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- わたなべみきこ
- 出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。
マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の『2.5次元の誘惑(リリサ)』(著・橋本悠先生)。コスプレを通じた高校生たちの青春ラブコメが描かれており、2024年7月からはアニメの放送も始まった注目作品です。
マギノは奥村とリリサが初めて行ったイベントで出会った先輩コスプレイヤー。オギノはマギノのカメラマンで、コスプレイヤーとしての彼女に惚れ込み、彼女の活動を全面的にサポートしています。
本稿では、マギノ&オギノの情報をまとめてお届け! 基本プロフィールや人柄に加え、2人の関係や名言などをあわせてご紹介していきます。
※本記事はネタバレが含まれます。
女子大生のコスプレイヤー。イベント会場でリリサ達と出会い、先輩レイヤーとして何かと世話を焼いてくれている。獣耳系のキャラクターのコスプレがメインのROM売りコスプレイヤー。
マギノのカメラマン。コスプレイヤーとしての彼女に惚れ込み、彼女を次世代のコスプレ界のトップにするためその活動をサポートしている。語尾にござるをつけるなど独特のキャラをしている。年齢は30歳前後。
マギノ&オギノは、奥村たちが初めて行ったコスプレイベントで隣のブースになったことをきっかけに出会います。イベント初心者の奥村たちと違い、マギノたちはROMやポスターだけでなく、販売の際の接客もベテランの動きを見せ、奥村たちを圧倒。
マギノはリリサにもっと声を出すよう鼓舞してくれますが、マギノが一番だと思っているオギノは奥村にマウントを取ったり、ちょっと嫌味を言ったりと第一印象はちょっと嫌な奴。
しかし、リリサのクオリティの高いコスプレを一目見ると、その実力を認め、態度が一変。押し寄せるカメラマンたちを対応しきれないリリサや奥村の代わりに、オギノがその場を仕切り、そのおかげで短時間ながら無事撮影会を開催することができたのです。
これ以降、姉御肌のマギノは奥村とリリサを可愛がり、イベント会場でも気にかけてくれるようになります。オギノは奥村にカメラのことやコスプレ界隈の情報を教えてくれたり、なんだかんだと世話を焼いてくれます。マギノ&オギノは奥村たちにとって頼れる先輩レイヤー・カメラマンコンビなのです。
オギノの独特な喋り方も相まって、まるで姫と従者のような2人。出会いのきっかけは、マギノが1人で参加したイベントでの名刺交換で、オギノが一番可愛く撮れていたため、マギノは彼をカメラマンに決めたそうです。
オギノはROMのための撮影はもちろん、イベント会場ではROMの売り子や撮影会の仕切りとしてもマギノをサポート。マギノをコスプレ界のトップにしようと奮闘しています。
マギノ本人はトップになるつもりは全然ないと言いつつも、「連れてってくれるっていうなら乗っかっちゃおうかな」とオギノの熱い気持ちを嬉しく思い、彼のことを信頼しているようです。
とはいえ、レイヤーとカメラマン以上の関係ではない彼ら。オギノはもう少し彼女と距離を縮めたいような素振りもあるものの、マギノは全くその様子はなく、オギノに対する態度はあっさりかつさっぱり。
オギノもそんなマギノの態度を前に、紳士的な対応を見せています。オギノのそんなところもマギノが彼を信頼するひとつの要因なのかもしれません。
こちらの台詞はマギノが奥村に言ったものです。カメラマンとして勉強するためマギノのROM撮影の見学に来た奥村。お色気シーンの撮影の際、こういうシーンの撮影は気が引けるがその理由がわからず、もやもやしていると相談する奥村に対して、マギノはこちらの台詞を言い放ちます。
コンビとしてやっていくなら、もやもやを抱えたままにせず正直に言ってちゃんと揉めるようにアドバイス。それが人と長続きするコツだとマギノは言います。
また、第26話では、頭に血が昇っている状態でリリサと言い合いしかけた奥村に「言いたかった事を言えた時点でやめるのがコツなんだ」と静止し、「言いたくないことまで言っちゃう前にやめときな」と優しく諭すシーンも。
大学生とは思えないほど大人な考え方のできるマギノ。そんな彼女の人間力の高さがコスプレにも滲み出ているのかもしれません。
オギノの名台詞も同じ18話から。自分たちの撮影の見学に来た奥村に、オギノはこちらの台詞を力強く宣言します。現在、コスプレ四天王と呼ばれた4人のうち、1人がしばらく姿を見せておらず、事実上休止あるいは引退の状態。オギノはその一角にマギノを連れて行き、さらにその上さえ目指そうかという勢いです。
実際、コスプレ写真は撮ってくれる人がいてこそのもの。コスプレイヤーひとりで作ることは当然できません。オギノはそれを理解しているため、撮影はもちろん、イベントに帯同してROMの売り子として、イベントでの囲み撮影の仕切り役として彼女を献身的にサポートしているのです。
奥村はそんなオギノの姿勢を目の当たりにし、自分もリリサの相棒としての意識を強く持つようになるのでした。
マギノを演じるのは貫井柚佳さん。12月30日生まれ、東京都出身。『ご注文はうさぎですか?BLOOM』のなっちゃん役をはじめ、『Back Street Girls-ゴクドルズ-』の山本アイリ役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。
オギノを演じるのは杉田智和さん。1980年10月11日生まれ、埼玉県出身。『銀魂』の坂田銀時役をはじめ、『涼宮ハルヒシリーズ』のキョン役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。
イベントで隣になったことをきっかけに奥村とリリサの良き先輩として、いろいろと世話を焼いてくれるマギノ&オギノ。癖の強いキャラでありつつも、高校生の奥村たちにも横柄な態度をとらないところも彼らの人柄の良さを感じさせます。先輩レイヤーコンビの活躍にもぜひご注目ください!
1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。