「懐玉・玉折」「渋谷事変」の名シーンが生演奏と生アフレコで蘇る! 豪華声優陣&アーティストが集結した『呪術廻戦』スペシャルイベント「じゅじゅフェス2024」夜の部レポート
TVアニメ第2期となる「懐玉・玉折/渋谷事変」が2023年7月から12月まで放送され、続編となる「死滅回游」の制作も決定している『呪術廻戦』。
本作のスペシャルイベント「じゅじゅフェス2024」が2024年8月25日(日)に、ぴあアリーナMMにて開催されました。
本稿では、豪華声優陣やアーティスト、劇中音楽を手がけるスペシャルバンドも参加し、生演奏に合わせた生アフレコや生ライブ、ミニ朗読劇など盛りだくさんの内容で大盛況を博した【夜の部】のレポートをお届けします。
【出演者】
榎木淳弥(虎杖悠仁役)
内田雄馬(伏黒 恵役)
瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)
中村悠一(五条 悟役)
津田健次郎(七海建人役)
木村昴(東堂 葵役)
遠藤綾(家入硝子役)
島﨑信長(真人役)
櫻井孝宏(夏油 傑役)
崎山蒼志(「懐玉・玉折」エンディングテーマアーティスト)
照井順政&「じゅじゅフェス 2024」スペシャルバンド
『呪術廻戦』の世界に浸る「懐玉・玉折」の生アフレコ
イベント開演時、島﨑信長さん演じる真人が注意事項のアナウンスを務め、“無為転変”のコール&レスポンスで会場の熱が一気に高まります。
ステージが暗転すると、スペシャルバンドの生演奏をバックに「壊玉・玉折」の前半アフレコがスタート。五条悟、夏油傑、家入硝子の印象的なシーンを生演奏と合わせて臨場感たっぷりに演じる中村悠一さん、櫻井孝宏さん、遠藤綾さん。
キャスト陣の表現力と生演奏によって会場が『呪術廻戦』の世界へと引き込まれていく中、キャラクターの台詞を披露しながら総勢9名のキャスト陣が登場し、榎木淳弥さんの宣言で「じゅじゅフェス2024」が幕を開けます。
MCを務める松澤ネキさんの司会進行で、次のコーナー「壊玉・玉折」後半アフレコへ。会場の拍手とリンクするように鳴り響いたのは、盤星教教徒の拍手音。まるでアニメの中に入り込んだような不気味な空気感が会場全体を包み込みます。
変わり始めるキャラクターの心情と関係性がダイレクトに伝わってくるリアルな表現力は圧巻の一言。一瞬にして場を掌握するキャスト陣のお芝居に心が振り回されるのも悪くはありません。
余韻に浸る暇もなく、崎山蒼志さんが「懐玉・玉折」のエンディングテーマ「燈」を披露。強い芯を感じられる柔らかく優しい声に呼応するように、サイリウムも左右にキラキラと輝きます。
素敵なライブパフォーマンスの後は、「じゅじゅさんぽ」のコーナーです。今回は「みなとみらい in 2006」と題して、五条、夏油、家入がみなとみらいの観光スポットを巡るお話。
赤レンガ倉庫で食を堪能したり、山下公園で横浜のシンボルである“氷川丸”の前で記念写真を撮ったり和気藹々としている中、息を切らせてやってきたのは七海建人。急遽任務が入ってしまい、観光スポット巡りがお預けになってしまった3人でした。