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「KENPROCK Festival 2024」増元拓也、三川華月、大熊和奏インタビュー

賢プロダクション主催「KENPROCK Festival 2024」開催記念! 増元拓也さん、三川華月さん、大熊和奏さんインタビュー|声優事務所の中でも賢プロは熱い体育会系!?【前編】

賢プロの魅力、“賢プロism”とは?

ーーお話を聞いている中でも、賢プロダクション特有のアットホームな雰囲気を感じます。改めて、賢プロダクションの特色や魅力をお聞かせください。

内海:正直に喋ってください。

増元:(笑)。

三川:他の事務所さんと比較するわけではないですが、ウチの事務所は強いのかなって思いますね。

増元:圧が?

三川:圧じゃないです(笑)。体育会系の雰囲気があるというか、格好良さがあるんですよね。先輩もその雰囲気の方が多いので、私自身もそうなっているのかなと思う時もあります。現場でそれを感じるのは、挨拶の仕方ですね。「おはようございます」じゃなくて「おはようございます!!」なんですよ、賢プロの人って(笑)。

増元:確かに、佇まいが凛としている人が多い気がします。僕も現場に行くと自然と身が引き締まるというか、仕事をしている最中にダラっとはできないですね。竹を割ったような男前な先輩が多いから、それに憧れて後輩もそうなっていくんだと思います。

大熊:私が現場に行くと、色々な方からよく「賢プロっぽいね」と言われるんですが、そういうことだったんですね……。私の中の賢プロダクションって自由で個性的なんですよね。どこを探しても見つけられない事務所だなと感じています。

三川:大熊ちゃんは、人に媚びなさそうだもんね。

増元:確かに!(笑)

大熊:(笑)。自信を持って、現場に行っている方が多いのかな、と思います。

内海:会長がよく「一本、筋が通った役者を集めよう」と言っていました。それで言うと、今は仕事の幅も広がっていますが、彼らの本業はお芝居なので、お芝居で負けて欲しくないですよね。他の事務所と競い合っているわけではないですが、現場で賢プロダクションの色を発揮して欲しいなと思っています。

ーーみなさんのお話は、まさに社長のおっしゃる通りでしたね。

内海:そうですね。“賢プロism”を継承してくれているなと思いました。

ーー“賢プロism”は、養成所などで教えているわけではなく、みなさんが自然に受け継いでいるものなのでしょうか?

内海:養成所で教えることもあると思いますが、プロになってからは特にないと思います。ただ、賢プロダクションの看板を背負って仕事をしている以上、現場では「賢プロの役者として見られているからね」とは言っていますね。契約書や覚書に書いているわけではないですが。

会長が大事にしていた事務所の特徴が、会長を知らない世代にも受け継がれているのは嬉しいことですね。継承という観点だと、スクールデュオから繋がっているのも強みだと思います。僕もスクールにはよく行くので。よくレッスン終わりにご飯行ったね。

増元:そうですね。デュオに社長がいらっしゃっていると、「あ、今日は飲みに行くんだな」ってなってました。ありがたいですね。

ーー事務所の社長と一緒にご飯に行くなんて、なかなかないですよね。

増元:ないですよ。養成所の生徒が、将来所属できるかもしれない事務所の社長と飲んでいるわけですから。ここまで寄り添ってくれる事務所もないと思います。

内海:だから、最初の入口からずっと見ている感覚ですね。増元は弟みたいだし、三川、大熊は娘のような存在です。たくさん家族がいる感覚ですね。

「〇〇さんがオーディション受かりました!」みたいな報告があると、スクールデュオの時代を知っているからこそ、喜びも増すんです。

ーー良い話ですね……!

内海:今回の「KENPROCK」のプロモーションも、ポジティブにやってくれていて感動しています。いい子たちだな、いいヤツらだなって。僕も頑張ろうと思えますね。

ーーイベント運営や企画、準備は本当に大変なお仕事だと思いますが、事務所一丸となって取り組んでいく喜びは代え難いものがありますよね。

内海:イベントが始まって、更に一体感が増したらいいな。その一体感に、来てくださるお客さんも巻き込めたら、本当に良いイベントになると思います。

ーー賢プロダクションのファミリー感があるからこそ、お客さんも家族のような気持ちで参加できますよね。

内海:そうなってくれるといいなと思います。まぁ、良いことばかり言ってますが、本当は厳しい話もありますからね。事務所としても「良いものは良い、悪いものは悪い」と言わなければなりませんから。これからもお互いに尊重し合って、高め合ってください。

増元、三川、大熊:はい!

ーーそれでは最後に、改めて「KENPROCK」に向けて意気込みをまずは大熊さんからお願いします!

大熊:今回CDも新曲として出させていただきますので、もしクラファンだけでなく一般流通されたら、オリコンを目指したいと思っています!

ーーすごい! 念の為、確認ですが、一般配信の予定はありますか……?

内海:イベント後ですが、予定しています。ぜひそれほどの勢いになっていくと嬉しいですね。

大熊:そのくらいの意気込みで、盛り上げていきたいと思います! 振り返った時に「良いライブだったな」と思えるような、思い出になるようなライブイベントにしたいですね。レコーディングを見学していただくのは初めてなので、緊張はしますけど……。

ーーやはり、ステージで歌うのと、見られながらレコーディングするのとでは緊張のレベルも違いそうですか?

大熊:お客さんが大勢いらっしゃるとあまり緊張はしないのですが、少人数だと逆に緊張するんです。音程を間違えないように頑張ります!

ーー頑張ってください! 三川さん、お願いします!

三川:こんなに頼もしい後輩がいるから、負けてられないなと思っています! 先輩もたくさんいらっしゃいますが、負けないように精一杯やりたいです。ただ、一緒に楽しむ気持ちも忘れず、色々な気持ちを詰め込んで頑張ります!

ーー最後に増元さん、お願いします!

増元:今日は、2人(三川さん、大熊さん)のデュオ時代の話も聞けて、すごい子たちだなと思いました。でも、10期上の先輩として負けられないですからね。

さっき大熊ちゃんが「賢プロっぽいね」って言われると言っていましたが、これは事務所のみんなが賢プロダクションを大事に思っているからだと思っています。僕も賢プロダクションの看板を背負う役者として、一番楽しんでやろうと思っています! どうぞよろしくお願いします!

ーーありがとうございました!

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日本を代表する声優事務所・賢プロダクションが今年で40周年。そんな記念すべき年に伝説のミュージックライブが帰ってくる……! それがライブイベント「KENPROCKFestival2024(以下、KENPROCK)」です!2024年11月2日、3日の2DAYSでLINECUBESHIBUYAにて開催される「KENPROCK」には、賢プロダクションを代表する声優、アーティストが出演し、40周年をお祝いします。アニメイトタイムズでは、「KENPROCKFestival2024」の開催を記念して、賢プロダクションに所属する声優のみなさんにインタビューを実施しました。さらにインタビューには、賢プロダクションの社長である内海健太郎さんも登場。「KENPROCKFestival2024」への意気込みだけでなく、賢プロダクションと声優のみなさんの関係性、声優としてのサクセスストーリー、昔懐かしい思い出話まで、様々なお話を聞くことができました。連載後編となる本稿では、西岡和哉さん、増元拓也さん、三川華月さん、大熊和奏さんが登場。インタビュー前編はこちら賢プロダクション“社歌”制作秘話内海賢太郎さん(以下、内海):実は僕たち同い年なんですよ、今年50歳の年で。あれ? 和哉くんはもう50歳になった?西岡和哉さん(以下、西岡):間もなくだね……...

[インタビュー/逆井マリ 文/西澤駿太郎 写真/鳥谷部宏平]

KENPROCK Festival 2024

・開催日時
2024年11月2日(土)  開場16:00 開演17:00
2024年11月3日(日)  開場14:30 開演15:30

・会場
LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

・チケット
VIP席
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一般席
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