ベルを支えるアドバイザーであり、お姉さん的存在!『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』ヒロインたちを振り返る——第5回「エイナ・チュール編」!
シリーズ累計発行部数が1700万部を突破する人気小説『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(原作:大森藤ノ イラスト:ヤスダスズヒト GA文庫/SBクリエイティブ刊通称ダンまち)。
2024年にはTVアニメシリーズ最新作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』が放送開始となります。アニメイトタイムズでは、これまでに登場した魅力的なヒロインたちとベルの関係・物語を振り返ります。
本稿では、ギルド職員でありベルの担当アドバイザー、エイナ・チュールのこれまでを振り返ります!
エイナ・チュールとは
プロフィール
19歳
種族:ハーフエルフ
ギルドでも一、二を争うほど人気の受付嬢であり、アドバイザー。ベルの担当者でもありダンジョンや都市事情など、多くの知見を彼に提供している。(公式サイトより引用)
彼女の冒険者へのアドバイスや指導はかなりスパルタだが、それは心配と愛の裏返し。指導に応え成長していくベルを見守り、彼の活躍を自分のことのように喜んでいる。
スパルタアドバイザーとしてベルを鍛える
ベルが冒険者としてダンジョンに潜るようになる際に、アドバイザーに就任したエイナ。大人気受付嬢の彼女ですが、担当冒険者に死んでほしくないという思いから、厳しいアドバイス、指導を行うことで有名です。
当初は気弱で頼りないベルを心配しながらも、ダンジョンに関する知識を授けたり、時には恋愛のアドバイスを行ったりと、弟のような感覚で接していました。
ベルも彼女に対して全幅の信頼をおいており、無邪気に「大好き!」と伝えるなど、彼にとっても面倒見の良いお姉さん的ポジションな様子。
エイナの人柄に惚れてしまう冒険者も多く、頻繁にアプローチされますが、冒険者とは恋愛関係にならないように線を引いています。しかし、ベルを深く理解し成長を感じると共に、図らずも彼に好意を抱くようになっていきます。
ベル君にとって私ってなんなの!?
必死に鍛錬と冒険を積み重ね成長し、多くの冒険者、神々、オラリオの人々から認められていくベル。
巻き込まれ体質な彼の無茶な行動に翻弄されながらも、彼の活躍を喜ぶエイナ。最初は、無意識だった彼への恋心ですが、第3期で描かれた異端児(ゼノス)編にてその想いを自覚することになります。
モンスターに協力し、オラリオに多大な被害を与えたとして反感をかってしまうベル。詳しい事情を知るためにベルを問い詰めるエイナですが、彼は本当のことを話そうとしません。
これまで築いた信頼関係が揺らいでいるかのように感じたエイナは、ベルに怒りと不安をぶつけます。ベルにとって自分はただの都合の良い相手だったのか、自分は一体どういう存在なのか、珍しく感情を露わにします。
ベルは「あとでいっぱい怒られますから!」とエイナに言い残し、異端児(ゼノス)たちとの問題を解決するべく奔走。ヘルメスの策略によって異端児(ゼノス)から狙われてしまいますが、ベルは彼女を救います。
その後、ベルがアステリオスと対峙し敗北。その戦いぶりと敗北後の涙を見たエイナはベルへの想いに気づきます。
私完全にやられちゃったかも!
立派な冒険者へと成長したベルに「ダンジョン遠征」の依頼が到着。ベルと共に遠征の準備をするエイナですが、彼女の表情は以前と違うものに変化していました。
ダンジョンについての調べ物をするベルの真剣な表情を見つめながら、これまでのことを思い返すエイナ。逞しくなったベルに対して顔を赤らめながら「私完全にやられちゃったかも」と、自身がベルを意識していることを実感します。
どぎまぎしながら、「ダンジョン遠征」へとベルを送り出すのでした。
『豊穣の女神篇』でベルとの関係はどうなる?
『豊穣の女神篇』では、オラリオの祝祭・女神祭のエピソードが描かれます。本作は、成長したベルに、酒場『豊穣の女主人』の店員・シルからデートの誘いが届くことによって物語が大きく動きます。
冒険者と担当アドバイザーから、姉弟のような関係に、そしてはっきりとベルへの恋心!?を自覚したエイナ。これまでは、ベルや彼を取り巻くヒロインたちから一歩退いたポジションだったエイナは、今後どのように物語に関わってくるのでしょうか。
何やら思惑がありそうなシル、エイナのアドバイスはベルに届くのか!? 放送が待ちきれません!
作品概要
あらすじ
キャスト
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会