台詞も登場しますが、さすがに「忌まわしい」という表現はまずかった模様。アニメでは「味覚音痴のアメリカ人の食べるあのハンバーガーをだと!!」とやや抑え目の表現に変更されています。
また、何だかんだ言いつつ、最後には開店祝いにピクルスを送ってくれるツンデレ海原雄山にも注目なエピソードだったりします。
海原雄山の名台詞(怒声)を4連発お送りしましたが、次ページでは他のキャラクターの名台詞もご紹介!