『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星』公開記念舞台挨拶レポート|高山みなみさんら出演声優陣6名が遂にベールを脱いだ本作の魅力を語る!大泉洋さんによる怪盗キッドの声真似チャレンジの結果は……!?
山口さんの息子さん&娘さんも出演している!?
続いて本作で物凄い活躍を見せた平次について堀川さんは、やるべきことをやった満足感があると一言。また平次の魅力をMCから問われると、真っすぐなところとどこまでもピュアでごまかすことができない男の清々しさだと回答していました。
そして、新たな恋のライバルとして登場した福城聖を演じる松岡禎丞さんとの掛け合いについては、演じる中で渡すものと貰うものは大事にしていたそうです。
そんな松岡さんはアフレコ時にかなり緊張していたそうで、高山さんは昼食を取らずにそのままアフレコに臨もうとしていた松岡さんに大丈夫かと声をかけたことがあるのだとか。空腹でよく演じられたなと感心したそうですが、もしかしたら緊張感を途切れさせないようにしていたのかもしれないと分析する場面もありました。
宮村さんは、『から紅の恋歌』以来7年ぶりに劇場版『名探偵コナン』の舞台挨拶に参加したとのこと。昨年(2023年)の『黒鉄の魚影』のエンディング後において平次のセリフがあったので、自分も出演することを知ったと明かしてくれました。
また、ラブコメのキーパーソンを務めたことについては、五稜郭というワードを見て和葉は平次から遂に北海道で告白されるのかと期待したそう。とはいえアフレコ時には心から聞けていないものがあったそうで、いつかそれを心から聞きたいと切実に語っていました。
山口さんにはキッド、黒羽快斗、工藤新一の演じ分けを伺いました。快斗は普通の高校生、キッドはエンターテインメントを意識しているそうですが、新一は高山さんに寄せることを意識しているのだとか。しかし高山さんが年々カッコよくなりすぎており、いつか新一も高山さんが演じるのではないかと冗談めかして語って会場の笑いを取っていました。
そして、キッドが最初に変装していた配送員についての裏話も。なんとあのキャラクターを演じていたのは、山口さんの息子である山口竜之介さんだったのだとか。加えて娘である山口茜さんも出演されていたそうなので、ぜひおふたりが演じるキャラクターがどこに登場しているのかも探してみてはいかがでしょうか。
大泉さんは毛利小五郎と自身が演じた川添善久が絡むシーンが、ジャック・バウアー(※小五郎役の小山力也さんが『24 -TWENTY FOUR-』という海外ドラマで吹替えを担当した)と絡んでいるようで嬉しかったと熱く語ってくれました。
そんな大泉さんは、以前のファンミーティングで怪盗キッド役に立候補していたそうで、ここでその声真似を披露してもらうことに。山口さんのお手本の後にチャレンジしてみましたが、キッドというよりルパン三世のような雰囲気を醸し出してしまい、敢え無く失敗。
しかしまだ諦めきれない大泉さんは、コナン、平次の物まねにもチャレンジ。なんと平次が意外と上手に雰囲気を真似できており、堀川さんも大阪弁のアクセントがバッチリだと太鼓判を押していました!
そんな大泉さんにここでサプライズ。原作の青山剛昌先生より、大泉さん演じる川添善久を書き下ろしたサイン入り色紙がプレゼントされました。これには大泉さんも大喜びで、また善久を演じる機会を求めて善久のスピンオフを書いてくださいと熱望する姿を見せてくれました。
マスコミ向けのフォトセッションを終えたところで、最後に高山さんの合図で集まったファンと「真実はいつもひとつ!」のコール&レスポンスを行いイベント終了となりました。
いよいよ公開となった本作。今年も初日から驚異的な記録を見せていますので、一度と言わず何度でも劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星』作品情報
あらすじ
時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂も…。 そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫り…
刀に秘した“真実”が、闇夜を切り裂き、いま月下へと導かれる—
天下分け目のお宝争奪バトルミステリー、ここに開幕—!
キャスト
(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会