『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』保志総一郎さん、田中理恵さん、石田彰さんら出演声優陣が今の心境や見どころを語った公開記念舞台挨拶をレポート
2024年1月26日(金)から全国の映画館で上映中の劇場アニメ『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。その公開記念舞台挨拶が1月28日(日)に新宿ピカデリーで実施されました。
登壇者は保志総一郎さん(キラ・ヤマト役)、田中理恵さん(ラクス・クライン役)、石田彰さん(アスラン・ザラ役)、上坂すみれさん(イングリット・トラドール役)、森崎ウィンさん(グリフィン・アルバレスト役)、西川貴教さん(主題歌)、福田己津央監督の7名。
今回はそんな登壇者のみなさんが、『機動戦士ガンダムSEED』&『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』からおよそ20年ぶりのシリーズ最新作となる本作について、公開を迎えた現在の心境や見どころを語りました。本稿ではその模様をレポートします。
イザーク・ジュールとディアッカ・エルスマンの活躍にも注目
まずはMCから本作の観客動員数が50万人、興行収入が7.7億円を突破したとの情報が明かされました。この記録は公開から2日間でのものとなっており、驚異的なスタートとのこと。その後、保志さんから順番にファンのみなさんへ挨拶していきました。
福田監督はここで、好調なスタートを切ったことについて実感がないとコメント。そして、この結果はこれまで応援してくれたファンのみなさんの力があってこそであり、売上よりもファンのみなさんの笑顔が大事なので、ぜひとも作品を楽しんでほしいと要望していました。
続いて、本イベントに登壇が叶わなかったシン・アスカ役の鈴村健一さんよりのメッセージをMCが代読。鈴村さんは当時を振り返って『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』作中のシンと同様に自身も藻掻いていたことを明かしたほか、劇場版で改めてシンを演じてこんなにも素直で可愛いキャラクターだと知り、惚れ直したと語っていました。
ここから本格的なトークパートへ。まずは保志さんに公開を迎えた現在の心境を伺うことに。保志さんはファンのみなさんが本作にどんな期待を寄せてくれるかを考えると、その感想に不安があったと話しました。しかし今では好評を得られている実感があるそうで、ご自身の周囲の人たちからも良かったとの感想をもらえて嬉しかったのだとか。
また、田中さんと石田さんに見どころを伺う場面も。上映前の舞台挨拶であるためネタバレができず難しくはあったのですが、田中さんは愛と必要性が本作のキーワードになるとコメント。
また、石田さんも本作が愛をテーマにしていることは間違いないとしつつ、戦争を描いていることからそれぞれの思惑がぶつかっており、それを終息させるために辛い決断を迫られるところが描かれていると話してくれました。加えてイザーク・ジュールとディアッカ・エルスマンが登場することを明かし、ふたりの活躍にも注目してほしいとも。
この石田さんの話がひと段落したタイミングで、福田監督から「それで、君(※アスラン)は何に乗るの?」という際どい質問が飛び出しました! とはいえ素直に答えると重大なネタバレになるため、石田さんは連想ゲーム形式で観客のみなさんにヒントを出すことに。
ここでは「水遁の術とかを使う」「変身ヒーローみたいなところがある」という気になる発言がありました。