秋アニメ『ハイガクラ』連載：滇紅役・石川界人さん｜赤滇紅を演じるときは声のキーを上げて、もっとかわいくというディレクションを受けました

シリーズ累計発行部数130万部を突破（電子書籍含む）する人気コミック『ハイガクラ』がTVアニメ化。2024年10月7日よりTOKYO MX、サンテレビ、BS朝日にて放送中です。本作は、神仙と人間が暮らす仙界を舞台とするアクションファンタジー。仙界崩壊の鍵を握る凶神・四凶を探し求める歌士の一葉と、一葉の従神である滇紅が、囚われた家族と失った過去を取り戻すため、世界中を駆け巡ります。

アニメイトタイムズでは、本作の魅力に迫るインタビュー連載を実施！　第3回は、滇紅役の石川界人さんにお話を聞きました。

俺とお前を捜しに行こう仙界。神仙と人間が暮らすその世界は、崩壊の危機に瀕していた。その鍵を握る凶神・四凶を探し求める歌士・一葉と従神・滇紅。二人はそれぞれの目的を秘めながら四凶を探していた。囚われた家族と失った過去。大切なものを取り戻すため、一葉と滇紅は世界中を駆け巡る――長きに渡って読まれ続ける高山しのぶの人気コミックをもとに、歌士・一葉と従神・滇紅の戦いを描くアクションファンタジー！作品名ハイガクラ放送形態TVアニメスケジュール2024年10月7日（月）～TOKYOMX・サンテレビ・BS朝日ほかキャスト一葉：大塚剛央滇紅：石川界人白珠龍：Lynn藍采和：下野紘孫登：日野聡花果：釘宮理恵流：田村睦心丙閑：村瀬歩峰龍井：梶原岳人比企：木村良平山烏：鈴木崚汰白豪：井上和彦蒼香茗：平川大輔李鉄拐：岸尾だいすけ漢鍾離：綿貫竜之介羅漢：立花慎之介武夷：伊藤健太郎一葉〈少年期〉：竹内順子春睨：笹沼晃鎧糸：橘龍丸ガスマスク：田丸篤志ウサギ仮面：山本和臣スタッフ原作：高山しのぶ（ゼロサムオンライン／一迅社刊）監督：山元隼一助監督：小林寿徳シリーズ構成：村井雄脚本：村井雄　百瀬祐一郎キャラクターデザイン：佐藤正樹サブキャラクターデザイン：古川英...

声優の石川界人（いしかわかいと）さんは1993年10月13日生まれ、東京都出身。『ハイキュー!!』の影山飛雄役をはじめ、『わたしの幸せな結婚』の久堂清霞役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。こちらでは、石川界人さんのオススメ記事をご紹介！

前回はこちら

シリーズ累計発行部数130万部を突破（電子書籍含む）する人気コミック『ハイガクラ』がTVアニメ化。2024年10月7日よりTOKYOMX、サンテレビ、BS朝日にて放送中です。本作は、神仙と人間が暮らす仙界を舞台とするアクションファンタジー。仙界崩壊の鍵を握る凶神・四凶を探し求める歌士の一葉と、一葉の従神である滇紅が、囚われた家族と失った過去を取り戻すため、世界中を駆け巡ります。アニメイトタイムズでは、本作の魅力に迫るインタビュー連載を実施！　第2回は、一葉役の大塚剛央さんにお話を聞きました。　　時折見せる柔らかい表情や笑顔に、一葉の優しい心根の部分が表れている――原作や台本を読んで感じた作品の印象をお聞かせください。一葉役・大塚剛央さん（以下、大塚）：空気や匂いが感じられるくらい設定やキャラクターが作り込まれていて、とても惹きつけられます。人の世界とは違った日常と非日常が色鮮やかに繰り広げられていて、没入感が高い作品だと感じました。　　――演じる一葉の印象や、共感できる点などお聞かせください。大塚：目つきが悪いとよく滇紅に言われていますが、時折見せる柔らかい表情や笑顔に、一葉の優しい心根の部分が表れているなと感じました。ちょっと褒...

「この世界に行ってみたい」という気持ちになりました

――原作や台本を読んで感じた作品の印象や魅力をお聞かせください。

滇紅役　石川界人さん（以下、石川）：「中華ファンタジー」と呼ばれる世界観の中で、独自の設定を丁寧に説明している印象を受けましたし、「この世界に行ってみたい」という気持ちにもなりました。その分、アニメだけでは物語やエピソードをすべて描くのが難しいので、ぜひ原作も読んでいただきたいですね。
　

――滇紅を演じるうえで、印象的だったディレクションを教えてください。

石川：「（通常時の）赤滇紅を演じるときは声のキーを上げて、もっとかわいく」というディレクションを受けたのを覚えています。

滇紅って、キャラクターの特徴からして、赤滇紅から白滇紅に変わる、もしくはその逆も含めて、どれだけ差を付けた演じ方ができるのかというところが求められてくると思うんですよ。そういう意味では、序盤で演じ方についてディレクションしていただき、方向性が定まって良かったと思います。

李鉄拐の持つ独特の怪しさがすごく気になりまして

――演じる滇紅との共通点は感じていますか？

石川：滇紅が一葉を煽っているシーンは滇紅に自分を重ねられる、ということはあるかもしれません。

僕自身、対戦ゲームをしている際には思い当たる節が……（笑）。

―― 一葉を演じる大塚さんの演技についての所感をお願いします。

石川：まず、大塚くんとメインの役同士で共演するのは初めてだったので、「こういう演技をするんだ」というのが分かって嬉しかったです。大塚くんは、「自分だったら一葉をこう演じる」というのが、演技に出ていました。物語の展開の中で動揺や葛藤が彼の声によって彩られていくので、注目していただければと思います。

――滇紅以外で気になるキャラクターは？

石川：（岸尾だいすけさん演じる）李鉄拐です。彼の持つ独特の怪しさがすごく気になりまして。見た目は敵のように見えるのですが、彼の行動が結果的に一葉たちのためになっていたり……。立ち振る舞いがとても上手いので、「彼は敵なのか？味方なのか？」と常に考えながら楽しめるのではないでしょうか？

――最後に、今後の放送も楽しみにしている方々へメッセージをお願いします。

石川：『ハイガクラ』が待望のアニメ化ということで、原作ファンの方はすごく喜んでらっしゃると思います。アニメ化をきっかけに本作を知った方も、最初は世界観を把握するのがちょっと大変かもしれませんが、困難に挑み、葛藤する一葉の雄姿をご覧いただければと思います。原作は新装版もリリースされていますので、アニメ視聴と併せてぜひ読んでみてください。よろしくお願いします！

　
（取材・文　佐伯敦史　編集　M.TOKU）

作品概要

あらすじ

俺とお前を捜しに行こう

仙界。神仙と人間が暮らすその世界は、崩壊の危機に瀕していた。その鍵を握る凶神・四凶を探し求める歌士・一葉と従神・滇紅。二人はそれぞれの目的を秘めながら四凶を探していた。

囚われた家族と失った過去。
大切なものを取り戻すため、一葉と滇紅は世界中を駆け巡る――

長きに渡って読まれ続ける高山しのぶの人気コミックをもとに、歌士・一葉と従神・滇紅の戦いを描くアクションファンタジー！