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春アニメ『龍族 -The Blazing Dawn-』:山下大輝×本渡楓×村瀬歩インタビュー

春アニメ『龍族 -The Blazing Dawn-』:山下大輝さん×本渡 楓さん×村瀬 歩さん 声優座談会|0話は主人公の成長に欠かせない要素であり、壮大な物語の第1歩

中国発ファンタジー大作の日本語吹替版『龍族 -The Blazing Dawn-』が2024年4月6日より放送開始!

『龍族 -The Blazing Dawn-』は、2022年8月から11月に中国で配信され、累計再生数5億7千万回を突破した人気アニメで、昨年に2期の制作も発表されています。

平凡な高校生のルー・ミンフェイのもとに、突然、カッセル学院から入学招待状が届きます。そして同学院の先輩であるノノや、ミンフェイを「兄さん」と呼ぶルー・ミンゼイが現れたり、不可思議なことが起きます。カッセル学院とは? そしてミンフェイを入学させようとした目的とは? 

初回にあたる0話は1時間で放送される特別版となっています。アニメイトタイムズでは放送を記念して、主人公のルー・ミンフェイ役を演じる山下大輝さん、ノノ役の本渡 楓さん、ルー・ミンゼイ役の村瀬 歩さんの座談会をお届けします。本作の魅力や演じるキャラの印象、アニメの見どころなど語っていただきました。

 

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龍族 -The Blazing Dawn-
普通の高校生として孤独ながらも平凡な日々を過ごしていたルー・ミンフェイ。ある日、突然届いたカッセル学院からの入学招待状が彼の人生を大きく変えることになる。癖の強すぎる教師陣や個性豊かな同級生らが集結する奇妙なこの学院では、世界中から龍の血を宿した人間を集めており、その目的は人類の敵である“龍”を殺すことだった。表の世界に隠されてきたもう一つの歴史、“龍族との戦い”を目の当たりにしたルー・ミンフェイは、千年の眠りについていた龍王たちを討伐する戦いに身を投じていく。作品名龍族-TheBlazingDawn-放送形態TVアニメスケジュール2024年4月6日(土)〜2024年6月29日(土)TOKYOMX・BS11ほか話数全16話キャストルー・ミンフェイ/路明非:山下大輝ノノ/諾諾:本渡楓ルー・ミンゼイ/路鳴沢:村瀬歩フィンゲル・フォン・フリングス:橘龍丸チュー・ズーハン/楚子航:小野賢章シーザー・ガットゥーゾ:大塚剛央リン:天城サリーノルマ・ローレンス:石見舞菜香アンジェ:速水奨スタッフ原作:江南監督・シリーズ構成:王昕キャラクターデザイン・総作画監督:李時旼音楽監督:伍婷BGM:KOHTAYAMAMOTOアニメーション制作:HANABARAAnimation主題歌OP:「IVORYTOWERfeat.Senna...

 

カメラワークや映像のクオリティの高さに驚き!

――まず作品をご覧になった印象と魅力を感じる点をお聞かせください。

ノノ役 本渡 楓さん(以下、本渡):吹替版なので、完成している映像を見ながらの収録でしたが、とてもきれいでしたね。

ルー・ミンフェイ役 山下大輝さん(以下、山下):映像のクオリティがすごく高くて、ビックリしました。

本渡:常に何かが動いていて、カメラワークもグルグル回っていて、すご過ぎて最初に見た時、感動してしまいました。

ルー・ミンゼイ役 村瀬 歩さん(以下、村瀬):普通のTVシリーズの予算とは桁が1つ違うんじゃないかなと思うくらいのスタッフ陣と技術力で。あと空間をダイナミックに使っていて、すごい世界観だなと思いました。

 

 
山下:大胆に動くから見ていて気持ちいいんですよね。OPからまずカッコいいし、戦闘シーンや登場する建物にもすごくこだわられているんだなと感じたのが第一印象でした。

――本作は登場人物が多いですよね。

山下:男性キャラも女性キャラも非常に多くて。かつ中国の人名なので、あまり馴染みのないものも多くて、読み方に慣れるのが大変でした。

村瀬:イントネーションとか。

山下:常に人名をフルネームで読むところが印象として強くて。聞いたところによると、中国では同じ苗字の人がとても多いので、フルネームで呼ばないと自分が呼ばれているのかわからないそうです。作中でも「ルー・ミンフェイ、ルー・ミンフェイ、ルー・ミンフェイ」と何度も呼ばれるので、僕自身に置き換えると、「山下大輝、山下大輝、山下大輝」と呼ばれていることになるので、不思議な感覚でした。

 

主人公のミンフェイは情緒の変化が激しく、ミンゼイは謎に包まれたキャラ

――じっくり描くところと、すごいスピード感で流れていく、メリハリもハッキリしている気がしました。

山下:テンポがいいなと思います。

村瀬:尺の中でセリフを叩きこまないといけないところもありました。間の使い方が日本の作品とは違うので、サクサク進むので大変です。特にミンフェイはセリフ量が多いからね。

 

 
山下:ミンフェイは情緒の変化がすごいので(笑)。前後のシーン関係なく突然、ギャグになったりして。

村瀬:表現も表情も豊かだよね。

山下:そのあたりは思い切ってやらせていただいているので、おもしろいです。でも、尺に対してセリフ量が多いので、大変な部分でもあります。

本渡:ミンフェイはずっと出ずっぱりですし、セリフもすごい量で。ギャグパートも、中国ならではのギャグの見せ方があって、私が演じるノノではあまりなかったですけど、男性陣は多くて、おもしろかったです。

山下:原音との違いがあるので、おもしろさもあり、難しさもあり。でもミンゼイは、中国の声優さんとの温度差があまりなくて。謎に包まれているキャラだし、中国の声優さんも淡々と話しているので、いつかミンゼイの色んな表情も見たいなと。

村瀬:今のところはなさそうだけど(笑)。泣いているかと思ったら、ちょっとメンヘラっぽい感じになったりして。

 

 
それに対してミンフェイは叩き込んでいるからすごいですね。あと、ノノも収録したところではヒロイン的な立ち位置でフィーチャーされ始めているけど、今後どうなっていくのか。

本渡:そうですね。放送前の時は、「どんな子だろう?」と思いましたし、収録中の今でもまだすべては見えていなくて、彼女の背負っている生まれや環境があって、強い信念もきっと持っているからこそ、ミンフェイに対して思うことがあるのかなと思いつつ。ノノはぱっと見、クールに見える振舞をしますが、スイッチが入ると熱くなるし。

山下:自分をちゃんと持っている、しっかり者な気がする。

本渡:彼女は自分を持ってますよね。助けてあげたい人には手を差し伸べたり、術を教えてあげるし、そうかと思ったらすごくテンションが高くなる時があったりして。

村瀬:なんて言ったらいいのかな? 素直、大胆、面倒見がいい……。

本渡:社交の場での見せ方はうまいし、すごく器用で。

山下:すごく大人びているんだろうね。経験値が高いというか。

本渡:いろいろな面があるから演じていて楽しいです。

 

 

――ノノは男性からすると、高嶺の花に見えるけど、歩み寄ってくれるので、ついひかれてしまいます。

山下:ノノってスキがなさそうな気がしますし、人の弱さや自分との共通点を見つけて歩み寄ってくれるけど、そういうところを隠すのもうまいから近寄りがたいのかもしれません。あと、この作品では自立した女性が多いイメージがあります。

本渡:すごくカッコいいですよね。

山下:あと日本人のキャラクターもいたりして。名前の由来なども気になります。日本のアニメのいろいろな要素を取り入れているアニメな気がしていて。ギャグの部分でも「これはあの作品かな?」とか。

一同:(爆笑)

山下:日本のアニメを好きな人たちが作っているんだろうなと感じられて。だから日本のキャラクターもいるのかもしれませんね。

 

 

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