「懐玉・玉折」「渋谷事変」の名シーンが生演奏と生アフレコで蘇る! 豪華声優陣&アーティストが集結した『呪術廻戦』スペシャルイベント「じゅじゅフェス2024」夜の部レポート
「渋谷事変」の生アフレコに“たんたかたーん☆”!?
緒方恵美さん(乙骨優太役)からのメッセージが上映された後、イベントは後半戦へ。
虎杖の想いが赤裸々に語られる回想シーンから始まった「渋谷事変」の生アフレコ。2018年10月31日午後7時。ハロウィーンで賑わう渋谷を舞台に、呪術師と呪霊の壮絶な戦いが始まります。
渋谷駅の地下ホームで再会を果たす五条と夏油、激しいバンドサウンドとともに繰り広げられる虎杖と伏黒の共闘、何人もの補助監督が殺され静かに怒りを爆発させる七海など、「渋谷事変」には欠かせない名シーンがキャスト陣の光る演技で再現され、まるで帳が降りたような、独特の静けさに包まれる場内。
特に、虎杖VS脹相、伏黒VS陀艮、恵と甚爾の戦闘シーンは、スクリーンに映し出される映像美と生演奏の見事なマッチアップに魅了され、固唾を呑んで見守る観客の熱量がどんどん増していきます。
その熱量が思わず溢れ出したのは、七海の最期のシーン。同級生の灰原雄に対して抱いていた本当の気持ち、最期の言葉を虎杖に残す七海の想いが溢れるシーンを、海のように輝く場内で津田さんが再現。生アフレコ後、津田さんがマイク前でお辞儀をした途端、客席から自然と大きな拍手が沸き起こった様子が印象的でした。
釘崎と真人の戦い、床に膝をつき顔を伏せる虎杖に檄を飛ばす東堂など、次々と披露される名シーンの生アフレコに観客の心にはさまざまな感情が入り乱れます。
虎杖と東堂の共闘シーンがクライマックスかと思いきや、東堂の脳内で繰り広げられる高田ちゃんとの共演シーンが映し出され、高田ちゃん役の黒沢ともよさんがサプライズ登場!
キャラクターと同じ装いで登場した黒沢さんが「最高潮☆JUMPING!」を歌い始めると、客席と一緒に木村さんと榎木さんも体を揺らしながらノリノリで楽しみます。
ユーモアも交えた「渋谷事変」の生アフレコは、ラストシーンの虎杖の映像に合わせて榎木さんが同じ動きをしながら手を鳴らすという特別な演出で締めくくられ、場内は大きな拍手に包まれました。
素晴らしい演奏を届けてくれた照井順政さんとスペシャルバンドが紹介された後、たんたかたーん☆とテンション高めにサプライズゲストの黒沢さんが再登場。
「最高潮☆JUMPING!」フルサイズ初披露ということで、お話をいただいたときは純粋に驚いたと話す黒澤さん。会場の皆さんに感謝と愛のメッセージを届け、ステージを後にします。
続いてのコーナーは、虎杖・伏黒・釘崎による「しゅじゅさんぽ」。「みなとみらい in 2018」と題して、3人がみなとみらいの観光スポットを巡ります。
赤レンガ倉庫で餃子を堪能したり、日本郵船氷川丸の前で写真撮影をしたり、3人でワイワイと楽しんでいる最中、高田ちゃんの言葉に導かれて来たという東堂と遭遇。
東堂の妄想に巻き込まれたくないからと、伏黒と釘崎はすぐさまその場を去っていき、置いてけぼりにされた虎杖は、無事(?)東堂に連れていかれてしまいました。