『変人のサラダボウル』各話後オフィシャルインタビュー:第12回は、リヴィア・ド・ウーディス役 M・A・Oさん、プリケツ役 大地 葉さん、皆神望愛役 藤田 茜さん|サラの卒業式。笑いを堪えるほど面白かった言葉とは?
これからも楽しく、なんとかなるさ!で生きてほしい
ーーその他で言うと、閨 春花さんとチョコレートをやっと完成させたブレンダさんが、またしても惣助に渡せないという。
大地:あれも、かわいそうだったなぁ。でも、かわいかった。
藤田:かわいい…。
大地:カカオから作るという発想がぶっ飛んではいましたけど。
藤田:サラもカカオから作っていましたよね。
ーーサラは、「中国拳法で」という話もあったから魔術も駆使していたんでしょうね。
大地:ブレンダさん、あんなに頑張っていたのになぁ。
M・A・O:第11話で試行錯誤しながら、頑張ってチョコレートを作っているのを見ていたので、なおさら切ないですよね。
藤田:でも、受け取ってもらえなかったときのふくれっつらが、めちゃめちゃかわいかったです。
ーーそんな鈍感な惣助は、いかがでしたか?
大地:第12話でも、頑張ってツッコんでいたイメージがあります。
藤田:物語の序盤はサラとボケ・ツッコミみたいな関係性だったのが、相棒になり最後は親子になっていく感じが、ちょっといいなと思いました。
大地:1クール通して、2人は微笑ましい関係性を築いていきましたよね。
M・A・O:時を重ねるにつれて、良いお父さん目線になっていく感じも素敵でした。
ーー最終話で、サラの好きなタイプは、惣助みたいな人だと判明しましたね。
大地:あそこはアフレコブースでもざわつきました。空気が「おっ? どうなの~?」みたいな感じになって、みんなニヤニヤしていました(笑)。
M・A・O:あと、サラちゃんのエピソードでは、同じ学校に行けなかった永縄友奈ちゃんがかわいそうでしたね(笑)。
大地:ひとりだけ中学校に行かされてね(笑)。
ーー同じ中学校に行こうと約束して、友奈は転校までしたのに、サラは「小学生探偵」の肩書欲しさに小学校に行くという……あれは、ひどい裏切りでしたね。
大地:そういうことも特に悪気なくやっているから、あまり責めることもできないんですよね(笑)。
ーーあと最終話で、印象的なところだと、パチンコシーンですかね。
大地:やけに尺が長かったですよね(笑)。アフレコのときも映像があって、海物語だ!って思ったんですけど、それがそのままアニメでも使われていてびっくりしました。すごいこだわりだ…と思いました。
M・A・O:今回こそは望愛殿にお金を返せるかと思いましたが、ライブの時間になってしまって……。リヴィアちゃんが当てた台は、タケオ殿が素知らぬ顔で座っていたりするのでしょうか(笑)。
ーー最後まで不憫でしたね(笑)。
M・A・O:はい……。
ーーでは最後に、全12話、自身のキャラクターを演じた感想とファンへメッセージをお願いします。
M・A・O:こちらの世界に来たものの、姫様とは離れ離れになってしまったリヴィアちゃんでしたが、同じ世界で生きているから自分も頑張ろう!という思いを抱きながら日々過ごしていたと思います。そんなリヴィアちゃんにも仲間ができて、その仲間たちと一緒に、この世界で生活していく姿を見て本当に良かったなと思いました。
これから物語が進む中でひとりだけ心配なお方もいますが(笑)、リヴィアちゃんには愉快なお友達と助け合いながら、これからも楽しく、なんとかなるさ!で生きてほしいです。
大地:プリケツは、もともとのバンドを解散してから、どんどん夢を叶えていって、嬉し涙も流したのに、最後にあんな終わり方になるなんて……。ここで終わるわけにはいかないので、どうか続きを見せてください(笑)。
でも、プリケツも個性的だったんですけど、それを超えてくるキャラクターが多いんですよね(笑)。私は基本的に自分のキャラクター贔屓で見てしまうところがあるんですけど、この作品は俯瞰の目線で見るのも好きだったんです。そうやって見たとき、どこを切り取っても面白い作品だなと、全12話通して改めて感じました。だから、1周目と2周目で違うキャラクターに注目して見たら、また違った楽しみ方ができるのかなって思います。なので、何度も何度も楽しんでいただければ、嬉しいです!
藤田:リヴィア様に出会い、望愛は今までやってこなかった青春みたいなものを感じていたと思うので、きっと楽しかったんだろうなと思っています。最終的に捕まってしまったので、何とか外に出てから終わりたかったんですけど、それ以外は良かったのかなと思っています(笑)。
あと、舞台になっている岐阜の食べ物とかがいっぱい出てきたので、気になったら聖地巡礼に行ってくれたら嬉しいなと思います。淡水魚園水族館は私も気になっているので、そこに行って『変サラ』を感じてくださればと思います。
作品概要
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ジャンル分け不能の群像喜劇 ここに爆誕!!
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【放送情報】
TBS:4月4日 毎週木曜深夜1時28分〜
CBCテレビ:4月18日 毎週木曜深夜1時36分〜
とちぎテレビ:4月11日 毎週木曜夜11時〜
BS11:4月5日 毎週金曜よる11時〜
AT-X:4月6日 毎週土曜よる9時~
リピート放送 毎週火曜あさ4時30分~/毎週土曜あさ6時~
※放送日時は変更になる可能性がございます
【配信情報】
<先行配信>毎週木曜深夜2時~
Lemino
アニメタイムズ
<見逃し配信>毎週日曜深夜2時~
U-NEXT
ABEMA プレミアム
Amazon Prime Video
d アニメストア
DMM TV
FOD
Hulu
<最新話無料>
ニコニコチャンネル 毎週日曜深夜2時~
ABEMA 毎週月曜よる10時~
ニコニコ生放送 毎週月曜深夜1時~
【イントロダクション】
貧乏探偵、鏑矢惣助が尾行中に出逢ったのは、魔術を操る異世界の皇女サラだった。
なし崩し的にサラとの同居生活を始める惣助だが、サラはあっという間に現代日本に馴染んでいく。
一方、サラに続いて転移してきた女騎士リヴィアは、ホームレスに身をやつしながらも意外と楽しい日々を送る。
前向きにたくましく生きる二人の異世界人の姿は、惣助のほか、鬼畜弁護士、別れさせ工作員、宗教家といったこの地に生きる変わり者達にも影響を与えていき――。
平坂 読×カントクコンビがこの時代に放つ、天下無双の群像喜劇、堂々アニメ化!
【スタッフ】
原作:平坂 読「変人のサラダボウル」
(小学館「ガガガ文庫」刊)
キャラクター原案:カントク
監督:佐藤まさふみ
シリーズ構成・脚本:平坂 読、山下憲一
キャラクターデザイン:福地和浩
美術監督:越膳滝美
色彩設計:勝田綾太、山本真希
CG監督:沼尻勇人
撮影監督:坂井慎太郎
編集:村井秀明
音響監督:平光琢也
音響制作:神南スタジオ
音楽:馬瀬みさき、田中津久美、中村巴奈重
音楽制作:日音
アニメーション制作:SynergySP、スタジオコメット
【キャスト】
鏑矢惣助:古川 慎
サラ・ダ・オディン:矢野妃菜喜
リヴィア・ド・ウーディス:M・A・O
プリケツ:大地 葉
皆神望愛:藤田 茜
愛崎ブレンダ:沼倉愛美
永縄友奈:高田憂希
閨 春花:真野美月
草薙 勲:上田燿司
タケオ:立花慎之介
鈴木:鳥海浩輔
【主題歌】
オープニングテーマ:「ギフにテッド」和ぬか
エンディングテーマ:「今晩の喧嘩」名誉伝説
[公式サイト]https://www.tbs.co.jp/anime/hensara/
[公式X(旧Twitter)]@hensara_anime