『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』大ヒット御礼舞台挨拶レポート|フォージャー家を演じる声優陣、江口拓也さん、種﨑敦美さん、早見沙織さん、松田健一郎さんが勢揃いしてファンからの質問に回答
2023年12月22日(金)より公開中の『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』。その大ヒット御礼舞台挨拶が、2024年1月20日(土)にTOHOシネマズ日比谷で開催されました。
今回のイベントには、ロイド役・江口拓也さん、アーニャ役・種﨑敦美さん、ヨル役・早見沙織さん、ボンド役・松田健一郎さんらフォージャー家のキャストが勢揃い。さらにゲスト声優の中村倫也さん&賀来賢人さんも加えた6名で、作品に関するトークを展開しました。
本稿ではこのイベントの模様をお届けします。なお、公開後の舞台挨拶となるため一部ネタバレが含まれます。まだご覧になっていない方はご注意ください。
家族が力を合わせるシーンはベタだけどやっぱり良い
声優陣が順番に挨拶を済ませたところで早速トークパートへ。ここでMCから、公開からおよそ1ヶ月で興行収入が50億円、観客動員数が370万人を突破したと発表がありました。
江口さんはこの数字に実感がないとコメント。ここで、会場に集まったファンのみなさんに作品をご覧になった回数を尋ねると、既に2回以上という方ばかり。これで人気を実感できたようで、ファンの皆さんへ感謝の気持ちを表明していました。
賀来さんは、お子さんと本作を鑑賞した際のエピソードを披露しました。すると種﨑さんから、「お子さんは賀来さんの出演を知っていたのか?」との質問が。なんと実家でパンフレットか何かを見て知っていたようで、一緒に見に行った際にルカが登場すると、スクリーンと賀来さんの顔を交互に見るような状態になっていたのだとか。
続いて、作品に関する裏話をネタバレありで語ることに。ロイド、アーニャ、ヨルが飛行戦艦の操舵輪を全力で回すシーンが話題になると、早見さんは同じ目的に向かうフォージャー家を見て、家族の絆が積みあがってきたように感じたとコメント。江口さんもこれを受けて、力を合わせるシーンはベタだけどやっぱり良い、それが見たいと話していました。
もちろん、言葉にするのは憚られるものの、幼い子たちも大好きで大人のみなさんもついつい童心に帰ってしまう、“例のブツの神様”についても話題に。種﨑さんはファンのみなさんに楽しく見てもらえてホッとしたそうですが、最初はこれに映画の尺を使っていいものなのかと不安があったそうです。
例のブツの神様を演じる千葉繁さんとの収録エピソードも明らかになり、あの頷くような返事がアドリブであることもわかりました。江口さんによると、千葉さんはこのシーンのアドリブをNGが出た時のために3パターンくらい用意していたのだとか。
中村さんと賀来さんには、アーニャとドミトリ&ルカの追いかけっこシーンについて伺いました。しかし中村さんは、それよりも例のブツの話がしたいと一言。なんと、アーニャがトイレを我慢しているシーンで、元々は「でたか?」「トイレ行くか?」みたいなセリフを無意識に「う〇こでたか?」と間違えてしまったそうなのです。しかし修正を願い出たところ、制作陣から面白いから採用との言葉があったそうです。ここで会場は大爆笑となり次のコーナーへ。