秋アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』シル・フローヴァ役 石上静香さん|普段のからかってる少しお姉さんな感じと、一人の健気な女の子のギャップにやられました【連載第1回】
シリーズ累計発行部数が1700万部を突破する小説『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(原作:大森藤ノ イラスト:ヤスダスズヒト GA文庫/SBクリエイティブ刊/通称『ダンまち』)。
TVアニメシリーズ最新作となる『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』が、2024年10月より放送開始されます。
今回の放送に合わせて、アニメイトタイムズでは出演キャスト陣にメールインタビューを実施!
第1回は、シル・フローヴァ役 石上静香さんにシルを演じるうえで心がけていることや主人公のベル・クラネルの魅力、注目してほしいシーンなどをお伺いしました。
ベルくんはずるいですよ!!!
──これまでとは毛色の違う始まりで幕を開けた『ダンまちⅤ 豊穣の女神篇』ですが、原作や台本を読まれた際の印象はいかがでしたか? また、演じる上で心がけたことがありましたら、お聞かせください。
シル・フローヴァ役 石上静香さん(以下、石上):「ダンまち」はダンジョン等のバトル描写もすごく拘って、戦闘やベルくんの成長をいつも丁寧に描かれているのですが、今回はいつもと毛色がガラッと変わり、恋愛での心の動きが中心になっております。
ベルくんの事が大好きって女の子キャラがたくさんいる中、一番最初に行動を起こすことになったシルさん。今の関係も心地よいけど、彼女の中では色々想うところがあったんだと思います。そんな彼女に寄り添って、収録に挑みました。
──第1話では、シルがついにベルをデートに誘うシーンが展開されました。いつも以上に乙女な面も見せてたシルですが、石上さんから見たシルはどのような存在でしょうか。
石上:正直、原作を読ませていただいた時にびっくりしました。ベルくん争奪戦に一番最初に飛び込んでいくのシルさんなんだ?!って(笑)。
ベルくんには初めから好意を隠さず、からかったりはしますが素直に好きという気持ちを伝えている女の子だったので、5期で本当の乙女な部分が描かれていて…それが可愛すぎて、可愛すぎて……。普段のからかってる少しお姉さんな感じと、一人の健気な女の子のギャップにやられました。
──これまで以上にベルを巡る恋愛模様が展開されそうな気配を感じさせる第1話でした。石上さんから見たベル・クラネルの魅力はどういったところでしょうか。第1シーズン時からの印象が変わった点もあれば教えてださい。
石上:ベルくんはずるいですよ!!!
初めから大好きになる要素が多すぎて。
シルさんの味が微妙なお弁当を毎回食べてくれたり、困ってる人を放っておけなくて必ず助けちゃいますし、どっちか一つしか取れないものを、どっちも取るという一見無謀なことをなんだかんだ叶えてしまうところ。みんなが幸せになれる答えを見つけだすワガママなところも。
1期からベルくんを見守ってきましたが、レベルが上がって持て囃されても、まっすぐな心のピュアさは初めからずっと変わらない。そこが一番大好きな部分です。