ベルに懐いた新たな異端児(ゼノス)『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』ヒロインたちを振り返る——第8回「マリィ編」!
シリーズ累計発行部数が1700万部を突破する人気小説『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(原作:大森藤ノ イラスト:ヤスダスズヒト GA文庫/SBクリエイティブ刊通称ダンまち)。
2024年にはTVアニメシリーズ最新作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』が放送開始となります。アニメイトタイムズでは、これまでに登場した魅力的なヒロインたちとベルの関係・物語を振り返り!
本稿では、異端児(ゼノス)・マリィのこれまでを振り返ります!
マリィとは
プロフィール
種族:人魚(マーメイド)
ダンジョン下層でベルと出会った人魚(マーメイド)の異端児(ゼノス)。水中ではとても早く動けるものの地上には出られないため、他の異端児とは行動をともにできずにいる。初対面のベルに驚くほど懐く。(公式サイトより引用)
25階層でベルと出会う
ベルがダンジョン遠征の際に出会った異端児(ゼノス)・マリィ。彼女はモス・ヒュージ(強化種)との戦いで、仲間とはぐれてしまったベルの前に現れました。
モンスターを撃退したベルに対して、始めは多少の警戒心を抱いている様子でしたが、ベルが異端児(ゼノス)に対して理解があることが分かるや否や抱きつくなど、すぐに懐いています。
他の異端児(ゼノス)らと交流があるようですが、水辺でしか行動できないため留守番をすることが多いのですが、好奇心旺盛な性格も相まって、すぐベルに心を許しています。
また、彼女(マーメイド)の生き血にはダメージを回復する効果があり、モンスターとの戦闘で傷を負っていたベルに血を飲ませ全快させています。
マリィはベルと同い年である14歳ですが、精神的にまだ幼く、そのストレートな行動でベルを困惑させることも……。
モス・ヒュージを倒したベルに可愛らしく告白!
ひとりで過ごすことの多いマリィですが、その近辺で悪さをしていたのがモス・ヒュージ(強化種)。
ベルはモス・ヒュージ討伐に向かうため、マリィに道案内を頼みます。せっかく出会ったベルを失いたくないと一度は引き止めますが、ベルの覚悟に動かされモス・ヒュージのもとへ導くのでした。
道中、ベルにお姫様抱っこをしてもらい冒険の途中ながら「楽しい!」とベルに抱きつくマリィ。さらにふたりの距離は近づいていきます。
そして、ファミリアのもとにたどり着いたベルは見事、モス・ヒュージを討伐。近くで戦いを見ていたマリィは、「ありがとう、ベル。大好き!」と彼に伝え住処に戻っていきました。
その後、ベルがジャガーノートの戦いで深手を負った際にもマリィの生き血が他の異端児(ゼノス)たちによって届けられ、ベルが救われました。
ベルに刺激を貰ったマリィ
ひとりで心細い想いをしていたマリィは、ベルと出会い沢山の刺激を貰いました。
冒険者でありながら異端児(ゼノス)の存在を肯定してくれるベル。短いながらも共に冒険をし、自らを脅かしていたモス・ヒュージも討伐することができました。
優しく寄り添ってくれるベルに、無邪気に甘えていたマリィ。しかし、彼が仲間や自分のために身をとして冒険する姿を見て勇気を貰い、彼への信頼や愛情が深まっていきます。
ベルに「大好き!」と告げたマリィの表情は、彼と出会う前よりも少し大人びており、彼女はベルから貰った勇気や優しさをとてもいまでも大切にしているでしょう。
作品概要
あらすじ
キャスト
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会