『となりの妖怪さん』より、第9話のあらすじと先行場面カットが公開! 原作者・noho先生とOP主題歌アーティスト・Piiさんのスペシャル対談も公開
妖怪と人と神様がふつうに暮らす“ふしぎで優しい日常”が描かれた『となりの妖怪さん』(著:noho)。同作のTVアニメが、2024年4月6日(土)深夜2時より、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット『ANiMAiZiNG』枠にて放送中です。この度、第9話のあらすじと先行場面カットが公開となりました。
また、OP主題歌アーティストのPiiさんが熱望し、原作者・nohoさんとのスペシャル対談が実現。同時におこなわれた聖地巡礼の模様も到着しています。
第9話 あらすじ
虹の悪寒の原因は、“先祖返り”だった。医師から寒さを避けるよう言われるが、りょうが竜神の眠る川に引きこまれるのを見て思わず飛び込み、行方がわからなくなってしまう。虹を1人で助けようとするジローの姿を見て、むつみは……。
noho先生×Piiスペシャル対談
静岡県在住のnohoさんのもとへ駆けつけたPiiさん。実際に『となりの妖怪さん』の聖地を訪れたのは、主題歌を書き下ろす際に訪れ、今回は2回目だとか。Piiさんは道の駅・潮見坂や又一庵での買い物袋を手に、本編にも登場する串カツ くまたに笑顔で現れました。
今日も穏やかな笑顔で出迎えてくださったnohoさんと初対面ながらも、和やかな雰囲気でスタートした対談。漫画家とミュージシャンの意外な共通点や、物語に登場する場所の選び方から、主題歌の制作秘話まで語られています。
――今日が初対面とのこと。インタビュー前もお話が盛り上がっていましたが、実際にお会いした印象をお聞かせください。
Piiさん:アイコンに描かれているイラストのイメージ通りですごく似ていらっしゃいますね。
nohoさん:よく言われます(笑)。Piiさんも、YouTubeを拝見して感じていた優しい雰囲気のイメージ通りだったので、楽しく対談できそうでホッとしています。
――漫画に登場させる場所の選び方、ポイントはあるんでしょうか?
nohoさん:キャラクターたちが行きそうな場所を選んでいます。舞台のモデルになっている地域の中で、みんなが行きそうな場所を思い浮かべたりして。例えばみんなで行くなら串カツ屋さんがいいな、どんな串カツ屋さんがいいかなと探したりして(インタビューはコミック3巻 P38/アニメ第7話に登場の串カツ屋 くまたさんにて実施)。「道の駅 潮見坂」(コミック3巻/アニメ第7話に登場)も、行ったことのある場所でドライブ感が欲しくなったときに思いつきました。海も見えるし、足湯もできるし、晴れたらとても綺麗な場所でおすすめです。
――Piiさんは主題歌を書き下ろすために実際に静岡へ足を運ばれたそうですが、印象深い場所や思い出に残っている場所はありますか?
Piiさん:1巻のあとがきに出ていた場所を、いろいろ調べて遠州の森町まで行きました。空気が澄んでいてとても綺麗で気持ちよかったです。小國神社なども巡って、実際に神社の川に足を入れたりもして。タクシーの運転手さんが妖怪さんみたいに見える、そんな場所でした(笑)。漫画を読んだ人、アニメを観た人はみんな行きたくなると思います。
nohoさん:すごくうれしいです。地元で自分に馴染んでいる場所なので、漫画の中に登場させるのは必然だったのですが、描いているときはそんなつもりはなかったけれど、漫画を読んで「行きたいな」と思ってくれるのは、何だか地元に貢献している感じがしてうれしいです。
Piiさん:私の母はアニメ第1話を観て「又一庵」のお菓子をお取り寄せしてました!
nohoさん:売り上げに貢献できたかな(笑)。
――レコーディングで心がけたことはありますか?
Piiさん:優しい世界観にしたかったので、強さを出しすぎずに、自分の中にある母性のような大きい愛情を意識しながら歌いました。オケの中にシタール(北インド発祥の弦楽器。民族楽器)を使ってちょっと妖怪っぽい音も入れています。漫画でイメージを膨らませて作った楽曲が、アニメの世界で動く映像と一緒になって、曲そのものも大きく広がっていった感じがしました。すごく気に入っています。
nohoさん:楽曲を聴いたときに、風が吹くような印象がありました。曲を聞いて感じた風の吹く様子が、アニメーションでも表現されていて、アニメと音楽が融合した瞬間、究極合体!みたいに感じたのを覚えています。アニメが始まる、というワクワク感があってすごく素敵なオープニングで大好きです。
聖地巡礼コース紹介
山合いの風がよく吹く縁ヶ森町という架空の町を舞台に、妖怪と人と神様が暮らすふしぎな日常の中で起こる、優しい“繋がり”の物語を描く『となりの妖怪さん』。モデルとなった地域は、静岡県の遠州地域。静岡県出身の原作者noho先生が選び抜いたスポットは、どこも行ってみたくなる場所ばかり。妖怪さんたちの存在を近くに感じながら、のんびりとした時間がすごせるおすすめスポットをご紹介します!
① 道の駅:潮見坂
コミック3巻、アニメ第7話に登場。ぶちおとワーゲンさんが出かけた場所のひとつです。道の駅なのでお土産も食事も楽しめます。聖地巡礼最初のスポットとして足を運んだのですが、早速お土産をたくさん買ってしまう、テンション上がりまくりの場所でした。
② 又一庵
コミック1巻、アニメ第1話に登場。ぶちおが新生したときに入っていた袋(現在は袋のデザインが変更されております)のお店で、ジローたちへの手土産を買っていた「又一庵」です。創業は明治四年。老舗の和菓子屋を選ぶなんて、ぶちおってかなりの和菓子通?!
③ 兎山公園
コミック4巻P83で、時空間研究所の二人が調査している場所として登場します。アニメでは第何話に登場するのでしょう?かなり広い公園です。ぶちおは何を見つけたのでしょうか…。
④ 梅山八幡神社
コミック1巻P222、アニメ第3話でむーちゃんとジローが話した神社。浦安の舞を舞った場所です。空気が澄んでいてとても気持ちのよい場所です。妖怪さんたちがいそうな雰囲気が漂い、思わず足を止めてしまいます。
⑤ 串カツ くまた
コミック3巻P38、アニメ第7話に登場の串カツ屋さん。NohoさんとPiiさんの取材は、ぶちおや百合、ベトベトサンが食事をした奥にある座敷で行われました!お二人の対談の模様は、下記にてお届けしています。
配信概要
『となりの妖怪さん』~妖怪と結川あさきと神様が暮らす町~
出演:結川あさき(杉本睦実役)
日時:6月1日(土)18:10-18:50
URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv345187181
『となりの妖怪さん』 第1話~第8話一挙配信
日時:6月1日(土)19:00-22:30
URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv345187165
『となりの妖怪さん』作品情報
あらすじ
キャスト
(C)noho・イースト・プレス/「となりの妖怪さん」製作委員会