「15周年記念 妖狐×僕SS・藤原ここあ展」フォトレポート|凜々蝶役・日高里菜さん&野ばら役・日笠陽子さんがメニアックだと感じた展示は?『いぬぼく』愛やアフレコの思い出を語る
漫画家・藤原ここあ先生の代表作『妖狐×僕SS』が今年(2024年)をもって作品生誕15周年を迎え、これを記念するイベント「15周年記念 妖狐×僕SS・藤原ここあ展」が、2024年6月12日(水)~6月24日(月)まで松屋銀座8階のイベントスクエアで開催中!
本稿ではマスコミ向け内覧会のフォトレポートと、TVアニメで白鬼院凜々蝶を演じた日高里菜さん&雪小路野ばらを演じた日笠陽子さんを対象とする合同インタビューの模様をお届けします。
本イベントのコンセプトは「これは長い長い時間のお話—―」。会場では15年を経てなお多くのファンを魅了し続ける『いぬぼく』の世界観を、藤原先生の原画やカラーイラストなどで堪能することができました。
作品世界から飛び出した渡狸や反ノ塚の変身した姿は必見
会場に入ると、まずは白鬼院凜々蝶をはじめとする『妖狐×僕SS』の主要キャラクターたちを紹介するエントランスが広がっていました。
続いて第1章「prologue」から、第2章「if」、第3章「春に目覚める」の順番に物語を藤原先生の原稿で振り返っていくことに。
物語の振り返りコーナーのところどころでは、豆狸の姿になった渡狸卍里が見られたり、大量のお菓子が供えられた髏々宮カルタをフィーチャーしたエリアも存在していました。カルタのエリアでは自分で垂れ幕をめくって中を見る展示もありましたので、会場に足を運んだ際には試してみてください。
また、タイムカプセルに収められた凜々蝶の手紙や、反ノ塚連勝が変化する一反木綿の姿も……!?
他にも藤原先生の下書き段階の原稿が見られるコーナーや、様々な演出で『いぬぼく』の世界観を体験できる映像コーナーも存在。原作漫画のファンの方はここで一旦足を止めることで、じっくり作品の世界に浸れるはず。
『いぬぼく』以外にも、7月からTVアニメの放送がスタートする『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』の原稿が見られるエリアや、『いぬぼく』『まほあく』を含めた様々な藤原先生作品のカラーイラストがチェックできるファン垂涎のエリアも。
加えて物販コーナーでは、本イベントの公式パンフや後日配送の複製原画、キャラクターたちのおすわりぬいぐるみなどが販売中。どれも思わずお財布の紐が緩むこと間違いなしなアイテムですので、展示を一通り見終わり次第ゆっくり見てまわりましょう。