秋アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』ヘルン役 白石晴香さん|ヘルンを演じる私としては、シルの存在はかなり大きかったです【連載第4回】
シリーズ累計発行部数が1700万部を突破する小説『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(原作:大森藤ノ イラスト:ヤスダスズヒト GA文庫/SBクリエイティブ刊/通称『ダンまち』)。
TVアニメシリーズ最新作となる『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』が、2024年10月より放送開始されました。
今回の放送に合わせて、アニメイトタイムズでは出演キャスト陣にメールインタビューを実施!
第4回は、ヘルン役 白石晴香さんにヘルンを演じるうえで心がけていることや主人公のベル・クラネルの魅力、注目してほしいシーンなどをお伺いしました。
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確かにこの主人公にならついて行きたいなと思いました!
──5期から『ダンまち』シリーズに参加されていますが、原作や台本を読まれた際の印象はいかがでしたか? また、演じる上で心がけたことがありましたら、お聞かせください。
ヘルン役 白石晴香さん(以下、白石):『ダンまち』はファンタジー作品の王道であり至高!! 期待する展開を回収してくれつつも、登場キャラクターたちの過去や種族の悩みなど、読み進める毎にどっぷりと引き込まれていく感覚がたまりませんでした。
私は5期からの参加だったので、1期からアニメを見返して、みなさんの中に流れている時間や空気感を合わせられるように意識しました。
──白石さんから見たヘルンはどういった人物でしょうか。
白石:ヘルンは複雑な過去を持つ人物で、フレイヤ様への想いが強く、憧れや忠誠心がすごくある人です。一方、フレイヤ様以外の人には基本的にクールでミステリアスだなと思います。真っ直ぐ過ぎて不器用なところが彼女の可愛い部分で、応援したくなりますね。
──白石さんから見たベル・クラネルはどういった存在でしょうか。
白石:人間力が非常に高く、確かにこの主人公にならついて行きたいなと思いました! 一生懸命で決断力があり、努力型だからこその成長も見えて、まさに理想の主人公ですね。
でも……鈍感過ぎませんか?! そこも素敵なところですが(笑)。
──ヘルンとフレイヤの関係性も徐々に見えてきた第4話でした。白石さんから見たフレイヤはどういった存在でしょうか。
白石:絶対的な支配する力を持つ女神というのも頷ける魅力の持ち主で、ある意味ヘルンも振り回される立場にあるので、手のひらの上で心地よく転がされているような気分でフレイヤ役の日笠さんとかけ合いをさせていただいていました。フレイヤ様ほどの愛は……見る角度によっては恐ろしいものになりますね。