アニメ
夏アニメ『義妹生活』原作者が語る第1話の見どころやアニメ化にあたっての心境/先行上映レポート

『義妹生活』第1話特別先行上映イベントレポート|原作・三河ごーすと先生が第1話の見どころやアニメ化にあたっての心境を語った

2024年7月放送のTVアニメ『義妹生活』。その第1話特別先行上映イベントが、5月2日(木)に都内某所で開催されました。

主人公・浅村悠太(CV:天﨑滉平)とヒロイン・綾瀬沙季(CV:中島由貴)の出会いが描かれた第1話「他人とただいま」の上映後には、原作小説の著者・三河ごーすと先生によるトークも実施。本稿ではこのイベントの模様をレポートします。

YouTube漫画版の動画を公開する際にファンの反応をチェックしていることや、アニメ第1話の見どころなどを語ってくれているので、ぜひ放送前にご一読いただければと思います。

 

関連記事
義妹生活
高校生・浅村悠太は父・太一の再婚をきっかけに、同い年の少女・綾瀬沙季とその母・亜季子と一つ屋根の下で暮らしていくこととなる。互いに両親の不仲と離婚を経験しているがゆえに、男女関係に慎重な価値観の二人は、義理の兄妹として適切な距離感を保とうと約束する。「私はあなたに何も期待しないから、あなたも私に何も期待しないでほしいの」考えを述べあい、すり合わせを重ねることで、互いを理解していく悠太と沙季。新たな生活に居心地の良さを感じはじめた時、二人の関係はゆっくりと、しかし確実に、変化をはじめて…………これは、いつか恋に至るかもしれない物語。“他人”が“家族”へ、そしてその先へ。少しずつ変わりゆく日々を映す、恋愛生活物語。作品名義妹生活放送形態TVアニメスケジュール2024年7月4日(木)〜2024年9月19日(木)AT-XT・OKYOMXほか話数全12話キャスト浅村悠太:天﨑滉平綾瀬沙季:中島由貴読売栞:鈴木みのり奈良坂真綾:鈴木愛唯丸友和:濱野大輝浅村太一:小林親弘綾瀬亜季子:上田麗奈藤波夏帆:種﨑敦美新庄圭介:新井良平工藤英葉:園崎未恵スタッフ原作:三河ごーすと(MF文庫J「義妹生活」/KADOKAWA刊)キャラクター原案:Hiten監督:上野壮大シリーズ構成:広田...

 

ティザーPVは映画と見紛うような映像

第1話の上映が終了したタイミングで原作の三河先生が登場しトークパートへ。三河先生がファンの前に姿を現すのは初の事だったそうです。今回の上映会にあたってファンの方からメッセージを募集していたそうですが、ここでは、その全てに目を通したことを明かしてくれました。

続いてそんなファンの方からのメッセージをいくつか紹介。ここでは2020年からスタートしたYouTube漫画版から本作を追いかけてきた方や、約2年前のアニメ化発表から楽しみにしていたと語る方のメッセージがピックアップ。

 

 
当日の会場にはかなりの抽選倍率を制した100名程度のファンが集まっていたのですが、三河先生が尋ねてみるとYouTube漫画版から本作をチェックしている猛者ばかり。

三河先生はYouTubeで動画をプレミア公開した際に、毎回100人くらい必ず来てくれる方がいることは把握しているとのこと。その中の何人かは、会場に来てくれているのではないかとも語っていました。

改めて作品概要を紹介したところで、次はアニメ化発表時のエピソードが話題に。YouTube漫画版の頃からアニメ化を期待する声はあったほか、悠太役の天﨑さん&沙季役の中島さんもアニメ化したら良いなとずっと希望を持っておられたのだとか。

 

 
三河先生がアニメ化の実感を得たタイミングは、昨年(2023年)7月のウルトラティザービジュアル公開時だったそう。アニメのティザービジュアルはキャラクターがアップで描かれることをイメージしていたそうですが、このティザービジュアルは原作から大事にしているキャラクターたちや作品世界の実在感が表現されていて嬉しく思ったとのこと。

他には今年3月に公開された悠太と沙季が水星高校ですれ違う様を描いたティザービジュアルや、これと一緒に公開されたティザーPVが話題の中心に。ティザーPVは既に50万回以上も再生されているそうですが、三河先生はまるで映画と見紛うような映像から、見終わった後に映画泥棒が出てきそうだと感じたそうです。

 

 

制作は意見の食い違いもほぼなくスムーズに

そして、今回上映された第1話を振り返るコーナーに。最初は冒頭で描かれる悠太と父・浅村太一(CV:小林親弘)が食事の準備をするシーンが話題に上り、三河先生は目玉焼きとカップ味噌汁が美味しそうだったとしみじみ語っていました。また、太一役の小林さんが演じた調理時のリアクションや、収録現場で印象に残ったエピソードを語る一幕も。

他にはファミリーレストランで初めてお互いの家族が顔合わせするシーンについて、鏡への写り込みが言及されました。ここは監督を務める上野壮大さんのこだわりなのだそう。

スタッフ陣との脚本会議は密に行われたそうですが、三河先生によると意見の食い違いがおこることはほぼなかったとのこと。意見がぶつかった時もどれも最終的に同じ方向に進むための建設的な案だったそうで、制作がスムーズに進んだことを窺わせてくれました。

 

 
また、原作でおなじみとなっている日記パートについての話題も。まったく使わない案も含め色々なパターンが想定されたそうですが、三河先生は「これしかない」という方法で再現されているとコメント。原作からのファンの方はぜひ期待してみてはいかがでしょうか。

続いて自転車を押して歩く悠太が跨線橋を渡るシーンや、MCの大喜多州統さんをはじめとする本作のプロデューサーチームの印象に残ったシーンがいくつか話題に上りました。

そして、今回の上映では見られなかったCパートについて語ることに。三河先生いわく、原作にはないけれど原作通りだと感じさせる構成になっているそうです。小説ではできない描写でもあるとのことなので、本放送時は最後までお見逃しなく。

 

 
Bパートにあった「お風呂が沸きました」という給湯器の台詞や、各話のサブタイトルも話題に。サブタイトルには上野監督が何らかのアイディアを込めているそうなので、その意図を考察するのも楽しそうです。

放送情報や原作情報など作品に関する情報を改めて告知したところで、そろそろイベント終了の時間が迫ってきました。最後に三河先生からアニメ化までの長い間支えてくれたファンの皆さんへの感謝の言葉があり、本イベントは幕を閉じました。

いよいよ7月4日から放送・配信開始となる本作。YouTube漫画版をご覧になっていた方も小説版をご覧になっていた方も大満足の映像となっていますので、ぜひご期待ください。

 

 

作品概要

義妹生活

あらすじ

高校生・浅村悠太は父・太一の再婚をきっかけに、同い年の少女・綾瀬沙季とその母・亜季子と一つ屋根の下で暮らしていくこととなる。
互いに両親の不仲と離婚を経験しているがゆえに、男女関係に慎重な価値観の二人は、義理の兄妹として適切な距離感を保とうと約束する。
「私はあなたに何も期待しないから、あなたも私に何も期待しないでほしいの」
考えを述べあい、すり合わせを重ねることで、互いを理解していく悠太と沙季。
新たな生活に居心地の良さを感じはじめた時、二人の関係はゆっくりと、しかし確実に、変化をはじめて…………
これは、いつか恋に至るかもしれない物語。
“他人”が“家族”へ、そしてその先へ。
少しずつ変わりゆく日々を映す、恋愛生活物語。

キャスト

浅村悠太:天﨑滉平
綾瀬沙季:中島由貴
読売栞:鈴木みのり
奈良坂真綾:鈴木愛唯
丸友和:濱野大輝
浅村太一:小林親弘
綾瀬亜季子:上田麗奈
藤波夏帆:種﨑敦美
新庄圭介:新井良平
工藤英葉:園崎未恵

(C)三河ごーすと・Hiten/KADOKAWA/義妹生活製作委員会

 

おすすめタグ
あわせて読みたい

義妹生活の関連画像集

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング