春アニメ『戦隊大失格』“先生がいないホームルーム感”のあるダスターズたちのやり取りに注目!SNSでも「怪人カワイイ!」と話題に
TBS系全国28局ネットにて4月7日から毎週日曜午後4時30分放送が開始したテレビアニメ『戦隊大失格』。
13年前、突如始まった怪人と大戦隊との存亡をかけた戦い。だがこの戦い、実は茶番劇で、とうの昔にアジトは陥落、怪人幹部も全滅、残った下っ端・戦闘員ダスターズは、大戦隊と結ばされた秘密の協定<毎週末、地上侵攻し敗れ散る>を繰りかえす「日曜決戦」を強いられている設定の本作。
既に怪人幹部も全滅している中、擬態能力を持つ戦闘員ダスターズがわざわざ怪人幹部に変身をし、「日曜決戦」に挑んでいる設定だが、第1話では999戦目の戦いに挑むことになっている。
もう999戦にもなると、戦闘員ダスターズが擬態する怪人幹部もネタ切れの様子。この、”怪人幹部のデザインを考える戦闘員ダスターズのやりとり”が可愛く憎めないと話題だったので紹介したい。
見た目は同じ? だけど個性はある下っ端戦闘員ダスターズに注目!
ラジオから聞こえる人間側の怪人評論家の勝手な意見に文句をたれつつも、ホワイトボードにおもむろに怪人幹部を描いて、作り出す怪人幹部の提案をしていく。
提案される怪人幹部は「つよい」「あくりょく50000」「猫でめろめろにする」などそれぞれ好き勝手。それに対してもやいのやいの好きに意見を飛ばす戦闘員・ダスターズになんだかほほえましい印象を受ける。
さとうけいいち監督は、戦闘員たち同士のこのやり取りを「先生がいないホームルーム感」を意識したという。彼らは怪人幹部に作り出されてから13年、現実世界の人間でいうと中学生だ。
本作の主人公戦闘員D(CV:小林裕介)は「意識が高い」など揶揄され、「世界征服」と思わず振り上げたこぶしに賛同者がなく笑われて、思わずとびかかってしまう姿はまさにまだ若さを感じるのも納得だ。
SNS上でも子のコミカルなやり取りに「怪人がかわいいw」や、「握力50000は草」など彼らのやり取りに多くのコメントがよせられました。
そんな中学生感のある戦闘員・ダスターズ。彼らの見た目は同じ感じではあるが、よくみると体系や声が違い、それぞれ個性がある。同じに見えて違う個性がある戦闘員たち。負けることが決まっている日々のルーティンに疑問を持ちはみ出した、ただの下っ端戦闘員Dがどのように、宿敵である竜神戦隊ドラゴンキーパーを倒していくのか。今後の物語の展開を楽しみにしたい。
『戦隊大失格』作品情報
あらすじ
とうの昔にアジトは陥落、怪人幹部も全滅、残った下っ端戦闘員ダスターズは、大戦隊と結ばされた秘密の協定<毎週末、地上侵攻し敗れ散る>を繰りかえす日々。
この敗け続けの人生に、やさぐれた戦闘員Dは遂に立ち上がる!
キャスト
(C)春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」製作委員会