「俺ガイルFes.10th」【昼の部】レポート|江口拓也さん、早見沙織さんら声優陣による歌やトークで物語を振り返る!渡 航先生書き下ろしの朗読劇ではキャラクターたちのウィットに富んだ掛け合いで笑いが溢れた
小学館ガガガ文庫より刊行中の渡 航先生によるライトノベル『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』シリーズ。そのTVアニメ10周年を記念したイベント「俺ガイルFes10th」が、2024年2月17日(土)にFOSTERホール(昭島市民会館)で行われました。
登壇者は江口拓也さん(比企谷八幡役)、早見沙織さん(雪ノ下雪乃役)、東山奈央さん(由比ヶ浜結衣役)、佐倉綾音さん(一色いろは役)、悠木碧さん(比企谷小町役)、堀井茶渡さん(戸部翔役)、やなぎなぎさん(OPアーティスト)に渡先生を加えた8名。
本稿では、TVシリーズ第1期から第3期までを主題歌&キャラクターソングライブ&トーク企画で振り返ったこのイベントの【昼の部】をレポートします。
主題歌&キャラソン全15曲で第1期から第3期『完』までを振り返る
まずは江口さんと堀井さんがステージに現れ、イベント開始前の前説を担当しました。注意事項の告知の後、「俺ガイル Fes.-FINAL」では新型コロナ禍だったことからできなかった声出しの練習をすることに。
そして集まったファンの歓声の中、渡先生も登場。先日発売されたキャラクターソングアルバム「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 キャラクターソングアルバム やはりこのキャラソンはまちがっている。~10th Anniversary~」収録のボーナストラック「その青は月日に褪せても変わらず青い」で、会場を大いに熱くしてくれました。
イベント開演時間を迎えると声優陣が客席の通路を通ってステージへ。これには会場も大盛り上がりで、拍手や手を振るなど思い思いの形で声援を送っていました。その後の一言挨拶では東山さんがお馴染みとなっている「やっはろー」をもちろん実施。大きな歓声が上がっていました。
また、佐倉さんからはファンのみなさんに「付き合ってください」と言ってほしいとの要望が。そのお願いを叶えてみると返答はもちろん「ごめんなさい、無理です」。佐倉さん演じるいろはが、八幡が自分を口説こうとしているかのように感じられた際に断りを入れるシーンの再現となっており、告白を一刀両断されたにも関わらず会場は大喜び。
そしてライブパートへ突入。『俺ガイル』の始まりを飾った「青春とは嘘であり、悪である」という八幡の作文を江口さんが朗読し、1曲目はやなぎさんによる第1期オープニング「ユキトキ」。その後は「going going alone way!」「ヒマワリGood Days」「雪解けに咲いた花」「Hello Alone」をメドレー形式で披露していきました。
第2期『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』パートでは、「春擬き」「かしこガール」「本物が欲しければ」「ハッピーエンドのそばで」「エブリデイワールド」の5曲がピックアップ。「春擬き」ではサビ前の「今なんだ!」を声を合わせて叫ぶ場面も見られ、会場の一体感をさらに高めることに。
ライブパートの締めくくりとなった『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』パートはオープニングテーマ「芽ぐみの雨」を皮切りに、「今という未来へ」「Lの感情」「エブリデイ is パーフェクト」「ダイヤモンドの純度」の5曲を歌唱。第1期から第3期まで全15曲のライブパートとなりましたが、その豊富な曲数に放送当時を思い出した方も多かったことでしょう。
(C)渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続
(C)渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完