2024年5月の総括（有限性）｜青山吉能『みずいろPlace』#89

皆さんこんにちは、元気ですか？

わたしは元気です。

青山吉能です。

駅舎や高速道路（免許持ち発言！）から見えるデカ派手看板、灯台下暗しなもんで意外と看板すぐそばを通る時には存在を忘れてしまうくらい、そのコントラストは地続きじゃないようです。

不変的なものも、見る角度を変えただけでまるで違うもののように捉えられます。

変わっちゃったなと思うそれは、瞬間そのものの反対側が見えただけでなにも変わっちゃいないのです。月ですね。

さて、先日誕生日を迎えました。

今年もバースデーライブを開催させていただいたり、各番組やSNSでもお祝いいただいたり、多くの方にわたしの加齢を伝えることとなりました。

ここまで生きてこられたのもいつも温かな応援をくださる皆様、関係者の方々、わたしに声帯を任せてくれたキャラクターたち、そしてなにより家族のおかげです。

心のどこかでずっと命の有限性について考えています。人はいつか死に、受け継がれていく。

わたしにはまだ、自分の壮大な人生の先を考えられる隙間がないけれど、いつかは考えなければならないことだとは思っています。

漠然とした期待や目の前の不安はいつもわたしという太陽を中心にうずまいていて、他力本願にもビッグバンが起きて全てがこうてん的にいかないかな、とも思ってしまいます。

どうにもそうはいかないみたいなので、相変わらず一歩や二歩ずつ愚直に進んでいくしかありません。

自分を正しく見つめ続けることは本当に恐ろしいけれど、わたしを正しく分かるのは他でもないわたしだけなので、どうか大きな声にも小さな悪意にも負けないで、持ち前の負けず嫌いを発揮できたらと思います。

そんな誕生日を迎えて、わたしは大量のビールとコーヒー券を手にしました。

年々前向きな方向転換として人と予定を合わせることが減っていっていますが、ビールはいつなんどきも己の肝臓がなんとかしてくれて、後者のコーヒーはいつも何杯分か損してしまいます。

カフェインによる覚醒効果をまるで信用していないというのもあります。あれの1/10はプラセボが含まれている気がする。だって、今眠い。ショットまで追加したのに。

おかげでいまコーヒー富豪なので、街ゆく知り合いを見つけがてら奢ってしまおうかな？

誰かからわたしへ届けられたプレゼントはわたしの善意としてまた誰かの元へ消えていく。輪廻。そうやって人間は繁栄していったのかもしれませんね。

それではこの辺りで終わります。

今年は気象的にも個人的にもあち〜夏になりそうです。

ぼっち・ざ・ろっく！は劇場総集編公開、結束バンドとしてのロッキンにツアー！

そしてわたしは2ndアルバムを制作するみたいです。先日バースデーライブ3度目にして初めてスタッフ・バンドの皆さんと打ち上げってやつやってみたんですが、王様のカデンツァの話になって終わりました。

これとも記念写真。熊本にも仙台にも帰ります！わたしはもう2n歳なので泣いたりはしませんが、じ〜んと温かな気持ちに見舞われることでしょう。

それではさようなら。

青山吉能

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