「Sizukをやる意味」を1stライブでお客さんが教えてくれた――Sizuk 9thシングル「奇跡」作曲家・俊龍さんインタビュー｜スタートから約1年半で実現できたこと、これからやりたいことを語る

「Sizukをやっていく意味」をお客さんが教えてくれた1stライブ

――2月には1stライブ「Introduction」がありました。ご自身がフロントに立ってイベントを行ってみて、いかがでしたか？

俊龍：あんなにお客さんに来てもらえるとは思っていませんでした（笑）。「20人くらいかな？」と思っていたので、出るときに「うわ！」となってそのまま出ました（笑）。

――別に人前に立つのがイヤというわけでもないですよね？

俊龍：今までは苦手だから出てこなかっただけですね。実はひそかな目立ちたがり屋でもあるんですよ。ただ自分が即興ソングを歌ったり、来てくださったお客さんとやり取りして笑ってくれたりとか、昼の部、夜の部、それぞれに自分も楽しいところがあったし、お客さんも喜んでくださっていたので嬉しいなと思いました。

Sizukがスタートしてからけっこう手探りな部分も多かったんですが、最後にお辞儀をして、自分がはけたときに、Sizukをやっていく意味が少し分かってきたかなと。それをお客さんに教えていただいたなと思います。

――「お客さんの期待に、自分が応えることができるかも」と？

俊龍：可能かもしれない、可能だったというのを教えていただいた感じですね。

音楽プロジェクト「Sizuk」、初のライブイベント「Introduction」公式レポート到着！　作曲家・俊龍氏が初のイベント登壇で即興弾き語り披露

アニメ・アイドル楽曲を中心に数々の印象的な曲を生み出し続ける作曲家・俊龍氏による音楽プロジェクト「Sizuk」（ヨミ：シズク）。そんなSizukが2月3日（土）に池袋・harevutaiにて初のライブ「Introduction」を開催しました。これまでイベント出演がなかった俊龍氏本人が登壇。集まった観客の熱気が感じられる昼の部の様子を綴った公式レポートが到着しました。Sizuk1stLIVE「Introduction」公式レポートアイドル・アニメ楽曲を中心に、数々の名曲を生み出してきた作曲家・俊龍による音楽プロジェクト「Sizuk」。その初ライブが2月3日(土)池袋・harevutaiで行われた。1stLIVE「Introduction」では、2024年放送予定のTVアニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦SeasonⅡ』のEDテーマ「ParaBellum」も初披露され、［昼の部］［夜の部］公演ともに大盛況となった。その［昼の部］の模様をレポートする。AKB48、SKE48、水樹奈々、茅原実里、小倉唯、石原夏織、『ラブライブ！』『THEIDOLM@STER』『アサルトリリィ』『D4DJ』など、これまで数多くのアーティスト、そしてコンテンツに楽曲を提供してきた俊龍。特にアニメ・声優ファンからの知名度・認知度、そして人気は高く、時に“俊龍節...

――ということは2ndライブも？

俊龍：どうなるかは分かりませんが、1stに来てくださった方々とまたお会いしたいですね。

――Sizukはこれまでデジタルリリースのみですが、パッケージの制作などは予定されているのでしょうか？

俊龍：曲が出て、CDがお店に並んで、それを買いに行く、というのがないのはちょっと不思議な感覚です。パッケージになったら素敵だなとは思いつつ、パッケージ化されなくても、聴いてくださる方との気持ちの繋がりは変わらないとも思います。

――アニメイトについても少し伺えればと思います。今のアニメイトに期待していること、あるいはこんな風になってほしい、などありますか？

俊龍：配信、サブスクが主流になってきている昨今で、CDを買うというのは最後の物欲だと思うので、アニメイトに買いに来たからこその意味があるといいですよね。例えば、お買い物をすると一日いられるフードコートがあるとか。仮にアニメにそこまで詳しくない人でも楽しめるような場所があったら嬉しいなと思います。

――俊龍さんのパーソナリティの部分についてもお聞きできればと思います。今、気に入っている曲はありますか？

俊龍：ちょくちょくですが、VTuberの方に曲を作っていたりするので、改めて聴いていたりしますね。特定の誰か、というわけではないですが。

――自分が提供した方以外も含めて、ということですね。

俊龍：誰かをすごく聴き込んでいるわけではないですが、改めて聴いてみると面白い方が多いなと思いました。

――最近ハマっていることはありますか？

俊龍：恐竜を見ることです。虎視眈々と福井県立恐竜博物館に行きたいなと思っています。世界三大恐竜博物館の一つですからね。駅にも恐竜がいて、ちょっと動くらしいです。

――「これだけは人に負けない！」というものはありますか？

俊龍：気軽に口ずさめたりするキャッチーさですかね。音楽理論や「こういう曲が当たる」ということを頭から追い出して、聴く人が本能から盛り上がれるように勝負しています。

あとは……耳を動かせること？（実際に動かしてみせる）

一同：（笑）

――最後に、「奇跡」のリリースに向けてのメッセージをお願いします。

俊龍：自分らしさがありつつも、今までの楽曲とは少し聴き心地が違った曲になっているので、楽器や歌詞を含めて楽しんでいただけたら幸いです。音楽に詳しい方は、いろいろ分析をしていただいてもいいし、単純に「いいな」と楽しんでいただいてもいいかもしれません。『パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき』のTVアニメの放送も楽しみにしていただければ嬉しいです。

[インタビュー／杉田裕孝]

9th Digital Single「奇跡」feat.Kotoha/Sizuk

2024.05.15 OUT
「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」イメージソング

Streaming ＆ Download ：https://Sizuk.lnk.to/Miracle

作曲家「俊龍」による音楽プロジェクト「Sizuk」の9th Digital Singleは、TVアニメ化決定記念！「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」イメージソング！　作詞には「岩里祐穂」、編曲には「伊藤翼」、そして歌い手には「Kotoha」を迎え、「絆」をテーマとした作品を彩る楽曲をお届けします！

▼CREDIT
歌：Kotoha
作詞：岩里祐穂
作曲：俊龍
編曲：伊藤翼
（Violin：森本安弘/Guitar：花形真喜/Bass：神林亮太/Drums：田中匠郎）

▼Sizuk Information
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