“えげつない”かわいさがアニメでパワーアップ! 三姉妹の圧に負けず“白日推し”を貫く!? アニメ『甘神さんちの縁結び』先行上映&キャストトークイベントに鈴木崚汰さん、上坂すみれさん、本渡 楓さん、若山詩音さんが登壇【イベントレポート】
三姉妹でバトンをつないでいくエンディングテーマ
楽曲情報のコーナーでは、三姉妹が歌うエンディングテーマ「君に恋を結んで」について大盛りあがり。収録は本渡さんがトップバッターだったそうですが、その理由は“お姉ちゃんと妹の個性が強すぎるから”で、スタッフが次女の夕奈を先にすることでバランス調整をしていたんだとか。完成版を聴いた本渡さんは「三姉妹でバトンをつないでいくという歌割りがあったりもして。家族を感じられてすごく嬉しかったです」と『甘神さんちの縁結び』ならではの一曲になっていると絶賛しました。
また上坂さんは、普段、夜重のようなふわっとした声で歌う機会が少ないそうで、「すごく清らかに歌わせていただいて」「なるべく優しく、丸い音を出そうと思っていました」と歌うにあたって心がけたことを明かしました。
そんな三姉妹が心を込めて歌った一曲について鈴木さんは「ほんと素敵な楽曲だと思いました。これ、まだ映像付きで見れていないんですよね。どんな風になるのかめちゃくちゃ楽しみです」とオンエア版を心待ちにしている様子でした。
4人の軽快なトークが多くの笑いと拍手を起こし、作品の今後がより楽しみになったところでエンディング。
若山さんは朗らかな表情で客席を見渡すと、「今日は第1話を最速で見ていただけましたし、私たちが一生懸命歌ったエンディングも聴いていただけて本当に幸せな一日でした。きっと、甘神さんが私たちとみなさんの縁を結んでくれたんじゃないかなって。いつかどこかでまたお会いしましょう」と、作品にちなんだ粋なメッセージを贈りました。
改めて集まったファンに感謝を述べた本渡さんは「私たちは先々の話も見ていますが、もう、すっごいんだから!」と強調。続けて、「原作の時点でえげつないかわいさなのですが、そこにいろんな景色や音が入ることで原作ファンの方々にも満足してもらえる内容になっていると自信を持って言えます!」と、『甘神さんちの縁結び』のいちファンとしての熱い想いを伝えました。
上坂さんは「この作品の世界観はとっても優しくて、心が温まります。もう、3人みんなに幸せになってほしい。そんな気持ちに駆られるお話だと思います」と原作の魅力を熱弁。そして直前に迫ったアニメ放送に向けて「今回、ありがたいことに2クールということで、とても丁寧にキャラクターたちを掘り下げていただいています。私自身、夜重を演じながらすごくかわいい女の子だなと思っていました」と自身のキャラクターの魅力を再告知しつつ、「とても温かいチームでやっていますので、絶対に楽しんでいただけると思います。よろしくお願いします!」と自信を覗かせました。
「最後に大締めを、崚汰くん」と振られた鈴木さんは「なんで(ハードルを)上げるのかな?(笑)」と苦笑いしつつも、「絵や音楽、声の相乗効果が生まれていて、非常に素晴らしいフィルムになっています。それは第1話をご覧になったみなさんには伝わっているはずです。巫女服の3人に瓜生が近づいていくところは神秘的で不思議な雰囲気の作画でしたが、ここはアニメになったことで原作の美しさにより磨きがかかったところで、僕自身、すごく良いアニメになったなと実感しました」と真剣にコメント。
最後は、「ラブコメとしての王道展開はもちろん、神様の力のようなものが加わることで、今までにないラブコメをお届けできるんじゃないかな、と原作を読んでいるときから感じていました。そんな素敵な作品で、我々も素晴らしい演技ができるように尽力しています。引き続き、『甘神さんちの縁結び』の応援をよろしくお願いいたします」と締めくくりました。
[取材・撮影 MoA]
『甘神さんちの縁結び』作品概要
あらすじ
そこで待っていたのは、夜重、夕奈、朝姫の巫女三姉妹との同居生活!さらに居候の条件は「婿養子として神社を継ぐ」こと!?
三姉妹とのお見合い、甘神神社に降りかかる難題…瓜生は乗り越えることができるのか…?一つ屋根の下、巫女たちと紡ぐ奇跡のラブコメディ!
キャスト
(C)内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」製作委員会