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劇場版『オーバーロード』青山吉能&瀬戸麻沙美が語る、ネイアとシズの関係性【インタビュー】

『劇場版「オーバーロード」聖王国編』青山吉能さん&瀬戸麻沙美さんインタビュー|ネイアの根っこの人格は青山さんと似ている!? ニュートラルなシズとのコンビが生み出す化学反応とは?

2024年9月20日(金)より全国公開中の『劇場版「オーバーロード」聖王国編』。

シリーズ累計発行部数1400万部を超える大人気ノベルを原作とするアニメ『オーバーロード』。今作は、シリーズ初となる完全新作劇場版で、原作ファンからの人気も高い「聖王国編」の待望の映像化となっています。

今回は、そんな劇場版の鍵を握る新キャラクター、ネイア・バラハを演じる青山吉能さん、チーム「プレアデス」のメンバーでもあるシズ・デルタを演じる瀬戸麻沙美さんにインタビュー。劇場版の見どころやキャラクターについての話を中心に、様々なお話を伺いました。

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劇場版「オーバーロード」聖王国編
聖王女カルカを元首とするローブル聖王国は、その国土を長大な城壁に守られ平和な時代を謳歌してきた。しかし、突如現れた魔皇ヤルダバオトと亜人連合軍の侵攻によって、安寧はいともたやすく崩れ去ってしまう。聖騎士団長レメディオス、神官団長ケラルトをはじめ、聖王国は戦力を結集し迎え撃つも、ヤルダバオトとの圧倒的な力の差に為すすべもなく、国家は崩壊の危機に直面していた。レメディオスはヤルダバオトに対抗しうる力を求め、自らの聖騎士団と従者ネイアを伴い、とある国へと助けを請いに向かった。その国の名はアインズ・ウール・ゴウン魔導国。聖王国の人々が忌み嫌う、アンデッドが統べる異形の国家であった――。作品名劇場版「オーバーロード」聖王国編放送形態劇場版アニメシリーズオーバーロードスケジュール2024年9月20日(金)キャストアインズ:日野聡アルベド:原由実デミウルゴス:加藤将之ネイア:青山吉能レメディオス:生天目仁美カルカ:早見沙織ケラルト:戸松遥スタッフ原作:丸山くがね(「オーバーロード」/KADOKAWA刊) キャラクター原案:so-binモンスター原案:so-bin ケースワベ監督・構成・脚本:伊藤尚往脚本協力:菅原雪絵キャラクターデザイン・総作画監督:...

『聖王国編』では、気持ちを新たにしてシズと向き合った

ーー青山さんと『オーバーロード』の最初の出会いはどのような形でしたか?

ネイア役・青山吉能さん(以下、青山):TVシリーズが第4期まで続く作品なんてほとんどないと思います。「それくらいの人気作なんだ」という漠然とした認識はあって、そこからオーディションを受けることになってからが『オーバーロード』との出会いになりました。

ーー具体的には、どんな印象を持ちましたか?

青山:やっぱりアインズ……アインズ様って私は言っちゃうんですけど(笑)。アインズ様のビジュアルが主人公に中々いないタイプじゃないですか。なので第1期を放送していた頃からキャラクターとして印象に残っていて、いざ内容を知って、「まさかこんなキャラクターだったなんて……」とビックリしました。

ーーそこから、ネイア役に決まった時の心境を教えてください。

青山:先ほども言った通り、『オーバーロード』ってすごく人気があって、私は漠然とした自分への不信感というか、「自分はそんな大した人間じゃないから……」という風に思っているので、自分はハマらないだろうなと考えていた節がありました。役が決まったという連絡をいただいた時は、信じられないって気持ちで。そこから刻一刻とアフレコが近づくにつれて、ようやく「本当にネイアの声をやるのかもしれない……」という実感が湧いてきたという感じです。

ーー『聖王国編』はシズにも焦点があたる作品ですが、瀬戸は劇場アニメ化のお話を聞いた時はどんなお気持ちでしたか?

シズ役・瀬戸麻沙美さん(以下、瀬戸):シズはシリーズ初期からいたキャラクターなんですけど、実はTVアニメだと1〜2回くらいしか出番がなかったんです。

ただ、キャラクターとの付き合い自体は長くて。スピンオフの『ぷれぷれぷれあです』やゲームの収録があったので、1年間まったく収録がない時期は一度もなく、定期的に演じさせてもらっていました。

『聖王国編』が映像化されるにあたって、シズが活躍するというお話を聞いていたので、楽しみにしていたんです。プレアデスの中でも、自分から発言するタイプの子ではないので、「どんな風に活躍するんだろう?」と気になっていました。

ーー今作ではかなり重要なポジションですが、今までの収録とは気持ち的にも違いましたか?

瀬戸:そうですね。アニメの収録としてはシズを演じるのは本当に久しぶりというか、ほぼ初めてに近いような感覚だったので。今回は、ネイアとの絡みが多かったんですけど、そういう誰かと掛け合って喋る機会も、今まではほとんどなかったんです。

なので、『聖王国編』では「シズというキャラクターともう一度向き合わないといけない」と、気持ちを新たにして収録に臨んでいました。

ーー青山さんは初めてのご参加だったかと思うのですが、収録はいかがでしたか?

青山:台本を読んだ時、今回の劇場版は、ネイア目線で描かれているなという印象を受けていて。基本的なストーリーラインとしては、ネイアが直面した問題に立ち向かって、段々とアインズ様に傾倒していくという流れになっていて、アインズ様が話している相手とか、ネイアの知らない部分もありますけど、それも含めてすっと内容が入ってきたんです。

アフレコでも「こうしてください」みたいなディレクションはなくて。私が事前に作ってきたネイア像と監督さんのネイア像が近かったおかげじゃないかと思っているんですけど、その理由を考えた時、ネイアと私の物事への考え方が少し似ているからじゃないかなと。

ネイアは人から圧力を受けて育ってきたというか、学校のクラスで怒られやすいタイプだと思うんです。私も同じで、なぜか私だけ怒られる、みたいな理不尽さを感じた経験がありまして。ネイアもレメディオスから同じようなことをされ続けてきて、結果あの人格が形成されたんだろうなと。そういう根っこの部分が近いからこそ、イメージ通りの自然なお芝居ができたのかなと思っています。

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